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2023年2月3日金曜日

JIT ( Just In Time ) ロジスティクス崩壊する。効かないディスクブレーキの運命やいかに。

ハロー皆様

これも想定内。と申しますかこのゲームの一部なのですが、
取り付けてみたメカニカル・ディスクブレーキ ZOOM DB-680 がまったく効かない、ということが明らかになりました。


もちろん、ディスクブレーキの制動力はブレーキキャリパーだけで決定されるわけではなく、ブレーキパッド、ローターとのマッチング、ワイヤリングの問題など多岐にわたります。

( ZOOM DB-680 )

そもそも、ZOOM DB-680 への換装は、ハンドルバーの交換と同時に実施したかったのですが

その発注タイミングが春節と重なってしまい、発注後一週間以上経過しても注文が受け付けられず、もちろん発送されていません。
 ( Aliexpress、発注済 受注未処理 未発送 )

待ちきれず DB-680 をインストールしてしまった。

しかし、まっっっっっっったく効かない。

というところからこの物語が始まっています。

制動力を改善するための試行錯誤を伴う対応策は,以下の手順で進めていく計画です。

1.ディスクローターを「ナロウ」から「ワイド」に変更。
2.ディスクローターを 160mm から 180mm に大径化。
 このために以下のものを発注しました。

ディスクローター ( Amazon Seller、発送済 在中国 )

IS/PM マウントアダプタ F180  ( Aliexpress、発送済 在中国 )

3.ブレーキパッドを摩擦力の強いものに交換。
 DB-680 に適合しそうなものから下記を発注

セミメタルブレーキパッド  ( Aliexpress、発送済 在中国 )

4.ブレーキキャリパーをシマノ製品に交換

3.まで試して解決しなかったらブレーキキャリパーを換えてみようという本末転倒対策。
シマノ ALTUS BR-M375  ( Amazon.JP、 受領済 )

2,211 円という販売価格は使いうちに値上げされると予測して手を打ったところ、アッというまに届いて順番逆転です。

なお、

Amazon.JP ではブレーキパッド B05S が 1,026円で売られていますから、キャリパー BR-M375 の売価の 1/2 近くをブレーキパッドが占めている計算になります。

ところで、フロントフォークから Vブレーキを取り外して、台座も撤去しました。

シマノ DEORE XT BR-M750 台座込みで 256g

台座を取り外した跡の穴をふさぐ
こんなネジが破格(通常売価比)だったので買っておきました。

台座のネジには M8 と M10 があるので、買う前にどちらか測りましょうね。

これが通常は 1,100円なんですって! 高付加価値な KCNC

取り付けてみました。
本当は、Vブレーキに戻す可能性を考慮して、ディスクブレーキが適切に効く状態になったことを確認してから取り付けるつもりだったのですが、逆転であります。

逆転。

ローターとパッドを交換しても改善しなかった場合の「掟破りの切り札」となるブレーキキャリパー、シマノ BR-M750 も先に届いてしまいました。

魔が差して先に取り付けてしまうと検証にならないので、抑止のため
台紙に固定しているタイラップを切らずにに鑑賞。

色気では完全に ZOOM DB-680 の圧勝です。

質感、仕上がりは甲乙つけがたい中華品質。

リターンスプリングは結構強いので、「引き」の軽さについては DB-680 とあまり変わらないかも知れません。ワイヤリングがどの程度影響するのかどうか。

裏側を見たら、だいたい調整方法も理解できました。

なお
申すまでもなく PRODUCT OF CHINA です。
シマノ製品だからと言って日本製なわけではありません。
その点をもって深圳市で作られているらしき ZOOM よりも優れている、といった論説の根拠にはなり得ないでしょう。

とりあえず、ハンドルバーは当分届かなくても構わないので、ディスクローターとマウントアダプタが早めに届いて試せると嬉しく思います。

つづく、です。

ではまた。



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2023年1月30日月曜日

これはブレーキなのか? それともブレーキの姿をした「何か」なのか?

ハロー皆様

前の記事では
「バーテープを巻き直すのがメンドクサイので、ハンドルを買ったら一緒に取り付ける」
などと言っていた漢方メカニカル・ディスクブレーキですが、


春節にぶつかってしまったため、発注したハンドルバーは一向に発送される気配なし。
というか注文自体受領されないので、いつ届くかわからないと判断。

日本人の感覚では待っていられないので、
取り付けてしまいましょう、漢方(中華)機械式ディスクブレーキ ZOOM DB-680。
TRP Spyke のそっくりさんです。前輪に装備させます。

工具準備ヨシ!

取り付け手順は
  1. フォーク(ISマウント)にしっかり取り付ける。
  2. ポストマウントアダプタの取り付けボルトは遊びを持って固定。
  3. 左右のブレーキパッドの出具合を均等にしておく。
  4. ブレーキケーブルを固定する。
  5. ブレーキレバーを握ってセンター出しをしつつ、ポストマウントのボルトを固定(本締め)する。
  6. ブレーキパッドの出具合(クリアランス)を調整する。
  7. できあがり。
です。

パッドクリアランスの調整は、
この穴(外側)と

この穴(内側)に、3mmのアーレンキーを差し込んで行います。
わかってしまえばカンタンです。

キュパキュパ

できあがり。

結構追い込んで調整できたつもり。

それでは試走。


…これはすごい!


