本日は近畿地方で木枯らし1号が吹いた模様。
日に日に寒くなります。 あんなに恨めしかった真夏の太陽がちょっと恋しくなったりして。
先日、六甲山の記事を書いたことと、どのぐらい寒いのか見てみたくなって、今日は六甲山に
登ることにしました。
15℃仕様の春秋ジャージにフルフィンガーのグローブ、サドルバッグには念のため冬物の
ウィンドブレーカーを忍ばせて出かけます。
前夜の雨で濡れた路面が乾くのを待って、いつも以上に遅めの出発。
強烈な北風で、道路工事の交通整理のオジサンが台風レポーターに見えてしまったぐらい。
北山貯水池
風はすごく強いものの、気持ちの良い秋晴れではございます。
さて、鷲林寺交差点から甲寿橋を経由して、東六甲をウマシカ・クライムにて登り
始めます。
盤滝の旧道を登っていたら、やおらフロントタイヤ付近から
「シュー ……」
という音が聞こえ始めました。
「あぁぁパンクかぁ…」
しかし、一向に空気が抜ける様子がありません。
「あれ? それじゃ後輪?」
いえいえ、後も大丈夫の様子。
一応、ウマシカとは言え基本足つきなしで登りたいので、停まって点検するのも気が進まず。
まぁ登りでパンクだったら、発症してからでもいいか。とそのまま進行。
結局、一軒茶屋までエアは抜けず。
どうやら、フォークの裏側に濡れ落ち葉が付着し、それがタイヤと擦れて音が出ていた模様。
これで思い出すのは昨年の秋の出来事。
天王峠の旧道を走破したあと、やはり何か異音がするな、と思っていたら
知らないうちにフォークの裏側に栗のイガが挟まっていたという事案。
このときは、異音だけだと思っていたら、実はチューブにピンホールが開いていたらしく、徐々にエアが抜けて平坦なサイクリングロードで謎のスネークバイトを発生させるという七年殺しをやってくれました。
閑話休題。
盤滝の温度計は16℃を表示していました。
今日の東六甲は、最初のW12%坂の途中と、宝殿ICを過ぎて石の宝殿の手前の位置で
片側交互通行になっていました。苦手なんだけどなぁ。
石の宝殿の先辺りから、激しい霧が発生。折からの強風と一緒になって、なんだかスゴい
様相になってきました。 気温も相当下がってきて、いい加減な装備でハイキングに来ると
遭難しますから! ぐらいの雰囲気。
一軒茶屋到着の際、沿道の女子大生の皆様に「おつかれ~」と迎えていただいて
「ナンダナンダ?(嬉しい)」
と思っていたらもちろん人違いで(笑)、どうやらどこぞの大学の自転車サークルかなんかの
イベントらしく、一軒茶屋の周囲は数十人の群衆で埋め尽くされていました。すごい喧騒。
ちょうど、渋谷のハロウィンみたいなもので、本人たちは楽しいんだろうけど…。
さて、着いたら即座に冬物ウィンドブレーカー(SUGOI)を着用。
これを持ってきた自分の判断に文化勲章を授けたいと思いました(笑)。
その後、丁字ヶ辻あたりまでは霧が深く、フォグランプが欲しい感じ。路面もずっと濡れていました。
いつもは楽しい西六甲の下りも、寒くて辛さ80%。 こういう季節になったんですね。
さて、紅葉にはまだ早いのですが、再度公園に寄ってみました。
また晴れてきました。
・ ・ ・
なぜなのかはまだわからないのですが、西六甲・再度山を下っていると、ギャップに
気付かず「ガツン!」とやってしまうことが多いのです。いつも以上に。
道のせいなのか、もちろん不注意なのですが…。
この日も、再度公園での休憩後、ヴィーナスブリッジ方面に下っていると、
ガツン
とやってしまいました。 なかなか成長しないなぁ。
しかし、この時はガツン! に続いて
パキン…
という感じの音がしました。
「空き缶のペタンコになったのでも踏んだかな?」
と思ったのですが、ふと Apidura のおやつ袋を探ると…
スマートフォンがないんですけど?
そうです。
スマートフォンが落車しました!
Uターンしてみると、側溝の蓋の上でXperia君を発見。生きてるかな…。
保護シートはダメになっていますが、幸い画面は割れていない。
拾い上げてみると、自主的に再起動中でした。でも、起動途中でまた再起動が
かかりました。
「これは、永遠に再起動を繰り返す故障のパターンかも」
そして、次に頭をよぎったのは
「STRAVAのログも消えてしまったのか…」
そこですか! 自分で突っ込んでいるうちに再起動完了。
さっそくSTRAVAを起動すると、「中断から再開します♪」
おお、なんて素敵なんだ、Xperia君もSTRAVA君も!
九死に一生を得た我々は、強風の中 山手幹線を東に走って帰還。
突風もすごくて、真っ直ぐ走るのが大変でした。
そして、コイツだけは
やっぱりダメダメ。
STRAVA君を見習いなさい。
本日の本当のコースwww
ではまた。