2016年10月22日土曜日

あまりにも普通なブレーキの話

ハロー 皆様
 
まだ自転車のディスクブレーキが 子供のオモチャであった遥か昔。
 
一番効くブレーキの形式は、というと、今 一世風靡中のサイドプルでも、
オジサン達大好きなマファック・クリテリウムに代表されるカンチレバーでもなく、
このプジョーのカタログに小さく写っている「レーサー」のような、センタープルであると
言われていました。
(ホンマに小さいな…)
 
要するにテコの比率の問題でそう言われていたようです。
僕もワイマンとかダイアコンペのセンタープルを使ったことがありますよー。
 
さて閑話休題(かな?)
 
ロードバイクを買って2ヶ月ぐらい、走行距離で400kmぐらいの時点で、サッサと
ブレーキ本体を交換しました。
 
それは。
この「黄色い坂道」を下ったら、とっても怖かったからです。

甲山大師道
(この動画では登っています)
 
あまりにも普通な選択、シマノ アルテグラ6800 を大英帝国からお取り寄せ。
元は左のテクトロでした。
 
もともとのイメージとしては、ロードレーサーのブレーキ(サイドプル)は効かないのが
当然で、そういうものだと思っていました。
「ブレーキってのは、停まるためのモノじゃなくてスピードをコントロールするモンなんだよ!」
という暗黙の了解。
 
テクトロ君は、まさにそのイメージにピッタリな実力を持っていたのです(笑)。
 
しかし。
 
このアルテグラの性能は、想像を上回るものでした。
これに換えたときから、減速性能、ストッピングパワーを左右するのは、ブレーキの
問題を離れて、タイヤと路面の摩擦力の問題に移ったのです。
 
もう一度最初の写真のセンタープルブレーキの構造を見てみると、今の「デュアルピボット」
なブレーキは、サイドプルとセンタープルのいいとこ取りをした仕組みなのだとわかります。
 
なるほどなぁ。
 
さて、20世紀終盤以降は、効きの強いリムブレーキというと、Vブレーキであります。
昨今ではマウンテンバイク市場においてはディスクブレーキに駆逐され、Vブレーキが
使われている車種はもはやルック車扱いであります(涙)
 
また横道に逸れますが

20世紀末に購入したマウンテンバイク、TREK8000(2000年モデル)完成車には、
AVIDのVブレーキ、シマノ・デオーレLXのレバーアッセンブルが設定されていましたが、これは
購入時にあらかじめシマノ・デオーレXTに交換してもらいました。
 

「パラレルリンク」とか言う機構で、なかなかカッコいいのであります。
 
要するに

僕はすぐにブレーキを換えたがる傾向があるらしい

ということに過ぎませんね(笑)
 
・ ・ ・
 
ディスクブレーキに関してですが、どうも自分でちゃんとメンテナンスできない
部分があるのがあまり好きではないのですね。
油圧ディスクであっても、自分でも気合を入れたらメンテナンスができるということは
理解しているのですが、
  • バイクを逆さまにして運んでも大丈夫なのか とか
  • ホイールを外したままブレーキレバーを握ったらダメ とか

そういうことにも抵抗がありまして。(最近のモデルはそんなことはないのかも
知れませんが…)
 
なので、実を言うとサスペンションもちょっと抵抗感あり。
プレスフィットBBとか、規格がたくさんありすぎて訳がわからないヘッドパーツも
鬼門です。
 
だから何なの? すみません。
転勤族なので、サイクルショップとの関係が築きにくい、ということもあるのかな。
 
 
ではまた。
 









2 件のコメント:

  1. バイクを逆さまにしての運搬はブレーキレバーを動かさなければ問題なし。ブレーキレバーを動かしても、バイクを元に戻してブレーキレバーを数回操作すれば正常に戻ります。
    ホイールを外してのブレーキ操作は・・元に戻すのが大変なのは変わらず。購入時に付属する黄色いスペーサーの挿入で防ぐしかないようです。

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    1. トントカ芋 さん、コメントありがとうございます。
      MTBでヘイズのディスクブレーキが主流で、シマノがXTでディスクブレーキに参入した頃の情報しか持っておりませんので、偏見に満ちた書きぶりであったかも知れません。
      オイルラインのメンテナンスも、ワイヤーに比べて難しそうな印象を持っています。頭が固くて新しいものが苦手なだけなのだと思います。

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