評するならば、限りない透明感を備えた神秘的なブレーキ。
レバーを握ったとき、ブレーキは存在感を消し、そこには虚無の世界が広がります。


まったく効かない。


制動距離:測定限界外
ブレーキによる制動抵抗よりも、タイヤの接地抵抗(転がり抵抗)のほうが大きいので測定できません。
ブレーキレバーを握ったままでペダリングしてもほとんど負荷を感じず走行可能です。

後輪にVブレーキを残しているので、併用すれば安全走行に実害はないのですが、そうでなければ整備不良です。
車検があったら間違いなく通りません。

徐行専用グラベルバイクになってしまいました。

「ディスクブレーキは、ローターとパッドのアタリ(慣らし)が必要」
と聞きますが、アタリが出てこの2倍効効くようになったとしてもNGです。

0 x 2 = 0

なのであります。

さあ、対策です。
一番正しいのは、まずVブレーキに戻すことです。

だがしかし
それでは負けです。
ボケ防止にもなりません。

他の方法を試して遊びましょう。

それまでは、乗らなければ安全上のリスクはありません。

まず、すでに手配済みの対策。

ブレーキキャリパーのパッドが「ワイド」であるのに対し、セットで付いてきたローターが「ナロウ」であると思われたので

別のローターを発注済です。
どうせなら、と 180mm のローターを選んだので

IS → PM アダプタも発注。

これで
 ローターのワイド化
 ローターの大径化
の2つの対策を同時投入することになります。

それでダメだった場合に備え
セミメタルパッドも発注しておきました。

フルメタルパッドも探したのですが、ZOOM DB-680 の変態サイズに合いそうなものがまだ見つかっていません…。

そして。
ローター&パッド交換でも制動力が獲得できなかった場合は

いまなら 2,000円ぐらいなんだから、シマノ BR-M375 に交換してみて、どうなるか試してみよう。

モノタロウ様情報では
「価格改定を予定しております。新価格は2,980円(税抜)を予定しております」
ということなので、早めに買っておかなくちゃ…

まってまって!
対策に本体(キャリパー)買い替えまで入ってしまうんですか?
あまりにもバカみたいじゃないですか(笑)?

そうだなぁ
それもそうだなぁ

でも、2,000円ぐらいバカみたいなことに使ってもいいかもしれないですよね。

いや、そもそも今回の一連の
「漢方メカニカル・ディスクブレーキをつけてみた!」
全体がバカみたいなのですよ。

ではまた。



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2023年1月25日水曜日

ディスクブレーキ ZOOM DB-680 入荷。ブレーキを交換するためにはハンドルバーも買う必要がある。なぜ?

ハロー皆様

チュ国 Aliexpress に発注していた、メカニカル・ディスクブレーキキャリパーが、
なんと発注後約一週間で到着しました。
神速。

ZOOM DB-680 です。
Amazon.JP でも 売られています。

今回の包装は「どこから開けるんだよ?」バージョンでした。

ビリビリ。
160mm ローターとのセット販売。
ちゃんとボルトもついています。

でも、これはナロウのローターでは…
ZOOM DB-680のパッドはワイドだよね? いいんだっけ? いやダメなはず。
やってくれるぜ。

身体測定、233g。
なお販売サイトの表記では 228g でした。
まぁいいんですけどね。

ではお触りチェック。

対向ピストン(両押し)はちゃんと動作します。
リターンスプリングはたしかに強力。
ケーブルの摺動抵抗とか語る以前のレベルかも。

「引き」の強さが懸念されます。
一般社会では「引きが強い」のは喜ばしいことなのですが…w

内側(ホイール側)のアームは、恐らくクリアランス確保のためであろう鉄製です。
TRP とかはどうだったかな。

ピボットを固定する両サイドの T27 ボルトの穴の奥に 3mm 六角のボルトがあり、ここにアーレンキーを差し込んで回すとスムーズにパッドクリアランスの調整ができます。

さぁ、自転車に取り付けてみよう!

え?
ブレーキケーブルを長いのに交換するんだったら、ハンドルバーテープを巻き直しだろう、って?

お、おう。

どうせなら
ハンドルもまとめて交換したほうが、その手間が一度で済むだろう。って?
まぁ、それはたしかに。


だから、ハンドルバーを発注したぜ。

って、なぜそうなるのか。
対中貿易は今後もかなりの入超が続きそうな予感がします。

これで、ディスクブレーキ ZOOM DB-680 の装着は、ハンドルバーがチュ国から届いたあとで、ということになりましたな。

すると
お祝いの時期となるため、多くのセラーは 1 月 21 日~27 日まで休暇を取ります。 その期間中、注文処理および出荷は約 7 営業日遅れる場合があります。 
なるほどー! 春節か!

え? 他にも何か?
ディスクローターがナロウだったら、交換しないとダメだろう、って?

せやな。

なぜか Amazon.JP で、Aliexpress でよく見かける ローターが本国より安く売られていたので買っておきました。しかも 180mm。
ローターよりも、キャリパーを 160mm → 180mm に対応させるアダプタの方が高そうですよねw

で、
もちろんすぐには届かないので、セットについているローターを
どんな感じかな~ と思って、ハブに取り付けてみました。

ほう。

それではキャリパーも。
パッドクリアランスの調整も簡単でした。

ほほう。

バーン! アーニャ、カッコいい?

ケーブル配線してみようか?
ブレーキケーブルの予備在庫ってあったっけ? …えーと。

あれあれ!? ハンドルの到着を待つのではなかったですか?

そうだっけ?

ではまた。
 


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