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2025年2月14日金曜日

「パナモリ」の細かい話。自転車屋さんとの付き合い方。

ハロー皆様

購入した、Panasonic POS FRCC34 にまつわる雑談コーナーです。  



言わずもがなの内容を含んだ細かい話を。

Panasonic POS FRCC34 は、伝統的なクロモリフレームのフォルムですが、ステアリング周りがスレッドステム仕様とA-HEAD仕様の混合になっているなど、注意が必要な点がいくつかあります。


まず注目すべきは(上述の通り)
フロントフォーク
 Cr-Mo Φ24.0/13.0 t1.0フルロストワックスラグ JISサイズ
ヘッドセット
 TANGE A-HEAD RDC JISサイズ

JISサイズ1インチ。これはスレッドタイプのヘッドの規格です。
なのにフォークコラムにスレッドは切られていないので、A-HEADステム(スレッドレスステム)を装着することになる。
しかし、今どきのロードバイクのA-HEADステムのコラム径は1-1/8インチ。
 フォークコラム外径 … Φ25.4
 ステム側内径 … Φ28.6
というアンマッチが生じるので、好みのステムを使おうと思ったら、シムの使用が必須となります。

Panasonic のスペック表「フレームセット付属品」に
 ハンドルステムアルミシム(1~1-1/8)
と記載があるのがこれですね。

次の注意点はフロントディレーラーでしょうか。
昨今はフレームに取付台座が備わっている場合が多いですが、
フロントディレーラー形式
 Φ28.6mmバンド・ダウンルートタイプ
とあるように、バンドタイプのフロントディレーラーが必要です。

今回は、もともと直付タイプのフロントディレーラーを転用するので、こんなのを買っておきました。


取付径はΦ28.6mm。
よく見かけるアダプターはたいていΦ31.8mmかΦ34.9mmなので要注意です。

(この写真、お気づきの方がいらっしゃるかも知れませんが、フロントディレーラー取付けボルトのすぐ下にギザギザワッシャーがつけられているのはミスです)

*  *  *  *  *  *  
車重を量ってあったのを忘れていました。

ペダル付きで 8.7kg

*  *  *  *  *  *  

今回、久しぶりに自転車屋さんで自転車を買いました。

前回自転車屋さんで買ったのは 西暦2000年だったので、25年前か…www
しかも、一軒目では売ってもらえずwww

今回は、フレームを買うだけではなく、組立もお願いしました。
最後まで迷ったんですけど。
自分で組めば工賃が節約できる。最初からシマニョーロで組める。

2つの理由で自転車屋さんにお願いすることを決定しました。
理由1.プロの組付けクオリティを知って、自分の技術の足りない点を確認したい。
理由2.自転車屋さん業界の経済に微力ながら貢献したい。

理由2.
ここ20年ほど、自転車のお陰で相当程度に楽しませてもらっているのに、日本の自転車屋さん業界にほとんど貢献していないので罪滅ぼしと考えました。
国産の Panasonic を選んだのもこれと関係あります。

結果的には、理由2.は達成できたと自己評価しています。

フレームへの組立工賃は(もちろん事前にお値段を聞いたうえで依頼しましたけど)事前予想の3倍ぐらいでした。自分の金銭感覚が20年ぐらい古いのかと思います。

試しに計算して遊んでみたところ…
完成している自転車から部品を取り外して、新しいフレームに組み込んで完成させる作業。
作業時間はどのぐらいでしょう。
エビデンスありました(笑)
素人仕事を基準にして恐縮ですが、作業所要時間はこれに基づいて推定。
逆算して年収換算すると?
…1,600万円ぐらいですね! これにフレーム(メーカー希望小売価格で購入)の売買差益が乗る。
それなりの貢献ができたのではないでしょうか。

なお、パーツはすべて Cinelli Experience からの移植、消耗品等は別途購入済だったので持ち込み。
それゆえ、部品等の売買差益は発生していません。


もうひとつ、
理由1.(プロの組付けクオリティを知る)の方の結果は。
いくつか事実を羅列すると

納車(引取)の際、一見して、クランクの(FC-5800)外見に違和感を感じました。
チェーンリングのクランクへの取付方向が、180°逆になっていました。
(一目でわかるよ)
その場で指摘して直してもらいましたが、それだけではフロントの変速の再調整が必要になりますよね…。
さすがに失礼かと思ったので、店頭で修正前の写真など撮ってはおりません。

チェーンの進行方向
逆ですよね。方向性の存在をご存知なかった可能性もありますね。
このチェーンは QuickLink ではなくアンプルピン仕様なので、直すのが面倒です。

フレームに同梱されていたこのパーツ。
「何なんでしょうね?」とのことでした。
自分も知りませんでした。

取説にしっかり書かれていました。

前輪QRのフールプルーフでした。アメリカ人の訴訟対策的な。
取り付けないことを希望なので、結果はOKなのですが、プロの自転車屋さんとしては所定の機能を説明したうえでユーザー責任での判断を求めていただきたかったところです。

