2020年2月23日日曜日

祝!創刊50周年。それなのに「サイクルスポーツ」誌に絡んで無礼をはたらくというのか?

ハロー皆様

最近の「サイクルスポーツ」誌の表紙には
こんな表示がされています。

どうやら、まもなく創刊50周年を迎えられるようです。
おめでとうございます。
 
ですが、最近は自転車業界2大誌
・サイクルスポーツ
・バイシクルクラブ
を読んでも、さっぱり面白くありません…。
※個人としての感想です

Amazon Unlimited で配信されているので、毎号欠かさず律儀にダウンロードして目を通していますが、あんまり読むところがないのでそれぞれ10分ぐらいで終了してしまいます。

それというのも、内容の85%ぐらいは
  • 自転車やパーツや用品を購入して業界の振興に努めよう
  • カラダを鍛えてレースやイベントに参加し業界の振興に努めよう
  • 旅をしてお金を使い各地の観光産業やサービス業の振興に努めよう
  • 広告

から構成されていて、記事の最初の3行ぐらいを読んだらあとは内容の想像がついてしまうからです。
とはいえ、現代のメディアはほとんどが同じような目的で存在していて、これは自転車の世界に限ったことではありませんから、両誌を発行されている出版社を批判することはできません。

ま、そんなわけで、直近のサイクルスポーツ誌2020/04号の

を見ても

いまさらなにをゆーてまんの

と、そっとつぶやかざるを得ません。

こんなワタクシですが、サイクルスポーツ誌とのお付き合いはそれほど短いというわけではございません。

たぶん、
(これもサイクルスポーツ誌のサイトから借用した画像です)
1974/12月号が、初めて自分のお金で買った同誌と記憶します。
神社か仏閣の基壇に寝そべる表紙を覚えています。
おそらく、この後何年かは毎号買っていたのではないかと思います。
1975/4月号の、自転車を担いで階段を登る表紙も印象に残っています。
 
このブログを読んでくださる方の中に、どのぐらい記憶を共有いただける方がおいでかわかりませんが、
  • <松>と走ろう! → <ひろし>と走ろう!
  • 僕と私の旅日記
  • じゃんじゃん横丁

といった記事が思い出されます。

お恥ずかしい話ですが、なにぶん若気の至りでして、当時はサイクルスポーツ誌の記事を結構真に受けていたものです。
確か、何か投稿してみたこともあるような気が…(恥)

ま、その頃の逸話(?)は、また折をみて。

この時期、発行されていたもう一誌
「ニューサイクリング」は、もっとオトナな感じの雑誌でした。

手元に残っているこちらはかなり後、1995/11月号ですが、まだ「アルプス」の広告が載っています。
「クイックエース・スーパー」は憧れの一台でした。

さてその後

マウンテンバイクが日本における全盛期を迎えました。

末政美緒ちゃん(当寺18歳)が表紙のこの号が、まだ書棚にありました。
が、正直、このころはサイスポよりも

こんな雑誌のほうがクールな、そういう時代でありましたね。

と、まぁ、伝統のサイクルスポーツ誌に文句ばかり言っておりますが、この雑誌受難の時代、よくぞ50年を迎えるまで発行を続けてこられた。心からそう思います。

そういう意味からは、

Amazon Unlimited で流し読みしてるけど面白くねーよ。

などと、冒頭のような憎まれ口を聞く暇があったら、身銭を切って購入して応援するのが正しい姿勢ですよね。
 
よし。
とりあえず、創刊50周年記念号になるであろう 2020/5月号はペーパー版を購入しましょう!
 
ではまた。






△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ にほんブログ村

2020年2月19日水曜日

カンパニョロ Campagnolo Chorus のブレーキをインストールするのだ! 是非に及ばず!

ハロー皆様

今まで、それなりにいろいろパーツ交換を経験してきましたが、
断然成功だったと言えるのは、このシマノ ULTEGRA BR-6800 の導入でした。

機能、性能、カッコよさとも不満なし。完璧。

レバーをエルゴパワーにしたシマニョーロ構成となっても、全く不安なく。

Cinelli Experience で 10,916km、
Cinelli StratoFaster で 13,793km
合計 24,709km のライドを支えてくれました。

何の不満もなく、不調でもないこのブレーキを、なぜか交換する時がやってきました。

交換するのは
Campagnolo CHORUS D Skeleton Brake BR15-CHDP

並べてみました。
このピボットの位置が、ULTEGRA BR-6800 のストッピングパワーの源泉であることがわかりますね。
小学校で習った「テコの原理」であります。

そして、BR-6800 にはベアリングが使われていることも忘れてはなりません。
Campagnolo でベアリングが使われるのは、SuperRecord、Recordのみで、Chorus 以下には使われていません。
Chorus は(少なくともブレーキに関しては)ULTEGRA より格下だと思われます。

ところで。
CHORUS の構造は、どこかで見たことありますね?

