2017年7月17日月曜日

暑くて死んでもおかしくないけど無事生還120km 十万辻 - 大坂峠 - 古坂峠 - 美濃坂峠 - 泉郷峠

ハロー皆様

いやー暑くなりました。
もう平地は走れませんね。
いつも川沿いのサイクリングロードを走っている人々は、こういう時期はどうするんだろう。

望ましいのは、早朝出かけて標高の高いところまでたどりつき、涼しいお山を逍遥する。
というところですが、スタートが平地であることはかわりません。
 
いつもより1~2時間早めの出発をしましたが、すでに気温は28℃オーバー。
十万辻を越えて少し涼しくなったかな、というところで26℃ぐらい。
 
そこから少しずつ登っていくと涼しさが増していくか?
というと、時刻の経過とともに気温は上がっていきますよね(そりゃそうだ)。
 
西谷のふれあい夢プラザでトイレ休憩
と思いましたがまだトイレが閉まっていました(笑)

大坂峠をウリャ!と越えて

木器を抜け、

高平を北上。
お約束の向かい風。

でも、暑い日に西峠を越えてはいけない。という不文律があるのでこちらを選択したのであります。

羽束川渓谷を遡上。

暑くて羽束川の表情もどんより見える。
 

(動画)

 後川で給水。
どこまでもつやろか…。

古坂峠(城東トンネル)を越えて篠山盆地へ。
 この峠はおもしろいヘアピンもあるし、斜度も貧脚に優しく、距離もお手頃。

日置東の交差点を西進。

この道はバス通りなんですな~。

小枕の交差点を左折して南進すると、ボチボチと美濃坂峠のアプローチにさしかかります。
2度めの美濃坂峠に挑みます。

展望台で「美濃坂峠まで0.4km」の表示を見たあとがキツいなぁ…。

瞬間最大傾斜16%ほど(CATEYE調べ)

到着。ボトルがちょうどカラに。
充実感。母子の象徴・茶畠。

(動画)


意識していませんでしたが、
大坂峠 - 古坂峠 - 美濃坂峠
「三坂」ですな!

暫定 「三田三坂」に認定。


さて。
ちょうど11時頃に「そば座敷 いまきた」に到着できそう。
今日は母子そばに、卵かけご飯もつけよう!
 
ガーン。まだ開いていなかった(笑)
 
うーん。「パン工房 のら」でもいいけど、パンとかピザの気分ではないなぁ。
 
12%坂を登りながら、永澤寺の前に「雲水そば(そば道場)」という看板が出ているところを目指す意思決定を実施。

「雲水そば」とは、とろろ+おろし がかかっているという趣向でした。

こんなところに「のら」のインフィード広告が(笑)

「のら坂」を下り、後川を抜けて篭坊温泉方面へ。
ダラダラ上り坂ですが、もちろん県道12号線(西峠)ではなくこちらをチョイスですよ。
 
篭坊サインをくぐって、泉郷峠への分岐。

くねくね登りをエンジョイして、泉郷峠に到達。

(動画)

 
ここからは、県道12号線に合流してダーッ!と下って帰るだけ。
 
下れば下るほど暑さも加速し、GARMIN様の気温表示は36℃オーバー。
熱中症の神様が背中に乗っていたような気がしますよ。
 
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STRAVAさんがくれたもの。
いろいろくれましたが…。
これはRapha RISING ですね。

思ったよりもハードルが低かった。
今年だけかな。

これはなに?

これも?

今回のコース



ではまた。

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2017年7月14日金曜日

キャットアイ、特に PADRONE SMART + のこと。

ハロー皆様

 
GARMINの話が続いたので、このあたりでまたキャットアイについて。



CATEYE サイクロコンピュータ SMART シリーズ。
サイクルコンピュータが独自に機能を備えて動作するのではなく、計測やセンサー類との連携といった機能はスマートフォン上のアプリに任せて、いままでサイクルコンピュータと言われていたピースは、スマートフォンの外部拡張ディスプレイとして動作する。
これがCATEYE SMART シリーズの「ミラーモード」のコンセプトです。

この発想は、CATEYE が始めたものではありません。
自分が知っている範囲では、 WAHOO の RFLKT という製品が、先にこの仕組を採用していたはずです。
あちらは iPhone 専用でした。
 
もっとも、CATEYE の方は「ダイレクトモード」というのも備えていて、通常のサイクルコンピュータと同じように直接センサー類と接続して使用することもできます。ただし、一部の機能はスマートフォンに依存するため、ダイレクトモードでは使用できません。


