久しぶりに 100km ぐらいを走ったあの日。
MANTENANCE INTERVALS TABLE
ペダルを踏むと、異音 or 違和感を感じます。
主に左足?
「ペダルは使っているうちに締まっていくようにネジの方向が決まっているんだから、緩めに締めておくのが賢いよね」
とサイクルスポーツ誌の記事を読んで思いこんでしまって以来 45年。
ペダルを緩めに締める癖が染み付いている自覚があるので、まずはペダルを確認。
しかし、珍しいことにしっかり取り付けられています。
にもかかわらず、なおも違和感は消えません。
「これは…。前にも感じたことがある違和感かも?」
さよう。
WISHBONE BB がゴリゴリになってしまった事件を、金田一耕助は思い出していたのである。
そういえば。
Campagnolo の資料には、確かこう書いてありました。
4,000km / 6Months
「4,000km 走行、もしくは6ヶ月間使用するごとに、ベアリングの摺動状況を点検し、必要なら交換しろ。なお作業はメカニックに依頼すること」
(ちなみにRDは「必要なら 2,000km ごとにプーリーを交換しろ」)だそうです。
クランクをこの
Campagnolo Chorus Ultra Torque FC15-CH040C
に交換したのは 2020 / 05 / 04 のことですから、6ヶ月はもちろん、いくらなんでも 4,000km 以上は走っているはずです。
シマノだったらメンテナンスなんて気にしないのに
最初からわかっていたけど めんどくさいの。
クランク軸の穴の奥底にあるボルトを緩めます。
公式にはアーレンキーと結合ですが
なぁに モンキーレンチを使ったほうが免疫がつく
ベアリングはクランクシャフトの根元についていて
BB さんは受けるだけです。
ベストは、専用工具で半シールドベアリングを引き抜いて洗浄グリスアップ
次善はベアリングのリテーナー的な樹脂を外して洗浄グリスアップ
なのですが、ベアリング周辺、シャフト、BB周りを拭き拭き清掃して
カンパグリスは手にはいらないので庶民の AZ をコッテリヌリヌリしただけ
抜け止めを忘れずパチン
(抜け止め針金の正式名称)
通販の金額調整に予備を買ったけれど、もちろん予備なんかいりません。
ですが、清貧なサイクリストは 42 - 60Nm のトルクレンチなんて持っていません。
なのでまたモンキーレンチでエイッと締めてやります。
(ちょっと締めすぎたかな… まぁ大丈夫やろ)折れてないからヨシッ
以上でメンテナンスをした気分になりました。
次は56億7千万年後に会おう。
じゃなかった 4,000km 走ったら考えよう。
ところで、今回は実際どのぐらい走っていたのか?
STRAVA の記録には GARMIN、XOSS、Smart Watch のログが重複して入っていて 8,000kmぐらいは走ったことになっているけど…?
コツコツと、重複データを整理してみました。
その結果…!
3,062.7km!!!
まだまだ先で良かったのです。
(いろいろあって サッパリ走っていなかったですからね…)
素人の余計なメンテナンスは、返って具合が悪くなることを経験で知っているのに。
あ、だから「メンテナンスをした気分」でちょうど良かったと。
そうね。
次に乗ってみて異音が出なければそういうことにしよう。
そして
ついで と申してはなんでございますが
一時、シマノ PD-A600 に戻していたペダルを
LOOK X-TRACK RACE CARBON に再換装しました。
この LOOK さん、どこかに鋭利な部分があるようで、気がつくとフクラハギあたりが血だらけになっていることがあるんですよ。
なので、足を露出しない季節を迎えて再登板とあいなりました。
ペダルが告げる冬の訪れ。
歳時記ですね。
ではまた。
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