2025年3月24日月曜日

クロモリで初の猪名川サイクリングロードへ

ハロー皆様

やけに寒い日々が続いた2025年(令和7年)の3月ですが、ようやく春めいてまいりました。

そんな快晴の休日。

このぐらい快晴でしたので、みんな大好き猪名川サイクリングロードを走りに行きます。
(ここは武庫川左岸です)

中国自動車道をまたぐ跨線橋。

猪名川に到着。まずは右岸を北上します。

ここはいいんですよ追い風だから。

ソラリスの陽のもとに

呉服橋を渡って左岸へ。河川敷へ降ります。

また阪神高速をくぐる。

Strade Bianche へ。

今日は飛行機が飛んでないが鳥が。

堤防道路に上がりました。

いやもう 向かい風が強いのなんの。

桜が楽しみですね。

もうずっと快晴。

利倉橋で折り返しましょう。

愛車撮影。FRCC34

早くもこのへんを ULTEGRA か Campagnolo に換えたくなってきています。
でもさすがにもう少し乗ってからにしようよ。

エンドの工作の味わいはクロモリならではですねー。よき。

また折り返して右岸を北上。

こんな道だ。

いながわばし

三角州の頂点をぐるっと回って藻川へ向かう。

こういうことね。

すると また向かい風なのだ!

兵庫県道336号東富松御願塚線 に到達。
今日はここから帰路へ。

上園橋をわたる。なおも快晴、そして向かい風

安堂寺の交差点を渡ってラスタホール前。

ラス太(生後6ヶ月)

この先、県道336号線は南に折れて細道に変わります。

道に従って帰ります。

今回は以上です。

ではまた。


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2025年2月17日月曜日

【懐古】宮田工業 「エディ・メルクス」の巻

ハロー皆様

我が国の誇る自転車メーカーの雄、宮田工業の回です。

エディ・メルクス。
中学生は、この自転車によってメルクスという選手の存在を知りました。

「本格的スポーツ車にムダは不要です」
…いや、不要だからムダというのであって。
トートロジー?
穴開きブレーキレバーがセクシー。

「栄光の冠詞」
…「代名詞」って言ったほうが良くない?
当時の青少年は「ツール」とか「ジロ」をこのカタログで知ったのです。
「ヴェルタ(La Vuelta Ciclista a España)」は最初知らなかった。宮田さんが教えてくれなかったので。

イタリアンカット・ラグってなんて美しいんだろう。
と思った。
後にランドナーを組むときにはコンチネンタル・カットを選ぶことになるのですが。

ゴージャスという言葉はこのロードレーサーのためにあった。

多彩な車種を揃えたシリーズ。
なんとサイクル・サッカー用の車種もラインアップされていました。
知ってますか、サイクルサッカー?

エディ・メルクスシリーズ、競合他社よりも高めの価格が設定されている高級路線。

オレンジのフレームと黒のフィニッシャー(サドルやバーテープ)の組み合わせがそれはそれはカッコよく見えました。

ああ、ロードレーサーの MX-RR-A やっぱりカッコイイ。やばい。

2025年2月14日金曜日

「パナモリ」の細かい話。自転車屋さんとの付き合い方。

ハロー皆様

購入した、Panasonic POS FRCC34 にまつわる雑談コーナーです。  



言わずもがなの内容を含んだ細かい話を。

Panasonic POS FRCC34 は、伝統的なクロモリフレームのフォルムですが、ステアリング周りがスレッドステム仕様とA-HEAD仕様の混合になっているなど、注意が必要な点がいくつかあります。


まず注目すべきは(上述の通り)
フロントフォーク
 Cr-Mo Φ24.0/13.0 t1.0フルロストワックスラグ JISサイズ
ヘッドセット
 TANGE A-HEAD RDC JISサイズ

JISサイズ1インチ。これはスレッドタイプのヘッドの規格です。
なのにフォークコラムにスレッドは切られていないので、A-HEADステム(スレッドレスステム)を装着することになる。
しかし、今どきのロードバイクのA-HEADステムのコラム径は1-1/8インチ。
 フォークコラム外径 … Φ25.4
 ステム側内径 … Φ28.6
というアンマッチが生じるので、好みのステムを使おうと思ったら、シムの使用が必須となります。

Panasonic のスペック表「フレームセット付属品」に
 ハンドルステムアルミシム(1~1-1/8)
と記載があるのがこれですね。

次の注意点はフロントディレーラーでしょうか。
昨今はフレームに取付台座が備わっている場合が多いですが、
フロントディレーラー形式
 Φ28.6mmバンド・ダウンルートタイプ
とあるように、バンドタイプのフロントディレーラーが必要です。