この「ミラーモード」方式の長所・短所については、以下のように考えています。
 
長所

  • スマートフォンの高精度なGPSや内蔵センサーを利用できる
  • 内蔵するデバイスの種類を最小限にすることにより、コストダウンができる
  • スマートフォンやOSの進化に合わせてアプリとファームウェアをバージョンアップすれば、機能や精度を継続的に改善できる。
  • サイクルコンピュータはボタン電池で動作するため、スマートフォンのバッテリーだけケアしていればよく、電源管理が容易になる。

 
短所

  • スマートフォンの機種やOS、端末環境など、自社で制御できない要素によって動作の安定性に影響を受ける。
  • 機能についてもスマートフォンに依存する。
  • Bluetoothという標準規格とは言え、実際には自社製以外のデバイスとの接続が保証できるわけではない。
  • センサー→スマートフォン(アプリ)→サイクルコンピュータというデータ連携をすべてBluetoothで実施するため、接続の制御が難しい。


Androidの公式アプリストアである Google Play での Catye Cycling のレビューを見ていると、上記の「短所」にフォーカスしたものが多く、またそれらは的はずれなものとも言えません。

しかし、このサイズと価格のデバイスで、この設計思想を実現しようとするチャレンジを評価したいと思っています。結構難しいことをやろうとしているはず。

そしてユーザーの環境はあまりにも千差万別。不具合と言われる中には、少なからずスマートフォンの機種、OSや設定、他に導入されているアプリといった、キャットアイ社ではコントロールも把握もできない原因によるものを含むでしょう。

それでも「故障だ、不良品だ」「アプリのバグだ」という叱責を受けるはず。
そういった声に対しても、キャットアイ社のユーザーサポート窓口は、丁寧に対応してくれます。

サポート対応の素晴らしさについては、ご存じの方も多いですよね。
アプリのレビューに書き込まれた暴言とも思えるような指摘に対しても、ひとつひとつコメントを返しているのを見ると、さすがに頭が下がります。
 

ここまでは、技術開発面と、顧客サポート面でのチャレンジですね。
 
もうひとつ、キャットアイ社は営業面でのチャレンジをしていると思います。


PADRONE SMART + は、日本国内では「ネットでの販売はしておりません。リアル店舗でお求め下さい」
という流通政策をとっています。

自分は、自転車生活のほぼすべてを国内および海外の通販に依存しているので、甚だ不都合な政策であります。
 
消費者としては不便ですよね。メーカーであるキャットアイ社としても、販路を限定することは、売上ダウンにつながるはず。
 

それなのに、なぜネットでは販売しないのか?


ここからは言うまでもなく推測ですが、
目的はもちろん、適正な価格で販売されることです。商品の価値に見合った価格で販売してほしい。
 
いま、この国では、我々大衆は「安ければ良い」と思っています。しかも「安くても、求める価値やサービスは最大限を要求」します。

しかし、そんなことはできないのです。


小売業の競争は熾烈です。同じ商品を売るのであれば、競合する店よりも安く売らなくてはならない。
では、安く売るための費用を、小売業が自らの利益を削って捻出するでしょうか。
そんなことを信じている人はいませんよね。安く売るためには、安く仕入れようとするに決まっています。
安く仕入れられなければ? そんな商品を売るのはやめて、他のメーカーの商品に切り替えよう。
ということになります。 
 
開発コストをかけて、品質管理にも手をかけて、ユーザーサポートも疎かにしない。当然コストがかかるので、そんなに値引きはできない。

そういう商品が、小売業同士の競争に巻き込まれて消えていってしまってもよいのか?

特にネット販売では、価格の比較が容易です。自動的に他の店よりも安い価格を設定するシステムを備えている企業もあります。
 
そういう場に立つのではなく、時間はかかっても、大切に商品を育てていきたい、と考えるのならば。
独自の機能を持った商品を確立して、グローバル企業と対等に競争したい、と考えるのならば。
ひとつの選択肢ですよね。
 
