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2023年2月20日月曜日

中国方面から謎の円盤が飛来 DGBに落下か

ハロー皆様

メカニカル・ディスクブレーキがさっぱり効かない問題。
これはブレーキなのか?
対策計画は以下の通りです。

1.ディスクローターを「ナロウ」から「ワイド」に変更。
2.ディスクローターを 160mm から 180mm に大径化。
3.ブレーキパッドを摩擦力の強いものに交換。
4.ブレーキキャリパーをシマノ製品に交換。

このプロジェクト案を受けて

円盤が中国から飛来。
激安 180mm ディスクブレーキ・ローターです。

DGBっていうのは Deep Gravel Bike です。誠にすみません。
 
これを装着することで
1.ディスクローターを「ナロウ」から「ワイド」に変更。
2.ディスクローターを 160mm から 180mm に大径化。
この2つを同時に実現するという目論見です。

が、ローター以外にも必要なものがあります。

ローターをサイズアップするためには、キャリパーの取り付け位置を外側にシフトする必要があります。
そのためのアダプター。
100円モノを選んだために、なかなか届きません。
6年前 ( 悠久の時の流れの中で ) と同じ愚行を繰り返しております。

発注から約1ヶ月で届きました。
セラーが掲載していた写真とだいぶ違いますが、使えればよいです。

取り付けボルト込で 32g。

同時に

セミメタルのブレーキパッドも届きました。

26g。

対策「3.ブレーキパッドを摩擦力の強いものに交換。」の要員です。

ディスクローター交換の結果を確認するまで、しまっておきます。

では、ようやくローター交換に着手します。

キャリパーを外します。ぶらーりぶらり。

アダプタを交換。

半径 1cm 分、外側に移動しました。
ポストマウントへの取り付けボルトはこの時点ではユルユルに。

それではローターを交換します。
直径の差はもとより、ナロウとワイドの違いも見て取れますね。

そうちゃく!

ガシッ! 問題なさそう。
あとは微調整。

が、ローターが左右にかなり振れていて左右交互にパッドにタッチ。
そう来たか。
ディスクブレーキの洗礼。

ローターを曲げて修正すればいいのですが、まぁちょっと乗ってみてからにしましょう。

ローター交換前よりも、ある程度制動力は上がっている感じがしますが、Vブレーキとの比較ではまったく及ばず、再度「アタリ」に希望を託します。

では試走!

アタリ効果あり!
走るほどに、ブレーキらしくなってきました。
このブレーキ ZOOM DB-680 を付けた当初は、ブレーキレバーを握っていても平気で走れたのですが、現在は努力しないと前進しません♪
キーキー鳴りますが、止まってくれれば文句は申しません。

ローターの幅がパッドの幅をカバーしていることを示す擦過痕。OKOK。

パッドタッチもなぜかほとんどなくなりましたので、クリアランスを詰めて引き続き様子を見ましょう。

セミメタルパッドの投入は急がなくても良さそうです。

180mm ローターの存在感、ちょうどいいかもです。

そして

中華通販おなじみ、このような梱包の荷物が届きました。

いったい何が入っているのか!? その真相は果たして!?

続きはCMのあとで



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2023年2月10日金曜日

カッコつけてフォークコラムを短く切ってしまったけど、やっぱりハンドルを高くしたくなったら、どうする?

ハロー皆様

若気の至り。
そういうことはあるものです。

軽い気持ちで入れてしまった、タトゥー。
軽い気持ちで切ってしまった、フォークコラム。


世の中には、取り返しがつかないことがあります。

潔く、背負って生きていく。

潔く、新しいフォークを買う。

とても美しい生き方です。

ですが、それでもなんとかしたい気持ちもわかります。

「完成車のコラムが最初から短く切られていた」

情状酌量の余地もあります。

そこで、

こんな商品があります。
Amazon.JP でもよく見かけます。

こんなふうに、コラムを延長する効果があります。

「こんなの恥ずかしい…」
「自分の過去は人に知られたくない」

そんな人には

最近は、こういうのもあります。

プレッシャー・アンカー方式で、外からは最初からコラムが長かったように見える。

あなたの秘密、守ります。

ただし、スターファングルナットが打ち込まれていると、それが障害になって使えないであろうと思われます。

長らく、
「一度打ち込まれたスターファングルナットは、通常の方法では除去できない」
「ドリルでブチ割るしかない」
というのが定説でした。

でも、今はこういうツールがあるみたいですよ。

検討なさってみてはいかがでしょう。

一方、フォークコラムの延長ではなく、ステムで解決する作戦もあります。

一番見つけやすいのが、

こういう可変ステムで高さと長さの両方を、様子を見ながら頃合いのポジションを探す。
という方法です。
Amazon.JP あたりでも多種販売されています。

極めるならば

やはり、中国曲技団。
MAX 柔軟性を発揮。ステム突き出しにマイナス値をセットすることが可能です。

可変式なんて漢らしくない! 漢は黙って固定長&角度で勝負だぜ。
という向きには
これなどいかがでしょう。かなり背伸びした感じ。
「ストレッチしたスケーリング計画」とか言うと意識が高そうに聞こえます。

