これまで、SONY の Xperia Z2 というスマートフォンを使って参りました。
かれこれ4年になるでしょうか。
バッテリーが劣化したら、裏蓋をバリバリ剥がして中華バッテリーと交換して継続利用しています。
それでも、基本的に機能面で不満はないのですが、最近は老朽化のためか、
- 画面は見えているのに、タップしても反応せず、バッテリだけが急速に消費される
- カメラを起動するが、シャッターボタンが表示されず写真が撮れない
といった事象が多発。
そろそろ、スマートフォンも買い替えましょうか。
もしも、このブログを過去から読み続けて頂いている、という奇特な方がいらっしゃったら、スマートフォンとサイクルコンピューターの関係について何回か記事にしていたことをご記憶かも知れません。
現在、GARMIN Edge 520 と、CATEYE Padrone Smart+ を併用しています。
これは、GARMIN で表示される坂道の斜度(傾斜)に納得がいかず、CATEYE の
方がまだ信用できそう、というのが主な理由です。
しかし、この CATEYE Padrone Smart+ で斜度を表示するためには、ひとつ
条件があります。それは、
連携するスマートフォンに圧力センサーが内蔵されている必要がある。
ということです。GARMIN と違って、Padrone Smart+ は、それ自身に圧力センサーを
内蔵していません。スマートフォンが内蔵するセンサーから値を取得して、
アプリを通じてBluetoothで連携して表示する仕組みです。
それゆえ、買い替え後のスマートフォンは、圧力センサーを内蔵した機種を選ばなくては
なりません。そして、選択したモデルは
HUAWEI P20 EML-L29
です。PRO とか Lite ではありません。
内蔵しているセンサーは
加速度 / 環境光 / 近接 / 指紋認証 / HALL / ジャイロ / コンパス / 色温度 / レーザーレンジングセンサーです。
お。
圧力センサーが入ってないじゃん?
そうなんです。わかっちゃいながら、この機種を選んでしまったのです。
Xperia Z2
HUAWEI P20
そういう訳で、Padrone Smart+ の斜度表示とはサヨナラしなくてはなりません。
HUAWEI P20 発注後の週末。
これが最後のライドかも知れないね、と Padrone Smart+ を Xperia Z2 とリンクさせ、
MODE ボタンを押すと
フッ
と画面が消えました…。
再起動しようが、リセットしようが、同じ現象の繰り返しです。バッテリー警告サインは点滅していないし…。
これはアレでしょう。
「わたし、捨てられるのね」
Padrone Smart+ は、きっと気づいてしまったのでしょう。
思い起こすのは、Nikon F3。
かねてから欲しかった、Nikon F2 Photomic A を買ってきて、嬉しくって
「シャッターフィーリングを比べてみよう!」
と、F2 と F3、交互に空シャッター大会を開催。
ジャッ。バシャッ!
シャクッ。バシャッ!
ジャジャッ。バシャッ!
ジャ……?
F3 の巻き上げが突然ロック。
そう。新しく買ってきた F2 をあんまりチヤホヤするものだから、F3 さんの心証を損ねてしまったんですね。
銀座のNIKON に持ち込んでみましたが、大々的な手術が必要な診断。
F3さん、その後はモータードライブと一緒にブックエンドとして余生を送られています。
あの時と一緒だよね。
Padrone Smart+ の気持ちを傷つけてしまったんだよね。
…ごめんね。
その後、ボタン電池を交換してみたら直りました(爆笑)
さて、実際に新旧それぞれのスマートフォンとPadrone Smart+を接続してみました。
それぞれのスマホアプリでの表示。
Xperia Z2
HUAWEI P20
圧力センサーがないと、傾斜(斜度)表示の設定項目そのものが表示されないんですね。
なるほど。
斜度の代わりに何を表示させるのか悩む(笑)
そして、HUAWEI P20 と Padrone Smart+ を連携させて、ちょっとだけ使ってみたところ。
やたらと Bluetooth の接続が切れる。
HUAWEI P20 と 各センサーの接続は安定しているんだけど、Padrone Smart+本体との
接続がたびたび切れて、CONNECTING… とか SEARCHING… 表示ばかりになる。
Padrone Smart+、どうしてそんなに気難しくなっちゃったの?
これは、迎えた新妻と相性が悪いのかも…。
もしや、嫁姑問題勃発?
うまくやっていけるんだろか…
ではまた。
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