2023年1月30日月曜日

これはブレーキなのか? それともブレーキの姿をした「何か」なのか?

ハロー皆様

前の記事では
「バーテープを巻き直すのがメンドクサイので、ハンドルを買ったら一緒に取り付ける」
などと言っていた漢方メカニカル・ディスクブレーキですが、


春節にぶつかってしまったため、発注したハンドルバーは一向に発送される気配なし。
というか注文自体受領されないので、いつ届くかわからないと判断。

日本人の感覚では待っていられないので、
取り付けてしまいましょう、漢方(中華)機械式ディスクブレーキ ZOOM DB-680。
TRP Spyke のそっくりさんです。前輪に装備させます。

工具準備ヨシ!

取り付け手順は
  1. フォーク(ISマウント)にしっかり取り付ける。
  2. ポストマウントアダプタの取り付けボルトは遊びを持って固定。
  3. 左右のブレーキパッドの出具合を均等にしておく。
  4. ブレーキケーブルを固定する。
  5. ブレーキレバーを握ってセンター出しをしつつ、ポストマウントのボルトを固定(本締め)する。
  6. ブレーキパッドの出具合(クリアランス)を調整する。
  7. できあがり。
です。

パッドクリアランスの調整は、
この穴(外側)と

この穴(内側)に、3mmのアーレンキーを差し込んで行います。
わかってしまえばカンタンです。

キュパキュパ

できあがり。

結構追い込んで調整できたつもり。

それでは試走。


…これはすごい!


評するならば、限りない透明感を備えた神秘的なブレーキ。
レバーを握ったとき、ブレーキは存在感を消し、そこには虚無の世界が広がります。


まったく効かない。


制動距離:測定限界外
ブレーキによる制動抵抗よりも、タイヤの接地抵抗(転がり抵抗)のほうが大きいので測定できません。
ブレーキレバーを握ったままでペダリングしてもほとんど負荷を感じず走行可能です。

後輪にVブレーキを残しているので、併用すれば安全走行に実害はないのですが、そうでなければ整備不良です。
車検があったら間違いなく通りません。

徐行専用グラベルバイクになってしまいました。

「ディスクブレーキは、ローターとパッドのアタリ(慣らし)が必要」
と聞きますが、アタリが出てこの2倍効効くようになったとしてもNGです。

0 x 2 = 0

なのであります。

さあ、対策です。
一番正しいのは、まずVブレーキに戻すことです。

だがしかし
それでは負けです。
ボケ防止にもなりません。

他の方法を試して遊びましょう。

それまでは、乗らなければ安全上のリスクはありません。

まず、すでに手配済みの対策。

ブレーキキャリパーのパッドが「ワイド」であるのに対し、セットで付いてきたローターが「ナロウ」であると思われたので

別のローターを発注済です。
どうせなら、と 180mm のローターを選んだので

IS → PM アダプタも発注。

これで
 ローターのワイド化
 ローターの大径化
の2つの対策を同時投入することになります。

それでダメだった場合に備え
セミメタルパッドも発注しておきました。

フルメタルパッドも探したのですが、ZOOM DB-680 の変態サイズに合いそうなものがまだ見つかっていません…。

そして。
ローター&パッド交換でも制動力が獲得できなかった場合は

いまなら 2,000円ぐらいなんだから、シマノ BR-M375 に交換してみて、どうなるか試してみよう。

モノタロウ様情報では
「価格改定を予定しております。新価格は2,980円(税抜)を予定しております」
ということなので、早めに買っておかなくちゃ…

まってまって!
対策に本体(キャリパー)買い替えまで入ってしまうんですか?
あまりにもバカみたいじゃないですか(笑)?

そうだなぁ
それもそうだなぁ

でも、2,000円ぐらいバカみたいなことに使ってもいいかもしれないですよね。

いや、そもそも今回の一連の
「漢方メカニカル・ディスクブレーキをつけてみた!」
全体がバカみたいなのですよ。

ではまた。



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2023年1月27日金曜日

ディープ・グラベルバイク 新パーツの限界をテストするライトなポタリング

ハロー皆様

TREK8000 ベースのグラベルバイク。
タイヤがブロックパターンに変わってディープ化しました。

前輪ディスクブレーキは(あえての)施工途中ですが、ホイール等々換えたので試験走行です。


グラベルに降りていった途端、
「バチバチバチバチ!」
という音響が盛大に発生して
「何事が起こったのか!」
と思いましたが、どうやら

新しいタイヤ Panasonic Fire XC Pro が小石を拾ってフロントフェンダーの裏に衝突させているもよう。
そう言えばロードバイクのタイヤ Michelin PRO3 Service course RACE 23C でもよく同様のことが発生していました。
フェンダーを付けていなかったら顔に飛んできたことでしょう。

今まで使っていたタイヤ Panarecer Mach SS よりも低圧にしているので、オフロードで乗り心地が良いです。

大きめの段差をピョン、と降りたら

フロントサスペンションが大きくストロークして、フォークブレーズがフェンダーのステーに
ガガン!
と激突、変形させてしまいました。
そうでした。
ふざけて the のフェンダーを付けてみたものの、トレイルを走っているとドロップオフのたびにフェンダーが上向きになってしまうので、結局外していたのでした。
「もうそんなところは走らないだろう」
と、またふざけて付けた結果、こういうことであります。

ランドナー時代以来50年近く、
「自転車の写真を撮るときはギヤはアウタートップで」
と習慣づけられていたのですが、最近グラベル系では一番大きなスプロケットに入れるのがトレンドになっていることを発見(そのフロントはシングル)。
参考にしてセンター x ローにしたみたの図です。

そして、ディスクブレーキだと自転車を立てかける時にローターをぶつけないように気を使うということを学習。

配線されていない DB-680 の雄姿

冬の平坦グラベルを愉しんで

荒神川の合流点。
陸上でひなたぼっこ中の鴨さんたちとたわむれる。

今日は寒波襲来で寒い。

フロントにVブレーキとディスクブレーキが両方装着されている貴重な歴史資料

舗装路を走ると、タイヤが「ブーン」と鳴るブロックタイヤは
Bontrager Jones AC を使って以来です。

もう一度
配線されていない DB-680 の雄姿

サドル SDG BEL-AIR も本日デビューなので近影。
この走行距離で評価するのは尚早ですが、いまのところモンダイなし。

Rolf Sattelite のハブはほとんど無音でしたが、
NOVATEC のフリーは空転時 「チー」って音がします。

定点。
パナチタンのローディを見かけました。裏山。

武庫川河口方面は工事多し。
好事魔多し。

これでクタクタという低燃費

ではまた。



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