「生ぬるいわ!」

ですか? ならば

真上に突き上げる拳。これでしょう。
トップキャップ・ボルトがどうなっているのか不明で、ワクワク。

通常形状のカチ上げステムだと、45°とか50°ぐらいが上限らしいです。
常識人にはこれが無難かもです。

なお、
「アレを忘れてないか?」
という読者の声があるといけないので。

ジャパン・カチアゲの代名詞、日東さんでも 35°らしいです。

伝説の Salsa、45°ぐらいですよね。もしかすると50°あるのかもしれません。

以上、失った青春とハンドル高さを取り戻す方法をいくつかご紹介しました。

なお、ハンドル高さとは関係ありませんが

AliExpress でステキな模様が描かれたステムを見つけました。

この手の「模様」にも流行があるみたいですね。

ひところ蔓延っていた "Rapha" も最近は "Ralvpha" とかになってます。

見つかるまで売って、叱られたら引っ込めて別なブランドの模様に切り替える。
ということなのかも知れません。
モグラ叩き vs イタチごっこ?

ではまた。



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2023年2月6日月曜日

ディープ・グラベルバイクの野望と妄想 その行方

ハロー皆様

この物語は、20年以上前に購入した MTB TREK8000 のハンドルバーを、ドロップハンドルに付け替えた時に始まりました。

その時は、ふざけて
ジョン・トマックだぁ! などと申しておりましたが、
もちろん心にもないことでした。

しかし、ウソでもそんなことを口にしていると言霊とは恐ろしいもの。
本来自分が望んでいたはずの自転車の姿を見失ってしまいかねません。

もともとは、ハードテイル MTB の TREK 8000 で走っていて、
「これがドロップハンドルだったら、もっと楽だろうなぁ」
と思ったのが原点です。

まぁ
イメージはこんな感じです。
X-Biking ってヤツですよね。
これはこれでいい感じ。

でも、John Tomac が駆っていたのは、ドロップハンドルであっても紛れもなく MTB。
ならば、ドロップハンドル化した TREK 8000 も、やっぱり MTB でしょうか?

近年発生した自転車の車種に「グラベルバイク」というものがあります。

ロードバイクのタイヤを太くして、悪路も走れるようにしたもの。
なので、もともとは「グラベル・ロードバイク」と言っていたはず。

登場した頃、
 そんなのシクロクロスとどこが違うの
 悪路走るなら MTB の方がいいに決まってんじゃん
などと陰口を叩いているうちに、どうやら世間に定着してきたようです。

公平に考えたら、たとえば往時の「スポルティーフ」、
 そんなのランドナーとどこが違うの
 早く走るならロードレーサーの方がいいに決まってんじゃん
などと言うこともできたはずですから、
好きなようにやったらいいんじゃないでしょうか。

であれば、です。
ドロップハンドル化した TREK 8000 、もう「グラベルバイク」と呼んでしまいましょうか?

と言うと
 さすがに26インチはあかんやろ
 サスペンションが付いたのはグラベルバイクと認めん

そんなことを言われそうですよね。
そこで「グラベルバイク」の亜流と見てはどうでしょう。

「ロードバイク」でも
 エアロ・ロードとか
 エンデュランス・ロードとか
あるわけですから、
 ○○・グラベルバイク
と名乗らせることも許されるはず!

Monster グラベルバイク?
Heavy グラベルバイク?
Strong グラベルバイク?

No.

Deep グラベルバイク!

Yes!

普通のグラベルバイクよりもさらに悪路に強く、もっと森の奥まで入っていけそう。
そんな、MTBのチカラを身に着けた正義のヒーロー、ディープ・グラベルバイク!