「そんな面倒くさいこと言うのなら、お前んとこの商品全部外してもいいけど?」 などと脅されながら。

その道を選ぶって、チャレンジですよね。


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ということで、

  1. 技術面、製品面でのチャレンジ
  2. ユーザーサポート面でのチャレンジ
  3. 営業・流通政策面でのチャレンジ

キャットアイ社が3つのチャレンジをしている PADRONE SMART + という商品、少なからず弱点があるのを知りながら使い続けてまいりました。
 
といいつつ、今回GARMINに手を出してしまいましたが、それゆえ、CATEYE の良さがわかったということもあります。
 
頑張れキャットアイ。

ではまた。

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2017年7月10日月曜日

妙見山、堀越峠、布留道林道(地黄林道)、坂井峠

ハロー皆様

週間天気予報が外れて、晴れ時々くもりの土曜日。
暑くなることが予想されるので、今シーズン初のダブルボトル装備で出発。
 
いつもの大ケヤキ。
まだアオバズクがいるようで、カメラマン集結中。 

ここから野間峠西側を登り、妙見山まで。
GARMIN Edge 520 の検証を兼ねてのヒルクライム。
この詳細は前の記事にて。

妙見山着。
ここのヒルクライムは、斜度といい長さといい、ちょうど自分に合っている感じ。
ユルすぎずキツすぎず。
 
お約束の桜川サイダー。

バビューンと下ります。
というのはウソで、路面も悪いのでじっくり下ります。

引き続きバビューンして

堀越峠(東側)へ。

ここは、ダンプさえ来なければ、緩くて楽しい峠です。

でも来る。ここが頂上付近。

(ココまでの動画)

ここから左折して林道に入ってみます。
ブログ「路面と勾配」(旧「北摂ひっそり」)では
布留道林道(地黄林道)
として紹介されています。

たしか、20世紀末にMTB(マウンテンバイク)で走ったことがあるはず。
当時はもちろん舗装されていませんでした。
 
おお! 楽しい

いい感じ

GOGO

地黄の野間神社の参道前に出ました。

(動画です)

大ケヤキ付近に戻って
薪パン日々 で初めてパンを買ってみた。

シンプル。

めっちゃ暑い&暑い&蒸し暑い ので、このあとそのまま帰宅するかどうかしばらく思案。
逢坂峠は前週モトライダーの事故があったのでちょっと気が進まない…。

坂井峠に寄っていくことにしました。


帰ってくると、偶然ちょうど100kmぐらいの走行距離。

STRAVAさんがこれをくれました。

今回のコース。


ではまた。

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2017年7月9日日曜日

検証◆GARMIN Edge 520 で斜度表示が正しくない 実走でCATEYEと比較

ハロー皆様


これまでの当ブログの記事で、

GARMIN Edge 520 の斜度表示が実用にならない。

…と言い放っておりますが、
「見間違いじゃないの?」
「表示されている斜度が正しいんじゃないの?」
という疑念をお持ちの方もおいでかと思います。

そうでなくても、何の資料も示さずに文句ばかり書いているのも非生産的ですよね。
 
なので、実際に走っている最中に表示されている画面を動画で撮影してみました。

こんな設定で、GARMIN Edge 520 と CATEYE PADRONE SMART + で同時計測し、画面をアクションムービーカメラで撮影しています。
 
テスト場所は、手頃な妙見山(大阪府能勢町)としました。
最大斜度12%程度のヒルクライムです。

結果

7% の斜面で0.0%表示

11%の斜面でも0.0%表示

でした。

GARMIN の画面では最上段、CATEYE では左上に斜度を表示させて撮影しています。

こちらが一部始終の動画です。
 
  • カメラが近すぎて画面にピントが合っていない、
  • 映り込みで画面が見づらい、
  • 心拍数アラームが出てウザい

といった不備はご容赦くださいませ。
 
GARMINを使い始めたばかりなので、年齢から求められる標準的な最大心拍数を入れておいたらアラームが鳴りまくりになってしまいました(笑)
…死んじゃうかなwww?
 
さて、斜度のことばかり取り上げてGARMINに辛く当たってきましたが、これは期待が大きかったことの裏返しであったと思います。

GARMINなら、こんな楽しい画面を表示させることができたりするんですね。

何よりも、センサ類との接続が素早く円滑にできるのは本当に使いやすい。
 
CATEYE SMART シリーズの弱点はまさにその点で、実は今回のテストのあとでも、パン屋さんで買い物をしている間に サイクルコンピュータとスマートフォンの接続が切れてしまい、どうしても再接続できない、というトラブルが発生しました。
 
総合的に評価すれば、やはりGARMINは優れたサイクルコンピューターであるという評価が正しいと思います。
(相応な価格でもありますが)

以上が今回の報告です。
 
CATEYE SMART シリーズの応援記事も、改めて書きたいと思います。

ではまた。

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2017年7月7日金曜日

GARMIN「スマートフォンという秘孔を突いた」 CATEYE「…あべし!」

ハロー皆様


GARMIN Edge 520 の斜度(勾配)表示が実用にならない!
CATEYE PADRONE SMART + は、その点納得できる表示をしてくれる。


 
ゆえに、PADRONE SMART + の勝ち!
 
