2017年8月3日木曜日

旧式MTBに投影する、その愛惜と郷愁は消し去るべきなのか?

ハロー皆様

暑くなる前、早朝のうちに平坦をサクッと走って7月の締めくくりポタリングとしよう。
 
ということで、新しくできた
このコーベサインの前で写真を撮って帰ってくるという趣向で。

ほら、新宿の
コレみたいなポジションで。

という都会派なプランをたてて、

そのために、ちゃんとルート設定をしてGARMIN君に送り込んでおきまして。
いつになく事前準備などしておりました。

だがしかし

夜半から未明の雷雨。で断念。

ロードバイク2台が鎮座するお部屋の掃除に着手したりしていましたが、フト思いついて、マウンテンバイクを簡単に清掃、軽整備を行いました。

そのマウンテンバイクというのは
TREK 8000 の 2000年モデル。

草薙君の映画に出演しちゃった経歴もあります。

往時は、

いろいろヤンチャな遊びにも付き合ってもらったのですが、最近では1年に1~2回乗る程度で、ミノウラの Closet Cyclist に吊るされたままになっております。

今では、
  • 26インチ
  • Vブレーキ
  • フロントトリプル

という、絶滅危惧仕様。というか
「あっ ルック車ですね?」
と言われそうな仕様ですよね。
 
せっかく手入れをしたので、ちょっとだけ乗ってみました。
 
末広中央公園

武庫川サイクリングロード
 
途中、階段を下りてみたりもしましたが、もうなんか自分の技術がぎごちなくなっていることがわかります。
 
本当は、ハブ、ヘッドパーツ、BBあたりをちゃんとグリスアップして、ケーブル類も新品に交換して。
ちゃんと手入れをしてやれば、まだまだ乗れるのですが、
 
「そうしたところで、年に数回しか乗らないと思うよ…」
 
たぶんそうなんです。
 
ああTREK、汝を如何せん。
 
ではまた。
 
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2017年8月1日火曜日

コンチネンタル・ジャーニー / ロードバイク人気タイヤ Continental GrandPrix 4000 S2 ですが…!

ハロー皆様

夏の宵 ソフィスティケイテッドなひとときをお楽しみの皆様にJAZZYなナンバーをお送りします(うそ)。
 
現在、Cinelli Strato Faster で使っている Continental GrandPrix 4000 S2 。

世間でも、ドイツ製への信頼感とあいまってか、安定感抜群な人気を誇っているかと思います。
自分は700 x 25C を使っており、さらに1ペア、スペアの買い置きがあります。

 
先日、2,500kmぐらい使用した時点で、前後タイヤの入れ替え(ローテーション)を実施。
前輪のタイヤはほとんど摩耗していないのではないか? という感じさえしました。
「ドンナモンダイ」
 
後輪のサイドには、何箇所も引っかき傷のようなものができており、ケーシングが傷んでいる部分も少なからずあります。

GranPrix 4000 S2 の前は、Michelin の PRO4 Service Course を好んで使っておりましたが、
「Michelin だったらサイドカットしていたんだろうか?」と思ったり、
「逆にMichelin だったらこんなキズはつかなかったのかな?」とも思ったり。

 
事実として、GranPrix 4000 S2 では、今のところ一度もパンクをしていません。
しかし、なんとなくパンクが多かった印象のある Michelin PRO4 Service Course でも、
2,000 ~ 3,000km 程度パンクを経験しなかった期間は当然ありました。
 
本当のところ、(耐パンク以外の性能も含めて)どちらが優れたタイヤなのかは、自分レベルではあんまりよくわからないということなのでしょう。

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さて、時は数ヶ月前。
フロントから規則的に小さな異音が発生していることに気づきました。
チッ チッ チッ …
 

・フロントタイヤが何かと擦れているのだろう


と思いましたが、停車して前輪を空転させてみても、その音は発生しません。
フロントのタイヤやホイールがフォークやブレーキと接触している様子もありません。
 
・ホイールでもハブでもない?
・まさかのリヤホイール?
・クランクだったりして?
 
いろいろ疑いましたが、それとは関係なく
チッ チッ チッ …
 

異音は厳粛に時を刻んでいきます。


原因不明の状態で1,000km は走ったでしょうか。
 
Continental GrandPrix 4000 S2 。
あるとき、走行後タイヤ拭き拭きしていると、妙なことに気づきました。
ビードよりも少し外側のタイヤサイドに同心円状のラインがあり、リムから当然等間隔で一周しているはずなのですが、前輪のみ一部リムに接近している部分があります。
「ここだけうまくビードが乗っていないのだろうか?」と思って装着状態やエアの入り方などを確認しましたが、特に問題はありません。
 
ということは、ビードに対してタイヤの整形が一律でない(変形している)ということを意味するのでしょうか。
 
果たして、タイヤを空転させてよく見ると、その部分だけ外周が変化しているように見えます。
(この動画よくわからない…笑)
 
「異音の原因はこれかも知れないな…」
 

整備の際に空転させても特に接触等は発生しないが、走行時にタイヤに荷重圧がかかると変形が進んで接触しはじめるのでは?


