いやー、これはあくまでも一般論なのですが
「雑誌」を取り巻くマーケットの環境は日増しに厳しくなっておりまして、
それはもちろんインターネットの浸透によるものなのですが
先日、とうとう
「日本カメラ」まで休刊してしまいました。
4/15の発表で、最終刊が4/20発売の5月号でしたから、
Amazon を始めとするネット書店では、発売前から完売というありさまで、
「30年間毎号買い続けてきたのに、最終号が買えなかった…」という悲劇の愛読者が多数。
斯界には「三大カメラ誌」
- アサヒカメラ
- カメラ毎日
- 日本カメラ
という存在があり、
その一角「カメラ毎日」はとうに廃刊になっていて、昨年ついに
「アサヒカメラ」が「猫にまた旅」カレンダーもろとも休刊になってしまいました。
「日本カメラ」が最後のトリデだったのです。
しかし、あえなく陥落。
いやいや。
「だって、カメラなんて、スマートフォンの普及でオワコンだったよね。
その点、自転車はそんなことないから大丈夫」
そうでしょうか?
「バイシクルクラブ」のエイ出版、民事再生手続開始。
事業を承継してくれる会社があって、廃刊は免れたようです。
言わば「2大自転車雑誌」の一角は崩れ始めました。
さて、カメラ雑誌の衰退は、雑誌そのものの問題よりも、「カメラ」という趣味の対象であったものが趣味性を失ってゆく、という言わば劇的な環境変化の中で不可避な結果であったと言わざるを得ないと思います。
「2大自転車雑誌」の方は、いかがでしょうか。
自分は、Amazon Unlimited(バイシクルクラブの方は撤退してしまいましたが) で読めるので両誌毎月ダウンロードするものの、ほとんど読みたい内容がなくて10分かからずに終了。
というのがここ2年ぐらいのご対応です。
敵は、インターネットだけなのでしょうか…。
ではまた。
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