…的な流れの記事を書いておりますが、PADRONE SMART + 最大の泣き所を
突かれる事態が出来!
 
PADRONE SMART + 最大の泣き所とは!?
 

それは、スマートフォンと連携しないと機能が発揮できない、という点です。


しかし、そのスマホ SONY Xperia Z2 に

裏蓋が剥がれてくる という問題が発生!

 
【回想シーンスタート】
実はコレ、昨年の8月にも発生し、いろいろ調べた結果、

  • Xperia Z シリーズの設計上の問題で多発している現象
  • 原因は、経年変化で内蔵バッテリが膨張し、裏蓋を押し上げて剥がれてくる
  • 当然防水はアウト
  • Docomo に修理を依頼すると、単なるバッテリ交換ながら、サポート契約があれば9,000円、なければ14,000円程度の費用が発生する
  • 事情によっては無償修理を受けられる場合もある

ということのようです。

という情報を持って、Docomoショップ(強引に「マイショップ」に登録されたところw)を訪問すると、必要事項を所定の用紙に記入して2時間待ち。
順番が来ると
Docomo店員様「(用紙を一瞥して)端末の買い替えをおすすめします」
自分「…端末も持参しているんですが、実機を見ないで修理不可能という判断ですか?」
Docomo店員様「(差し出した端末に手を触れず)買い替えをおすすめします」
自分「バッテリが膨張することにより発生している問題だと聞いているのですが、修理対応は不可能なのでしょうか?」
Docomo店員様「修理が可能な場合でもお金がかかりますよ」
自分「いくらかかりますか?」
Docomo店員様「こちらではわかりかねます」
自分「ありがとうございました」 

聞きたいこと、言いたいことを胸に秘めたまま退出して参りました。

MVNO(いわゆる格安SIM)隆盛の昨今ではありますが、正直、大手キャリアには価格なりの信頼感を抱いておりました。
 
見事に打ち砕いてくれました。

さようならDocomo


しかし、解約手数料9,000円前後を支払うのも忌々しいので、次回更新時期を待って移行することを決意。
それまでは、この端末を使い続けたい。

  • Amazon で中国製のバッテリーを購入し、
  • 剥がれかけた裏蓋をベリベリベリ… と強引に引き剥がし、
  • バッテリを交換して
  • 何事もなかったかのように裏蓋を閉じる


 
という方法で復活。
【回想シーンおわり】

しかし、防水はダメになっているので、このようなファンシーな問題も発生w
 

それ以外は実用上大きな問題も発生せずに運用してまいりました。 
 
が、ここに来て再発。
中華バッテリー、一年もたず。
 
ま、本質的には SONY の設計の問題だと思いますが。
 
閑話休題。サイクルコンピューターの話に戻ります。

GARMIN Edge 520 で斜度が正しく表示されないが、
CATEYE PADRONE SMART + では大丈夫
 
ですが、 「ミラーモード」で動作する PADRONE SMART + はスマートフォンから送信された情報を表示しているだけで、実際のデータはスマートフォン上のアプリ Cateye Cycling が生成しています。

斜度については、スマートフォンに内蔵された圧力(気圧)センサーの値を Cateye Cycling が読み取っています。
 
圧力センサーが内蔵されているスマートフォンの機種は限られており、多くの廉価 Android端末には内蔵されていません。
キャットアイ社のサイトには、 Cateye Cycling の動作確認済端末が掲載されていますが、その多くが大手携帯キャリアから販売されている高級機種であるのは、こういう事情です。
 
実際ASUS とか 華為 の人気機種には圧力センサーが内蔵されていないわけです。
 
そこで、 

  1. Docomo とサヨナラする
  2. 当面、Xperia Z2 に MVNO SIM を挿して運用する
  3. GARMIN の斜度問題がファームアップで解消したら SIMフリー・スマホを購入

というシナリオを考えていましたが、想定より早くXperia のトラブルが発生したことで、これが崩れそうなのであります。
 
GARMIN さえ、斜度を正しく表示してくれれば…
Docomo or SONY が 端末不良に適切に対応してくれていれば…
Zenfone とか P10 が 圧力センサーを内蔵してくれていれば…
 