という仮説を持ちました。が、前輪だと実走以外での再現が難しいのです。もちろん3本ローラーなど持っておりませんし…。
前後タイヤを入れ替えてみれば検証になるとは思いながら、面倒で当面そのまま。

こういう経緯で、数ヶ月、
チッ チッ チッ …
という規則音を聞きながら山・谷・平坦を走ってまいりました。
 
そこで今回のタイヤローテーションを迎えました。 果たして…。
 

音が消えました!


仮説は正しかった。
 

ということは、天下の Continental GrandPrix 4000 S2 の品質、精度の問題だったということですね。


おおおお。
Messerschmitt、Leica、ZEISS といったドイツ・ブランドへの郷愁。


昨今、ドイツ品質信仰はだいぶ崩壊してきていますが、やっぱりそういうことなのでしょうか。
 
ではまた。


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Continental - Grand Prix 4000S II

2017年7月30日日曜日

お酒を呑んだ翌日は ちょっとそこまでポタリング 着いてみれば六甲山最高峰

ハロー皆様
 
前夜は、お世話になった取引先の方の送別の宴にて痛飲。
 
コンディションも今ひとつなので、
盤滝まで行って、調子を見て

  1. 小笠峠を越えて船坂方面
  2. 東六甲を一軒茶屋まで登ってUターン

の二択にすることにしました。
 
お先にどーぞ ジャージで出かけます。
自転車は Cinelli Strato Faster 。

仁川のグネグネ坂を登っていると
GARMIN Edge 520君が Grade 13%を表示!
おおーそんな数字も出せるんや! エージングの成果かな(笑)?
なお、Temp はこの時点で 33.3℃表示…。

北山貯水池で CATEYE PADRONE SMART + のスイッチをオン。

盤滝ではもちろん旧道へ。
このあたりから、鳴いているセミはヒグラシばかりになった。
ひぐらしのなく頃かな。カナ?
 
小笠峠への分岐は直進して東六甲へ。
 
六甲山に登るときは、かなりの確率で二日酔い気味であります。
「あぁぁ折角の休日なのに起きたらこんな時間。しかも体調今一つ」
「無理しないで、近場にするか」
「近場って…」
「まぁ六甲山なら近いのは事実」
こんな展開になりがちなのですな。
 
さて、慣らし運転の効果があったかと思われた GARMIN君ですが、W12%標識近辺の急坂ではやっぱり Grade 1.5% とか平気で表示しております。お上の設置した道路標識にも敬意を表さないのはやはり異国の民だからでしょうか…。
ちなみに、CATEYE PADRONE SMART + では 13~14% を表示している区間です。

Temp はこのあたりですでに 26.5℃まで下がりました。ありがたい。
 
宝殿IC付近で、久しぶりにママチャリお兄さんとすれ違いました。
サングラスを装備されていました!

いつものようにヘロヘロで一軒茶屋にたどり着き。
いや、特にキツかったかも。

 お約束の写真。
 
さて、今回は西六甲方面には行かずに、東六甲に引き返して下る予定。 
 
この暑さの中、神戸から平坦な幹線道路を走って帰ってくるという選択は全力で却下であります。
さりとて、西から登り返してくる根性もございませんのです。
 
その代わり、久しぶりに最高峰に寄っていきましょう。

 
最高峰への激坂をムリヤリ登っていると

心拍数が GARMIN 君の最高記録を更新してしまいました。
年齢から算出する心拍数を10%ぐらい超えているけどいいのかな。
死んじゃう?
 
NHKの「チャリダー★」で大宅さんの心拍が190bpmだったけど、あそこまで行ったら確実に死ぬだろうなwww
 
頂上付近の Temp は 25.9℃らしい。

記念撮影。


(動画です)
 
その後
東六甲から下るのは久しぶりなので、ゆっくりゆっくり下りました。
いやー下るのも疲れました(笑)

逆瀬川から下って、暑すぎて子供があんまり遊んでいない末広中央公園で缶紅茶を飲んで、武庫川サイクリングロードを通って帰りました。
 
距離にして40kmぐらい、獲得標高で1,100mぐらい(STRAVA調べ)。

やっぱり、なんだか味気ないですね。
  
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コースを載せるまでもないのですが(笑)



 
ではまた。
 
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2017年7月28日金曜日

ボトル残酷物語 夏ダカラコウナッタ?

