2018年3月19日月曜日

ダブルダート! 猪ノ倉峠を初攻略! さらに木津峠を越えて梅の香の歴史街道へ!

ハロー皆様

Cinelli Strato Faster にカーボンホイールを装着して、実走は1回のみ。
Cinelli Experience のホイールを ZONDA WIDE(C15)に交換して、未実走。
 
普通なら、どちらかの自転車でウキウキと出かけそうなものですが、まさかの TREK 8000 でのライド。
 
まだ行ったことのない猪ノ倉峠と、ロードバイクで1回だけ走った木津峠。
2つまとめて愉しんでくるという寸法です。

もしかすると、TREK8000での遠出はこれが最後になるかも知れないな、と思いながら出発。(そうと決まったわけではありませんが)
 
十万辻の坂を登りながら、「グラベルロード」について思いを巡らせます。
 
「グラベルを走るなら、マウンテンバイク(MTB)のほうがいいに決まってるよね? どうしてわざわざロードバイクを中途半端にグラベル仕様にしようとするんだろう?」
(それはね。商売のためですよ。フレームやパーツが売れる。ついでに雑誌も売れる。そうやって経済成長してきたわけですから)
「まぁね。そう言っちゃ身も蓋もないけどね。でも、ソレを買って乗っている人は幸せになれるんだろうか? こんなことなら最初からMTBを買うんだった! とかならない?」
(うーん。でもね。MTBだとグラベルで愉しむまでに舗装路を長距離走るのがつらそうでしょ? 行程の大半は舗装路を走らないといけないわけだからさ)
「なるほどね。リエゾン区間を考えたらそれも一理あるね」
(MTBのブームの時は「スリックタイヤに換装した、フルサスの『街乗りダウンヒルバイク』」なんてのもあったんだからさ。それよりはずっと真っ当じゃないかな」
(ふむふむ。)

十万辻。
ロードバイクでは通い慣れていますが、重いMTBでは相当大変なのではないかと思っていました。

登ってみたら、ロードバイクとあんまり変わらない感じでした。意外。
ギヤは軽くしていますが。そういうものなのか…。
 

それなら、ロードバイクを2台も買う必要があったのか?


などと考えてはなりません。
忘れましょうwww
(後でSTRAVAを見たら、区間自己記録を更新していたりはしなかった… よかったw)
 
その後、痴漢撃退作戦坂の頂上で出会ったローディの方に

「マウンテン!? 大変ですね!」と言われましたが

(実はそうでもない…)
 
もちろん、スピードはいつも以上に遅かったりするのですが、穏やかな天候のもと里山を走る楽しさには何の違いもありません。
 
西谷ふれあい夢プラザに到着。
ああ、いい陽気です。

バイクラック。意地悪なクルマがギリギリに停めているので困りました。

ナンバーを晒してやります(笑)
 
今回の懸案事項の1つ、サドル。
山道で転倒してもサイドが破れたりはしません!というのが取り柄のケブラーサドル。
舗装路を長距離走る目的ではないので、固くてお尻の立場はあまり考慮されていないのです。
 
ペダルは錆が目立ってきたDXペダル。(SPD)
ビンディングなしで坂道を登る勇気が出なかった。

短いがパンチのある大坂峠を東から越えて、
木器亭の前を南に折れて、猪ノ倉峠に向かいます。

岡村酒造場前

 以前、ロードバイクで途中まで登って、本格的なダートになっていることを確認して以来の訪問。
こちら→「猪ノ倉峠の入口を偵察しに行きます。」
 
 昔は簡易舗装されていたらしい様子。

実は、こういう路面は結構厄介です。
 
本来なら、こういう道はフロントをインナーに放り込んでジワジワ登るのが自分の登り方だったのですが、ここ数年インナーに入れたことがない(笑)のが不安で、センターギアでグリグリ登ります。
 
更に言うならば、舗装路を長く走るのでタイヤの空気圧は高め。
空気圧を少々下げれば、もっとグリップして走りやすくなる。
 
だけど、下げたままの空気圧でまた舗装路を走るのはつらい。
でも、携帯ポンプで空気を入れ直すのもつらい。
 
思うに。
e-バイクは動力をもっているんだから、それでエアも入れられるようにしたらいいよね。
山道を走り終わったら、舗装路向きの空気圧までババッと入れて帰ってくる。
これ、アリじゃないかなぁ。
 