すべて他人のせいにしています(笑)
 
ではまた。

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2017年7月4日火曜日

(確定)ガーミン Edge 520 の導入は失敗! 「斜度が見たければGARMINを買うたらアカン」

ハロー皆様

GARMIN Edge 520 を購入し、2回の「ライド」に持ち出しました。
これまで使っていたCATEYEのサイクルコンピュータより使いやすい点が多いと感じます。
 

 
しかし、2回とも斜度の表示に関しては「実用にならない」レベルでした。
高度や獲得標高の表示も、疑わしい点が残ります。
 
ネットで調べてみた結果、GARMIN Edge 520 で斜度が正しく表示されないのは、既知の問題でした。
 
購入前にも一通りの情報に当たってみてはいたのですが、ナビ機能以外の不満点について言及されている情報は少なく、見逃しておりました。
 
現在の使用環境で、CATEYE PADRONE SMART + では斜度が正しく(納得できる感じで)動作しています。
将来スマートフォンを買い換えた場合、斜度が表示されなくなる可能性があることを想定して今回 GARMIN の導入に踏み切ったのですが、
この選択は明らかな失敗でした。
 
今後、圧力センサーが内蔵されていないスマートフォンへの買い替えを決定した時点で、GARMIN の導入を検討すればよかったのです。

ガーミンは、競合品より高価ではあるが、弱点のないベストな選択


だと思いこんでいた自分の不明を恥じるところです。
 
ちなみに、失敗というのは自分の選択についての評価です。(念のため)

2回のライドに使用してみて、これまでの使用機種との使用感の比較は

画面表示機能

Garmin Edge 520 = CATEYE PADRONE SMART +
同等に感じます。(自分にとっての要件満足度)

各種センサとの接続安定性

Garmin Edge 520 > CATEYE PADRONE SMART +
圧倒的にGARMINが優れています。
CATEYE と スマホBluetooth の接続、めんどくさいですw

バッテリ管理

Garmin Edge 520 < CATEYE PADRONE SMART +
ボタン電池のCATEYEの圧勝
 

高度表示の正確さ

Garmin Edge 520 < CATEYE PADRONE SMART +
STRAVAとの差異の大きさ、
GARMIN CONNECT での補正前後の差の大きさか
ら推定

斜度表示の正確さ

Garmin Edge 520 < CATEYE PADRONE SMART +
CATEYEの圧勝

走行ログのアップロード機能

Garmin Edge 520 > CATEYE PADRONE SMART +
Bluetooth経由で自動アップロードするGARMINが楽

価格

Garmin Edge 520 < CATEYE PADRONE SMART +
CATEYEの圧勝
 
あくまでも、今の自分が求める要件、機能を前提に評価すると、CATEYEの方が優秀という評価になります。
(自分にとってGARMINの機能の多くは宝の持ち腐れ、ということでもあります)
 
なお、CATEYE PADRONE SMART + の測定値表示は、実際にはそれぞれのスマートフォンと、その上で稼働する
アプリ「Cateye Cycling」の機能・性能によるものです。 
測定値精度については、厳密には 「GARMIN」 vs 「CATEYE + スマホ連合」 の比較になっているわけですね。

さて、
 

GARMIN Edge 520 の斜度表示が使いものにならないことが確定しました


とは言え、これは現在の最新ファームウェアで発生している問題で、今後のアップデートで改善される可能性もあるわけです。
v 11.10(※勾配値の誤表示に関するトラブルは、次回バージョンで修正予定です。)
GARMINさんのWEBサイトにも(一応)こう掲載されています…。

でも

手もとの GARMIN Edge 520 のファームウェアバージョンは 12.10のようですが、まだ直っていませんね(笑)
  
速攻でGARMINを転売してしまう、という選択肢もあるわけですが、ここは
改善されるまでの期間をどうするか。という観点で考えてみると。

  1. 斜度表示を我慢してGARMINを使う。
  2. CATEYE に戻す。
  3. 併用する。

の三択です。
少々の工夫が必要になるのは、
「併用する」ですね。
 
要検討事項は

  • 2台のサイコンをスマートに装備する方法
  • スマホで STRAVA、GARMIN Connect、Cateye Cycling の3つのアプリを動かさないとあかんのですか

といったところで、バカバカしくも悩ましい問題となっております(笑)
まるで築地と豊洲のアウフヘーベンみたいですね(笑)
 
お後がよろしいようで。
ではまた。


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