2016年12月20日火曜日

うさぎさん、うさぎさん、カチカチいうのは何だろう? (異音です)

ハロー皆様
 
 
静かな山道を、ロードバイクでひとり黙々と登っていると、聞こえてきます。

カチ、カチ…


「カチカチいうのは何だろう?」
「この山はカチカチ山だからさ。」

なーんだ、そうか。

…あれ? この山は六甲山じゃなかったっけなぁ…
 
そう。ここはカチカチ山でもボウボウ山でもありません。
それは自転車永遠のテーマ「異音」なのです。
 
街をゆく自転車の多くは、異音を奏でながら走っています。

ガッチャンガッチャン
ギーコギーコ
キィィィィイィ
 
自転車と異音は友達。切っても切れない関係なのです。
 
しかし、一部の自転車好きは、その異音が気になって気になって仕方がない。
強迫神経症みたいなものです。
 
気にしないで放っておいても平気な場合もあります。
しかし、それは原因が分かっている場合のこと。
 
たとえば、シートピラー(シートポスト)が、クランプ部分やシートチューブ内で
擦れて異音が出る場合があります。
シート周りをいじると止まる。
しかし、しばらくするとまた発生するというケース。
 
これは、シートに座らずダンシングしても発生したり、クランクを踏み込むと発生したり
して、ついBBを疑ってしまうという厄介な異音です。
  
Cinelli Experience 姉さんがそうでした。
シートピラーをいったん抜いて、着け直すとしばらく静かになる。
何ヶ月かすると、またカチカチ言い出す。
もう放っておこう…。
 
原因がわかっていて、放置しても問題がないと判断できれば、放置する。
それも潔い対応です。たかが異音。気にしなければいいのです。
 
ただし、重大なトラブルが原因である可能性もあるので、ちゃんと突き止めておく必要は
ありますよね。
 
・ ・ ・
 
さて弟のCinelli StratoFaster 君。
実は、組み上がって最初の試走のときから、右クランクを踏み込むと

カチ…カチ… 


と異音が聞こえていました。

  • 馴染みが出たら直るんじゃないの
  • 姉さんと同じでシートチューブじゃないの

と様子をみながら500km超を走りましたが、異音は消えないばかりか
左クランクを踏んでも聞こえるようになり、さらに

コツン コツン


という別の異音が登場。
こちらは、どうやらシートに座っていると発生し、ダンシングすると聞こえなくなるようです。
 
すると、「コツン コツン」の方がシートチューブ(とかサドル)だとするならば、
「カチ カチ」の方は何なのさ。
 
観念して、BBの増し締めをするためにクランクを外しました。

「組み立ての時に、結構強く締めたはずだからなぁ」

まだそう思っていましたが、実際締め込んでみると

「あれれれ? 右側、結構締まるよ??」


ダメダメですね~(笑)

これでカチカチ音が止まるかどうかは、次のライドのお愉しみ。

ついでに、シート周りですが
いったん緩めて、規定トルクいっぱいまで締め直すにとどめました。



直るも八卦、直らぬも八卦。
 

ではまた。

2 件のコメント:

  1. 「狸さん、カチカチ山で出来たお尻の火傷の為に、ドロで作った柔らかいサドルを差し上げましょう。」

    そして、狸はサドル沼に沈むのでした(^皿^)

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    1. 沼から女神が現れ
      貴方が落としたホイールは
       この鉄下駄?
       RACING-3 ?
       それともBORA ULTLA ?

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