2021年10月29日金曜日

カンパのレバー Campagnolo Ergopower がブチ壊れて大損害!? いやそれが

ハロー皆様

事件です。

というほどでもないのですが、

前週

あの坂へ帰りたい

後ろの変速に不調が発生し、調整して修復していました。

これで安心してライドに出かけられるというものです、

なのに、

この場所まで登ってきたところで、
後ろの変速が死亡しました。

実は、
「調整したはずなのに、またロー側でチェーンが落ち着かないな?」
と思って、アップシフト(巻き上げ)レバーに指を添えて坂を登ってきたのです。

しかし。
乗り手の意思に関係なく、突然勝手にトップ側へ変速が行われました。
さては、AI の反乱か? (※違います)
巻き上げてみると、ちゃんとクリック感があるのに空振りしてまったく手応えがありません。
Ergopower は時々ラチェットの噛み合わせ具体が悪くて落ち着かないことがあります。
そういうときはいったんダウンシフト(リリース)してから巻き上げると直ることが多いのです。そこで
「バチバチバチ…」とトップに戻してから巻き上げてみると
「カチンカチンカチンカチン…」と小気味良い音を立ててクリックしていきます。

が、リヤディレーラーはトップに入ったまま微塵も動かない…。
ワイヤーがまったく引かれていません。

仕方がないのでライドは中断。
フロントの2段変速を駆使して撤退、帰還となりました。
坂を登るときは、インナー x トップの「チェーン タスキがけ」状態でダンシングしないといけないので、精神衛生上よろしくないのであります。

帰路を辿りながら、こう考えました。

(これはたぶん、ラチェットの引っ掛かり部分が欠けてしまった、とかで巻き上がらなくなったんやで…)
(Campagnolo も以前と違って細かい補修パーツは廃番になっているから、Assy 交換になるなぁ…)


こんな感じ。
EC-RE300 っていうのを調達する必要があります。


(海外通販で買っても、なかなかのモノイリだなぁ…)

だが。
ちょっと待って欲しい。

先に疑うべきは、シフトケーブルの破断ではないでしょうか?

  • 巻き上げてもケーブルが引かれない
  • そう言われてみればレバーの機構動作は健全っぽい

そうか。
ラバーをまくりあげてみたならば
ビンゴ。
まあ、それはそうですよね。

ちなみに
このレバーを買ったときに通してあったケーブルをそのまま使い続けているので、3年・8,500km ぐらいの使用。

ちょっと早くない?
え? 普通毎年換える? いくらなんでも2年?
そうですかそうですか。

っていうか、
「シマノの 9100 / 8000 系はシフトケーブルが切れやすいので注意」
とか言うのを見て
(大変なんですねぇ)
とヒトゴト気分でおりました。愚かだなぁ。

余談ですが
こんな補修部品も買えるので、ボクの CHORUS もその気になれば立ちどころに SUPER RECORD に進化です。
いや、本当はスーレコはちょっとモノが違うのですが、RECORD だったらまさに完全変態できます。

閑話休題。

ケーブルを交換するので

内装のライナーが引っこ抜けて面倒なことにならなうように養生テープで押さえまして

RDのところでケーブルをバッチン。
ここからインナーを押してやると

ズリズリ。出てきました。
無残に切れています。

アタマの方を取り出すには、カットしたケーブルとかを使って PushPush

さらし首じゃ!

買い置きのケーブルは? ゴソゴソ…

純正と JAGWIRE の2本が出てきました。
どっちを使おうかな。

さて。反省会の時間です。

プロだったら、前週の不調の時点でケーブルの破断を疑い、交換を完了していたはずです。
それができないのがシロートだということですね。
反省して、ブレーキケーブルも点検しておきましょう。

ではまた。







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2021年10月22日金曜日

与太 on Cinelli LINE 2022 / 半可通 Cinelli ユーザが 新しい Cinelli を無責任に斬る

ハロー皆様

久しぶりに Cinelli に関するヨタ話をば。

しばらく前までは、ほしい自転車がたくさんあって大変(?)だったのですが、
最近はかなりどうでも良くなってきて、

「これ以上自転車を買う意味ある?」

などと思っております。
(意味、ないですよね!)

そんな今日このごろなのですが、何気なしに Youtube を眺めていたら

おすすめ動画のサムネイルにアギトおじ様が出てきているのを発見。
久しぶりやなー。
(いつもは「アギトのおっちゃん」と呼んでいます)

紹介しているのは、Zydeco Electric Mud でした。
これって、日本では売らない(売れない)のでしょうね。

なかなかカッコいいんじゃなくて!?
E-BIKE なんてどれもカッコ悪いと思っていたけど、さすが Cinelli じゃなくて?