ここが猪ノ倉峠らしい。
記念写真。

現地調達系のスタンド。

峠付近だけ路面がいい感じにウェット。

下ります。

事前情報通り、宝塚市立宝塚自然の家の前に出ます。
休所中ですが記念撮影。

(ここまでの動画)

木津峠へ向かいます。

どうやら、シゲ池(ジゲ池)のちょっと先のこのあたりが木津峠らしいです。

片峠なんですね。

前回はロードバイクで来て、タイヤサイドを損傷いたしました(笑)
 
木津の里まで下ります。


(動画)

木津橋が工事で渡れないので、県道12号線からグルッと迂回して、先週に続いて歴史街道へ。

春がドンドン進んできています。

(動画。今回は第3楽章で)

歴史街道沿いの見事な白梅。

現地調達系スタンドの強化版。

TREK8000君はいなぼうと逢うのが初めてかも知れないので記念に一枚。

厳しい御触書。

今回のコース。



ではまた。

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ にほんブログ村

2018年3月17日土曜日

18年ぶりに ROLF SATTELITE ホイールのハブをメンテナンスする! の巻

ハロー皆様
 
晴れの休日。
早朝から、システムの夜間処理が異常終了した、との報告が入り、対応で午前中が消費されてしまったので、ライドに出かけずに、先送りにしていたメンテナンスを実施することにしました。

先日買っておいた、ハブスパナを使います。


この TREK 8000 の後ホイール、ハブのグリスアップを実施します。

コヤツです。
なんと、購入以来18年間、ノーメンテナンスです。(前輪は昨年グリスアップしました)

ホイールのスペックは
Hubs: Rolf Satellite
Rims: Front: Rolf Satellite, Rear: Rolf Satellite Assymetric, 24-hole/28-hole
Spoke Brand: DT stainless steel, 2.0mm double-butted
こんな感じらしいです。

TREK 傘下時代の Rolf。

 いろいろシールが貼ってあります。
スポークの長さらしきものが書いてあります。

おなじみの道具でスプロケットを外しまして

ハブスパナを投入!

順番がわからなくなる…www

予想よりはヨゴレていない。

ノンドライブ側のフランジのほうが大きい設計です。

 
ZONDA なんかと反対ですね。

タイヤを外したら、リムテープは VELOX 製。
へぇ~。

タイヤは 26 x 2.00inch Bontrager Jones AC を外して、MAVIC から Panaracer を移植します。
できあがり。

自転車に取り付けて、車重を測ってみました。
うむ。
これでも、発売当時の Review では
Strength:Super light, easy to climb up hills
…といった評判だったのであります。

SUPER LIGHT RACE ですからね!




シマノ CM-2000 の安住の地も作りました。
 
さぁ、暑くなる前にあそこに行かなくちゃ。
 

ではまた。



△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ にほんブログ村

2018年3月15日木曜日

Campagnolo シマニョーロ あれこれ(ニョロこれ)

ハロー皆様
  
タイトルは、往時敬愛してやまなかったブログ「Zuiko フォーサーズあれこれ(ズイこれ)」へのオマージュであります。

  
毎度バカバカしい妄想を一席。
 
現在、Cihelli Strato Faster のシマニョーロ構成は
2014 Campagnolo Chorus Ergopower 11s
Shimano Ultegra RD-6800GS
Shimano Ultegra CS-6800
Shimano Ultegra FC-6800
Shimano Ultegra FD-6800
Shimano 105 CN-601

デュアルコントロールレバーだけをエルゴパワーにした、ごく一般的なシマニョーロであります。

シマニョーロ構成にする動機って、
「エルゴパワーが使いたい」
というのが当然最も多いですよね。
 
自分もそうです。
なぜエルゴパワーが使いたいか、の理由はちょっと異端かもですが…)

なぜ全部 Campagnolo にしないで、エルゴパワーだけにするの?
全部そろえた方が便利じゃないの?
 