ドロップハンドルと合体してディープ・グラベルバイクとなった不動明
じゃなかった TREK 8000。

これから、どう育てていきましょう。
いや、育てなくてもいいんだけど。

TREK 8000 は生まれがレースバイクなので、身なりが少々派手です。
強力なレース用ハードテール・マシーンだ。

しかし、幽玄なる森の深奥を訪う、ディープ・グラベルバイク。

シシ神様?
こんな感じの渋さが欲しくなるときもあるじゃないですか。
ああ。これはカッコいい。
大人。

この記事を執筆している裏側では、TREK 8000 のフロントフォークに取り付けた、中国製のメカニカル・ディスクブレーキ
 ZOOM DB-680
がさっぱり効かない、どうにかしろ、という騒ぎが起きていますwww
(並行して進行中)

仮にこれが落ち着いた、という状態を想定して話を進めます。

目下だいたい、こんな状態。

フロントのVブレーキが取り去られ、ブレーキディスクローターは 180mm になると見られます。(執筆時点で発注済)

その後はおそらく
ハンドルバーが、カーボン製のグラベル・タイプのものに交換される予定。
これも執筆時点で発注済。

これに関しては、
TREK 8000 にはバーエンドコントロール SL-BS77 を使っているものの、購入したハンドルバーの内径などは確認しておらず、
「使えるのかどうか不明」
であることに発注後気づきました。
さらに。バーエンドコントロール(バーコン)の弱点として、自転車を立てかける際に傷つきがち。という点があるのですが、ワイドなグラベルバーになったら問題はさらに深刻化するはず。
この点もまったく考慮せずに発注致しました。大丈夫なのか。

ここまでは、既定路線となっています。
ここから先は、純然たる妄想に突入します。


フロントサスペンションの ROCKSHOX JUDY RACE ちゃん。
ストックでは 80mm にセットされていましたが、100mm トラベルに変更しています。

より悪路に強い「ディープ」グラベルバイクたるキー・デバイスではあるのですが、一面ではこのフォークが、バイク全体を古く見せている事実は否めません。

いまどきの「グラベルバイク」のフォークは、
キャリアダボのいっぱい着いたキャンピング仕様のフォークか、
スルーアクスル仕様のカーボンフォークですよね。

でも、我が TREK 8000 のために、こんなフォークを選ぶこともできます。

サンプル画像に使われているのは、なんと ZOOM DB-680。しかも赤。
効かないんだってば(笑)

サスペンションフォークを自分でメンテナンスする技術がない上に、補修部品の供給も維持されないので、
「修理不可能になる前に、リジッドフォークに換えてしまったらどうか」
と、10年以上前から考えています。

その際の懸念は、
サスペンションフォークをリジッドフォークに変更したら、フォークの全長が短くなってジオメトリ、ライディングポジションが大幅に変わってしまうのではないか?
という点でした。

しかし。たとえばこのフォーク。

26inch 仕様、27.5inch 仕様、29inch 仕様、の3種類があって、それぞれ長さが違います。

JUDY ちゃんの肩下寸法は約 420mm。
サスストローク 100mm の場合 Sag 20mm ( 18 - 25mm ) とすると、
実効長ざっくり 400mm ぐらい。

27.5inch 仕様で 400mm っていうから、それを着ければだいたい等価になるのでは?

うーん。なるほど! いい感じじゃないの。

ただし、ですよ。

XC に使うのはいいけれど、AM とか FR とか DH とかに使ったら、どうなっても知らないからねッ!
って書いてあります。ある意味良心的。
これだと「ディープ」から離れてしまいます。

うーむ。

というのが一件。

もうひとつは

フロントシングルじゃないとダサくね?

という件です。

現状は 3 x 9 = 27速。
これを、でかいスプロケットを付けて 1 x 9 = 9速にしませんか、ということになります。

でも、そんなデカいスプロケは付きませんよね?

RD のシマノ DEORE XT RD-M750 SGS ってたしか最大スプロケ 34T ですよ?

しかーし。

WOLFTOOTH ROADLINK !!!

これがあれば、無理矢理デカいフリーが使える!

ええやんええやん。

だが好事魔多し。


3,300円もするんですか そうですか。

が、捨てる神あれば拾う中華あり。

334円です。10個買えます。
(Wolftooth の写真に US Patent って書いてあった気がするけど)

ならば!

こういうのを使って

フロントの ICON GRAPHITE のチェーンリングを1枚にして

どどーん! とデッカいスプロケを付けたらできあがりですね。
たまやー!

え まってまって!

現状 3 x 9 のスプロケは DEORE XT の 11T - 34T。
それでも、走っていてちょうどいいギア比が見つからなくて
「もっとクロスレシオのフリーに変えようかな?」
などと思うことがしばしば。

これをですよ。

9速のまま 11T - 40T とかのワイドレシオにしたら、ギア間スッカスカですよね。

それが本当に乗りやすいのか?
実はフロントトリプルがベストだということはないのか?

これは十分審理を尽くす必要がありそうです。

さらに。重ねてわたくしは皆さんに問いたい。

フロントシングルは、本当にカッコいいのか?

節操なく大型化したスプロケットが、
だらしなく後方に向かって広がるチェーンのラインが、
美しいと貴方は思うのですか?

損得勘定や一時の流行にではなく、市民諸君の審美眼に、わたくしは問いかけたいのであります。

インペラトール! アウグストゥス!

いったん休廷とする。

ではまた。



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