べらちすぽーつで見たら Base price:709,210円 でした。
ほーん。

と思ったので、ついでに Cinelli さんの 2022 LINE を見に行くことにしました。

やはり
2021 UCI Men U23 Road World Champion がうれしいのです。

KING ジデ子。

オシャレやわー。
これを見てしまうと Zydeco Electric Mud はやっぱり全然カッコよくない。
Campagnolo EKAR が選べるのもいいよね。
日本ではシマノGRX しかないみたいですが。

ちなみに Zydeco は「自転子(ジデコ)」です。
某サイトさん、そのへんよろしくです。

これは相変わらずの
Laser Mia
相変わらずすぎてアセンブルしているパーツが流石に古い。
そろそろ宣材写真を撮り直してはいかがか。
気にしないのかイタリア人は。

NEMO TIG DISK
この色、めっちゃセクシーやで。
gold pink っていう妙に普通な色名で差額 55,000円。
NEO-COT のマジョーラカラーの代わりになるかと思ったけど。

NEMO ZAGATO
めっちゃカッコええ。
でも Wingedstore で 13 290,00 € でした。
日本価格? 1,980,000 えんだそうです。ふぅん。

昨年あたりから復活した WYSIWYG
"WYSIWYG" = "What You See is What You Get" ですよ。

ALDUS PAGEMAKER 懐かしいですよね。

VIGORELLI
なんですけど、 Cinelli の Pista 好きの方はこれだけでいいのかな?
よくわかんない。
ちなみに、日本の岩井商会のサイトにはこれまで通りの Vigorelli Pista 各種が載っていますよね。日本仕様? ’18 とか書いてあるから売れ残り?

なかなか面白いのは
Hobootleg Geo

最近、どっかで
「グラベル・ロードは基本的にダメなMTBのことだ」って言っていました。

まぁそれは事実です。(身もフタもないけれど)

そういう意味では、この Hobootleg Geo はなかなか興味深い自転車です。

しばらく乗って
「やっぱりグラベル・ロードなんて流行りの徒花に過ぎなかった…」
と気づいたら、さっさとフラットバーに変えて昔風のトレイルバイクにして遊べる。

そうなると、クロモリだっていうことがまた味わいになってくる。

Hobootleg Geo、面白いんだけど案の定 日本では売ってませんwww
そういうものさ。

さて、メーカーさんや代理店さんは
PRESSURE とか、逆に
SUPER CORSA とかを推したいんだろうけど、そういうのには触れずにこの項を終わりたいと思います。

ではまた。

チネリ友の会 Cinelli Friendship




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2021年10月19日火曜日

あの坂へ帰りたい 帰りましょう。登ってみたら今度は下りが怖いのだ。

ハロー皆様



いつもの年でしたら、今時分は
能勢に銀寄栗を買いに行きましょう
篠山に黒枝豆を買いに行きましょう
ということで、そのためのライドを設定するのが恒例だったのですが、
現在の能力ではそんなことができるはずもなく。

コツコツと能力再興に務める日々なのであります。

さて、そのようなところまで走っていくためには、ある程度坂道を登ることができなくてはなりません。
以前は自分なりに坂道も楽しんでいたのですが、
今では恐怖すら感じます。
 
初心に帰って、あまりにも身近だった
仁川ZigZag坂(Z坂)~五ヶ池ピクニックロード
に登れるかどうか、試すところから始めましょう。


しかしです。
体調不安の発生なのであります。

突然めまいが発生し、世界が回転し始める
右目と左目の視野が上限にズレて見える
動悸・不整脈で目が覚める

なんだかヤバそうな感じがするではありませんか?

で、さっそくかかりつけの医者に行って心電図とかとってもらいました。
「大事はないと思うが様子を見ましょう」

そうか。
大事はないのだな。

ということで、翌日
仁川ZigZag坂へと出発。

ですが、仁川沿いをゆっくりと遡っていても、なんだか心臓付近に違和感があります。

気のせい。

なのです、たぶん。

いったんZigZag坂の登り口を通過して、奥の橋まで来て一思案。

本日は登坂中止に決定。
だって、心配しながら登っても楽しくないじゃないですか。

見上げると、そこにZigZag坂。
また来るよ。


武庫川サイクリングロードの北端、末広中央公園。

南端のベンチ。

平坦を走って終了。

翌週は所用にて自転車には乗れず、
二週間後。

とうちゃこ!
仁川ZigZag坂から五ヶ池ピクニックロードを経由して、神呪寺二王門。
 
心拍が一定以上上がらないように数字を睨みながらストップモーションのような速度で登ってきました。

速くなくても、強くなくても、楽しめるってすてき。

続いて、
「北山貯水池の定点まで少しだけ登り足そう」
(その先、逆瀬川を下るのはまだ気が進まないから、どうしようかな…。)

などと思案しながら甲山大師道を登り始めたら

ガッチャンガッチャンガッチャン…
ロー側数枚のスプロケットにチェーンがおとなしく収まらなくなりました。

アジャスターをいじってみましたが、調整範囲を越えています。
工具を取り出して直すのも面倒クサイw

さりとて、ロー側を使わずに登ろうとするほどのポジティブさはございません。

おとなしく、またピクニックロードを通って帰ります。

おお。下りが怖いです。
心のリハビリも必要。

あと、下ハンでブレーキレバーを握ることはまだできません。
Ergopower ならブラケットでなんとか行けますが、シマノSTIは怖くて駄目だな。

適当に下っていたら

仁川の弁天池に出ました。

王道的ポタリング。

武庫川サイクリングロードを使って帰還。

変速の不具合は、帰宅後シフトケーブルのテンションを張り直して修復。
ボルトのトルクは 6Nm ね。
ちょっと弱かったのかも。

ということで、まだまだ課題は多いですが、楽しみつつやっていきましょう。

ではまた。
 






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