ハロー皆様
 
ボトルにまつわる悲しいお話です。

暑い時期になると、ダウンチューブ・シートチューブの両方にドリンクボトルを装備するダブルボトル体制になりますよね。

本当は、2本とも保冷力の高い「ポディウム アイスボトル」にしたいところですが、短足仕様なので、シートチューブには「ポディウム チルボトル」がやっと収まるのです。
 
こんなギリギリ。

しかし。
これは Cinelli Experience の場合で、

Cinelli Strato Faster だと、使うことができません。
同じメーカーの同じサイズ表示のフレームなのですが、こういうものですよね。

やむなく、前にシャレで買った Wiggle のチープなボトルを使ったりしているのですが、体にかける水にしても「温水シャワー」は厳しい。
 
そこで。

「アイスボトルは大きいのしかないと思うけど、チルボトルの小さい方を買えばいいやん!」

と思ってですよ。
今回は面倒なので Amazon さんで買ったわけですよ。

しかし。
ハマらない。
 
 


そりゃそうだ! 前のと同じ大きさだもの~(笑)
 
「ビッグチルボトル」と「普通サイズのチルボトル」があるので、普通サイズを買えば小さいのが来る! と思ってカートインしたのですが、実はもともと小さいのを使っていたという…www
 
さて。
Cinelli Strato Faster で使えないボトルが2本。
どうしたものか。
 
そこで。
ヨドバシ様より

シマノ SM-BA01 を招来。

ボトルケージの取り付け位置の調整ができるというモノです。
本来 Di2 カンケイの用途らしい。

こうやってズラすのであります、

スッキリ収まるようになりました。

しかし、若干の文明の衝突が。
位置が下がったためではなく、SM-BA01の厚さが原因。
ま、支障はなさそうです。


1,700円ぐらいのボトルをムダにしないための1,700円の追加投資。
最初からコレを買っておけばよかったというオチですね。

ん。
まてよ。

と思って「アイスボトル」を入れてみたら、バッチリ入るようになっています。
 
あぁ、どうせボトルを追加で買ってしまうなら、アイスボトルにしておけばこの夏を少しは快適に乗り切れたものを…。
 
あーあ。
 
お後がよろしいようで。
 
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2017年7月26日水曜日

フォークを抜きました。そして反省。 フロント周りの異音を処置するの巻

ハロー皆様
 
しばらく前から、フロント周りで不穏な異音がします。
路面状態が悪いところを走ると、バキッとかパキッとか、かなりヤバイ感じの音がするのです。
 
しかし、停車してグイグイ力をかけてみてもヘッド周りにガタは感じられないし、ハブをはじめホイール周りも大丈夫。
ハンドル周りにいろいろ取り付けている小物の発する音とは明らかに異質な音。
 
うーむ?
と思っていましたが、どうしても解消しないので、一度フォークを抜いてみることにしました。
輪行するたびにフロントフォークを抜いていた時代もあったのに、昨今ではちょっと億劫に感じる作業です。
 
ついでに、先日購入したもののやっぱり面倒で取り付けずに放置していた
 
NEOSステムを取り付けることにします。

 
作業のためにブルーシートとか新聞紙を敷いたら、そこで寛ぐキャット軍曹。
 
フォークを抜くので、フロントブレーキキャリパーを外します。
   
トップキャップを外してステムの固定ボルトを緩め

フォークを抜きました。
 
途中の作業がもっとあるだろう!
…すみません。大幅に省略です。
 
上下のシールドベアリングを適当にグリスアップして再組付け。
使用したグリスはコレ。特に選択の基準はありません…



一応コレも使っておきました。



ステムも交換して、組み付けなおしてみました。
 
で、異音の原因ですが。
 
単純に、トップキャップボルトの締付け不足であったと思われます。

GARMIN Edge 520 の斜度表示不具合の検証動画を撮るために、コラムスペーサー一体のカメラマウントの設定を変更する際に緩めたボルトの締め付けが足りなかった。
という経緯と推定します。
 
初歩中の初歩、というミスですね。 

正直、ヘッド周りに関しては、A-HEAD以前の従来型ヘッド小物の玉当たり調整の感覚が抜けず、無意識に「強く締めすぎるとステアリングが渋くなる」と思ってしまっていることが否定できません。シールドベアリングなのですから、仕組みは違うのですが。
 
もうひとつの過信としては、
「ステムでガッチリフォークコラムを締め付けた後は、トップキャプのボルトを緩めても影響はない」
と思ってしまってもいます。そうではないことは経験済であるにもかかわらず。
 
ともあれ、基本的なことを基本的な知識に基づいて徹底せず、なんとなく作業したことによるミスであることに違いはありません。
猛省あるのみです。
 
上側のベアリングを抑える「上玉押し」的な形状のパーツに、シールドベアリングと衝突したことによる「虫喰い」様の傷が無数についていました。ここで異音が出ていたのです。
実際にベアリングボールと接触するわけではないので、そのまま組み付けました(多分大丈夫だよね…)
 
異音が出たときは
「フォークコラムにクラックが入っている、とかだったらどうしよう…」
とも思いましたが、今回はそうでないことが確認できました。 
 
 
反省しきりの一幕でした。
 
ではまた。


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