今回は、もともと直付タイプのフロントディレーラーを転用するので、こんなのを買っておきました。


取付径はΦ28.6mm。
よく見かけるアダプターはたいていΦ31.8mmかΦ34.9mmなので要注意です。

(この写真、お気づきの方がいらっしゃるかも知れませんが、フロントディレーラー取付けボルトのすぐ下にギザギザワッシャーがつけられているのはミスです)

*  *  *  *  *  *  
車重を量ってあったのを忘れていました。

ペダル付きで 8.7kg

*  *  *  *  *  *  

今回、久しぶりに自転車屋さんで自転車を買いました。

前回自転車屋さんで買ったのは 西暦2000年だったので、25年前か…www
しかも、一軒目では売ってもらえずwww

今回は、フレームを買うだけではなく、組立もお願いしました。
最後まで迷ったんですけど。
自分で組めば工賃が節約できる。最初からシマニョーロで組める。

2つの理由で自転車屋さんにお願いすることを決定しました。
理由1.プロの組付けクオリティを知って、自分の技術の足りない点を確認したい。
理由2.自転車屋さん業界の経済に微力ながら貢献したい。

理由2.
ここ20年ほど、自転車のお陰で相当程度に楽しませてもらっているのに、日本の自転車屋さん業界にほとんど貢献していないので罪滅ぼしと考えました。
国産の Panasonic を選んだのもこれと関係あります。

結果的には、理由2.は達成できたと自己評価しています。

フレームへの組立工賃は(もちろん事前にお値段を聞いたうえで依頼しましたけど)事前予想の3倍ぐらいでした。自分の金銭感覚が20年ぐらい古いのかと思います。

試しに計算して遊んでみたところ…
完成している自転車から部品を取り外して、新しいフレームに組み込んで完成させる作業。
作業時間はどのぐらいでしょう。
エビデンスありました(笑)
素人仕事を基準にして恐縮ですが、作業所要時間はこれに基づいて推定。
逆算して年収換算すると?
…1,600万円ぐらいですね! これにフレーム(メーカー希望小売価格で購入)の売買差益が乗る。
それなりの貢献ができたのではないでしょうか。

なお、パーツはすべて Cinelli Experience からの移植、消耗品等は別途購入済だったので持ち込み。
それゆえ、部品等の売買差益は発生していません。


もうひとつ、
理由1.(プロの組付けクオリティを知る)の方の結果は。
いくつか事実を羅列すると

納車(引取)の際、一見して、クランクの(FC-5800)外見に違和感を感じました。
チェーンリングのクランクへの取付方向が、180°逆になっていました。
(一目でわかるよ)
その場で指摘して直してもらいましたが、それだけではフロントの変速の再調整が必要になりますよね…。
さすがに失礼かと思ったので、店頭で修正前の写真など撮ってはおりません。

チェーンの進行方向
逆ですよね。方向性の存在をご存知なかった可能性もありますね。
このチェーンは QuickLink ではなくアンプルピン仕様なので、直すのが面倒です。

フレームに同梱されていたこのパーツ。
「何なんでしょうね?」とのことでした。
自分も知りませんでした。

取説にしっかり書かれていました。

前輪QRのフールプルーフでした。アメリカ人の訴訟対策的な。
取り付けないことを希望なので、結果はOKなのですが、プロの自転車屋さんとしては所定の機能を説明したうえでユーザー責任での判断を求めていただきたかったところです。

それから、すでに報告した
フロントディレーラー取付けボルトのギザギザワッシャー問題。
これは、ワッシャーの役割を理解していれば起きないミスだと思うのです。

前後のブレーキアーチ (BR-5800) のリリースレバーが開放されたまま納車されました。
また、片効きしていました。

シマノSTIレバー (ST-5800) のリリース側が時々空打ちするようになっていた(長期使うと発生しがち)ので、組立て作業に合わせてメンテナンスを依頼していたのですが、これは実施されていませんでした。

「すべての部品をピカピカにしてから納車しますよ!」ということだったのですが、
清掃されていたのは前後ディレーラー、クランク、カセットスプロケット、ペダルだけでした。(その際にチェーンリングを反対向きに付けてしまったわけですけど)。
まぁこれは無料サービスの範疇で評価対象外でしょうか。

体格に合わせたポジションはピッタリでした!
(厳密には体格に合わせたのではなく、Cinelli Experience のセッテイングをコピー)

一方
「カセットスプロケットの締付けが弱かったですよ!」と指摘してくださいました。
身に覚えありです。ボスタイプフリー時代の「乗っていれば嫌でもどんどん締まる」感覚がどこかに残っているのかも知れません。

ということでした。

随想
自分自身も、仕事において完璧には程遠いです。
仕事を通して、顧客に教えてもらったり育ててもらったことも多いです。
お店と「客」の関係も、互いに学び、育ち、育てていけばよいと思います。

今後、新しい自転車を買う。というイベントが発生するかどうかはわかりませんが、その時に自転車屋さんを頼りにするかどうか。

それはわかりません。

ではまた。
 

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