そう。

Cinelli Experience 完成車についてきた、Tektro さんのブレーキアーチと同じです。

裏面も一致。
 
どっちがどっちを模倣したとかしないとか、事実関係は存じておりません。

ロードバイクを購入して最初のパーツ交換が、この
Tektro → ULTEGRA BR-6800 でした。
それは大正解であったわけです。

にもかかわらず交換する。
この不条理を断行したいと思います。
今回はまず後のみ。

Cinelli StratoFaster を組んだときに、
適当に仮決めしたこのアウター長。

ついでのときに直そうと思いながら、放置してきました。
さすがに今回は直しましょう。

面倒くさいので、ブレーキインナーケーブルは交換せずに済ませるつもりですが、問題が発生した時のために在庫を確認。
 
ポリマーコーティングのと SIL-TEC のと一本ずつありました。
Campagnolo が ポリマーコーティングのケーブルを採用したのは12速のモデルからです。
それ以前のモデルである BR15-CHDP は対応していないと考えるべきでしょう。

ブレーキ本体をシートステーブリッジに固定するナット。
Campagnolo(左側) はトルクスT25、シマノはアーレンキーの5mm です。
シートステーとシートチューブの間はレンチが入りにくいので、構造上ボールポイントが使えないトルクスは扱いにくいのです。
にもかかわらず、今回はトルクスのナットで取り付けますけどね!

そしてもう一つ。
取り付ける際に、ブレーキとシートステーブリッジの間に挟むワッシャー。
Campagnolo はギザギザのものだけ。シマノはフレームに傷がつかないザラザラのものが選べます。
 
ここは、シマノのザラザラワッシャーを転用することにしました。
ブレーキに関する部分は安全のため純正を尊重するべし!
という正しいご意見。承りました(一応)。でもこれで行きます♪

取り付けました!
実は、リムブレーキの取り付けは、自転車組立の中でも簡単な部類だと思うんですよねー。
中学生ぐらいのときからいじっている気がしますし。

心配していましたが、25Cのタイヤもそのまま通りました。

ブレーキは「トーイン」をつけて組み立てること!
と力説される方が多いですが、これも気にしていません。
(しばらく使ったらシューが減って同じことだよね?)
(せいぜい、ブレーキがキーって鳴く。程度のことだよね?)

こんな感じです。

まぁ特にカッコよくもないですよね。
ULTEGRA BR0-6800 の方がカッコよかったよなー(個人の感想です)

シマノ ULTEGRA BR-6800 (元箱入り)
ご用意できました。

試走は次のライドにて。
 
ではまた。
 


 


△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ にほんブログ村

2020年2月17日月曜日

冬と霧の隅で。たかが140km,されど140km。2月といえば日吉ダム。本当だろうかー。

ハロー皆様

今年も、風の中に潜むスギ花粉の気配が心を曇らせる時期となりました。

午後から晴れて暖かくなるという予報。
零落した貧脚の再復プロセス上は、次は 100km ~ 120km ぐらいのコースを設定するのが妥当な感じなのですが、この予報を聞いて南丹を走って日吉ダムまで行ってみたくなりました。

前回は
一庫ダムから日吉ダムまでひとっ走り行ってくらぁ。

天候と風向に翻弄されるライドでしたが、果たして今回は。

定点 一庫ダムにて。
下界には霧が残っています。
すると、亀岡盆地の霧も期待できるのでは?

いやいや、霧は「期待」ではなくて「危惧する」べきものでしたw

ひいらぎ峠を越えて進行。

すると、その先の亀岡盆地にはやはり霧が…

このトレーラーさんが積んでいるのはなんだろう…。
ケルマディック号かな?

そして南丹市内へ。
寒い。

路面がウェットになってきた。


 いつになったら晴れて暖かくなる予報が実現するんだろう…

と思いつつ、道の駅 スプリングスひよし に到着。

(動画)

ダムカレーだッ!

堤体をクローズアップしてみました。意味はありません。

本物の日吉ダムにも登りました。

えい! 定番構図。

通行止…。
それは人類に残された、最後の開拓地である。

前回、凶悪な土砂崩れで引き返した場所は強固に復旧されていました。

前年4月に来たときはこんな状況でした。

少し進むと、
重機が次なる復旧箇所に取り組んでいました。

邪魔をしてはいけないので引き返します。

空が少し明るくなってきました。

美濃谷橋にて
シベリウスのジャケット写真に使えそう? とか思って1枚

(動画)

では、帰投いたしましょう。
脚は完売御礼ですが、帰りは向かい風基調となるのが救いです。


が、様子がおかしい…?

予報を見直すと、
 午前:北西の風
 午後:南東の風
往復とも向かい風が運命づけられていました。
本当にありがとう。

いや、僕の願いは追い風だったのです。

叶えて、おサル様。

若干 暖かくなってきたので、ウィンドブレーカーを脱衣。

すすぬ!

大堰川兼保津川を渡河

JR八木駅が建て替えらしいので寄り道。

(動画)

拝田峠をわーいわーいと越えて

神前越えを果たし

LAPIERRE XELIUS Thibaut Pinot カラーの人発見!
めっちゃオシャレやなー♪

ひいらぎ峠を通過

地黄の溜池のところで青い鳥が前方を横切ったので
 カワセミ!?
と思いましたが、肉眼でも動画でも確認できず。
 
あれは幸せの青い鳥だったのかもしれない。
もうつかまえることはできない。

野間の大ケヤキ。
 
ここから帰着まで35km。
背中まで45分。

今回のコース。




STRAVA様より祝電が届いております。


ではまた。





△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ にほんブログ村