という問に対しては
「だって、カンパのパーツは(価格が)高いんだもん」
という理由を挙げる場合が多いのではないかと思います。
 
(中には「シマノのコンポーネントの性能が良いので残したい」という方もいらっしゃるかもしれませんが…。)
 
「カンパは高い」という点が特に問題になるのは、消耗部品ではないでしょうか。

それは

  • チェーン
  • スプロケット
  • クランクセット(チェーンリング)

でしょう。

特にクランクは、BBの問題とも密接に関わってきます。

現行シマノは「ホローテック2」という規格で、BBのメンテナンス性、耐久性については
一般に信頼度が高いと言われています。
(各種プレスフィットBBの話は、また別ですよ…。実体験からも)
 
一方、Campagnolo のBBは、グループセットのグレードにより

 Ultratorqe もしくは
 
Powertorqe と呼ばれるもので、

4,000km 走行ないし 6ヶ月使用ごとにメンテナンスが必要、と Campagnolo の資料に記載されています。
Who can carry out the oparation?
→ Mechanic だそうです。
(ちなみに Ergopower の場合 normal use で 30,000km もしくは36ヶ月で Check by specialised mechanic だそうです。うへぇ)
  
Powertorqe に至っては、クランクを取り外すのにえらい面倒(なんとかプラーという工具が必要)らしく、
(拝借画像)

通常これを薦める話は聞きません。


コレなんか、ついフラフラと買ってしまいそうになりますが、こういうネガティブ情報のお陰で踏みとどまれております(笑)。

ただし、Potenza 以降の Powertorqe では改善されたという話も聞きます。
POWER TORQUE+ とか。
これも伝聞。
 
話を戻します。
 
チェーン
スプロケット
クランクセット(チェーンリング)
はシマノがいいよね。と。
 
ならば。
この3つだけをシマノ製品とし、残りのパーツ
エルゴパワー
RD(リヤディレーラー)
FD(フロントディレーラー)
の3つはCampagnolo を使う
 
という方針を立てることは可能かもしれません。
 
(この時点でブレーキのことは完全に失念)
 
前提としては、
リヤ11速では、シマノと Campagnolo のスプロケット歯同士の間隔はほぼ等しいらしい
という認識があります。
(これも伝聞)
 
シマニョーロで変速がキマらない、という問題の源は

  1. 変速レバーとRDのマッチングの問題
  2. RDのスライド幅とスプロケット歯間隔のマッチングの問題

の2つの要素が関連して発生するものだと認識されますが、シマノ・Campagnolo でスプロケット歯間隔がほぼ同じだとすると、

  1. 変速レバーとRDのマッチングの問題

さえ解消すれば、解決しそうに思えます。
 
ならば、エルゴパワーだけではなく、RDも Campagnolo に揃えてしまえば万事解決するのではないの!?
 
 
…そうかもかも知れませんね。
試してみないとわかりませんが。
 
一方。実は。
 
冒頭に書きましたように、FDには シマノ FD-6800 を使っているわけですが、
インナーからアウターへの変速操作がめちゃめちゃ重いんですよ。
 
それはもう、渾身の力を込めて変速しなければならないのです。
 
エルゴパワーの変速レバーが折れるんじゃないの? っていうレベル(マジで)。
 
かたや、Cinelli Experience では、ST-5800、FD-5800 というシマノ純正組み合わせを使っていて
 
快適快適ー!
 
な変速フィーリングです。
 
これって、
1.変速レバーとRDのマッチングの問題 のFD版、

1b.変速レバーとFDのマッチングの問題

という仮説につながる状況証拠ではないでしょうか。
(いや違うような…)
 
そこでやはり
エルゴパワー
RD(リヤディレーラー)
FD(フロントディレーラー)
の3つはCampagnolo をセットで使う

このプラン、アリでしょうか?
 
コレなんかお手頃だし?
 
注意すべき点は。

すべて、憶測、伝聞、仮説に基いて組み立てられた妄想である。

ということですね。
 
やってみたら、さんざん無駄なお金を投入した上に、かえって変速できなくなった。

という結果になる可能性も十分ある。
 
妄想って楽しいなぁwww

 
お後がよろしいようで。


△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ にほんブログ村