それから、すでに報告した
フロントディレーラー取付けボルトのギザギザワッシャー問題。
これは、ワッシャーの役割を理解していれば起きないミスだと思うのです。

前後のブレーキアーチ (BR-5800) のリリースレバーが開放されたまま納車されました。
また、片効きしていました。

シマノSTIレバー (ST-5800) のリリース側が時々空打ちするようになっていた(長期使うと発生しがち)ので、組立て作業に合わせてメンテナンスを依頼していたのですが、これは実施されていませんでした。

「すべての部品をピカピカにしてから納車しますよ!」ということだったのですが、
清掃されていたのは前後ディレーラー、クランク、カセットスプロケット、ペダルだけでした。(その際にチェーンリングを反対向きに付けてしまったわけですけど)。
まぁこれは無料サービスの範疇で評価対象外でしょうか。

体格に合わせたポジションはピッタリでした!
(厳密には体格に合わせたのではなく、Cinelli Experience のセッテイングをコピー)

一方
「カセットスプロケットの締付けが弱かったですよ!」と指摘してくださいました。
身に覚えありです。ボスタイプフリー時代の「乗っていれば嫌でもどんどん締まる」感覚がどこかに残っているのかも知れません。

ということでした。

随想
自分自身も、仕事において完璧には程遠いです。
仕事を通して、顧客に教えてもらったり育ててもらったことも多いです。
お店と「客」の関係も、互いに学び、育ち、育てていけばよいと思います。

今後、新しい自転車を買う。というイベントが発生するかどうかはわかりませんが、その時に自転車屋さんを頼りにするかどうか。

それはわかりません。

ではまた。
 

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2025年2月10日月曜日

寒い。バーミッツもどき。グラベル。天敵。

ハロー皆様

大正義大寒波到来。

最近は、バーミッツもすっかり市民権を獲得しました。

もう「手羽先」なんて言わせません。

でも、元祖BARMITTS は少々お高いので

こういうジェネリック品を使っています。
モフモフがついていてさらに暖かそう。

こんなふうなかんじ。

そうだ、グラベルバイクにも装備しよう!

もっと安いやつにしよう! このぐらい。

装着!

うーむ。

しかし、

グラベルバイクは、フレアしたグラベルハンドルが付いているので

こうなって

こっちから見ると

こうなる。

手が出し入れしにくい。操作性、安全性に疑義が発生。

致命的なのは

ウチのグラベルバイクは、変速レバーがバーエンドコントロールです。

変速のたびに、手を出し入れしないといけないので、温暖化効果も半減です。

これ、Wレバーとかでも同じことだと思うんですけど。


うーむ。
使えない…www

ではまた。


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2025年2月6日木曜日

【クロモリ】Panasonic POS FRCC34 お披露目 パーツアセンブル編

ハロー皆様

それでは、前回に引き続きまして、パーツアセンブル編。

実走装備の全体像。

パーツの前に、おなじみ警告シールの確認から。

衝突や転倒のおそれあり。

車輪固定確認。

右(リヤ)側のシフトケーブルアウター受け。
クリック付きレバーでカチカチアジャストできるものです。

では。
改めてパーツを。

いわゆる「コンポーネント」はシマノの 5800系105です。
6800系 ULTEGRA と迷ったけれど、とりあえず Cinelli Experience からそのまま移植、と決めたので。
しばらく乗ったら、ULTEGRA に変えたり シマニョーロ化したり、ということになる見込み。

ハンドル周り。
レバーはいわくつきの ST-5800
ハンドルバーは Dixna J-FIT Monroe FZ 

これはよい。高かったけど。

インナーはリーズナブル・シマノ。

さりげなくフロントフォークと BR-5800

Cinelli Experience から移植した、白い Cinelli VAI ステム。
チグハグかなーと思って交換する算段を考えていたのですが

GARMIN さんやカメラを取り付けてみると、白いのが集まって意外と違和感ないかも。

ホイールは Campagnolo ZONDA

そしてですね。

愛用の GARMIN VARIA。
サドルバッグを常用しているので付けるところに困った。


だったら、ここでもイケるのでは?
旧車ランドナーのテールランプがよくついている場所だし?

ほら、結構行けそうじゃん?

…ダメでした(笑)
後方から接近する車両を感知してくれません。
一思案が必要でございます。

値下げ中にもう1個買っておくんだった。

ここにポンプを取り付けたらスタイル台無しだよなー、と思っていたら、やっぱり台無しでした。
どうする?

シートピラーが見えるような写真を撮るのを怠っていました。
暫定的に Cinelli DNA の黒いものがついています。
使っていない NITTO S65 に 期を見て変える予定。
サドルは BROOCS CAMBIUM ALLWEATHER がついています。
Cinelli VORALE に変える? やっぱりやめとく?

というわけで、実走状態再び。

いろいろ、この自転車に合わせて変えるものが出てきそうですね。

<ここでニュースです> 2025.02.05
Panasonic POS 価格改定、予想以上。(コノキンガクハ マチガイダト オモイマスケド)

<追記> 2025.02.15 に見たら訂正されていました。
3/10より新価格: 204,000円(税込)~