2017年12月17日日曜日

シマノ CM-2000 は、最新の社会環境に対応した斬新なカメラだったのか!?

ハロー皆様

動画を撮影していると、勝手に電源が切れてしまって撮影していた動画データが失われる、という症状に悩むシマノ CM-2000。
 
室内で試すと、問題なくバッテリーEMPTYまで連続撮影できるので、実際に使用する条件での再テストが必要です。
仮にこの状態で初期不良交換や修理を依頼しても、

再現せず


で戻されてくることでしょう。
 
Cinelli Experience で出かけます。
 
ご覧のように、SHIMANO CM-2000 をハブ軸に取り付けての撮影です。
 
武庫川サイクリングロードを、山手幹線付近からスタートして北上。
 
いつもの SONY ADR-AS100V はいつものステム上にセットして同時撮影です。
 
ときどき CM-2000 のパイロットランプ(LED)をチラ見しながら走行しますが、今回は勝手に停止することなく撮影できているようです。
 
なぜ今回は大丈夫なのか?
前回との条件の違いは?

  1. 装着している自転車の違い(今回は Cnelli Experience 、前回は Cinelli StratoFaster )
  2. 装着位置の違い(今回はハブ軸、前回はステム上)
  3. 気温(今回のほうが前回よりも暖かいはず)
  4. 接続状況(今回はセンサー接続なし、前回は Ant+ のスピード、ケイデンスセンサーと接続)

意外と4番目あたりが関係しているかも知れないな~、といろいろ考えながら、武庫川サイクリングロード北端の末広中央公園に到着。

 
いったん動画撮影をストップ。

まず、SONY HDR-AS100Vをストップ。
続いて SHIMANO CM-2000をストップ。
 
と。

あれ?

 

SHIMANO CM-2000 の電源が切れています。



やっぱりダメでした。
前回よりは長時間動いていたような気もするんですけど。
でもこうなると動画データは保存されていないので、結果は同じです。
 
では、どうすればよいのか?
 

Windows 3.0 とか 3.1 の時代は、一生懸命パソコンで資料を作っていて「もうすぐ完成」というあたりで
修復できないアプリケーションエラー
 
すべてが水泡に帰したりしましたよね。
頭を抱えていると、横の席のやつが

「こまめに保存しておかないから、そういう事になるんだよ。」


したり顔で忠告してくれても後の祭りで逆に腹が立ったりしたものですよね。
 
そう。こまめな保存です。
CM-2000も、そうすれば動画が保存できるのです。
 
そこで、それを実践してみたのがこの動画です。
武庫川サイクリングロードを南下。
 
勝手に電源が切れてしまうまでどのぐらいの時間の猶予があるかわからないので、本当にこまめに撮影を中断してデータを保存しないと気が気ではありません。
 

数分走ったら停車して、動画撮影を停止。そして再開。また走り始める。


ということを繰り返すだけで、この問題は解決です。

完璧です。素晴らしい。


でも、僕はワガママなので、こんなことをするぐらいなら、もう CM-2000 は使いたくないと思います。

しかしですよ。
こうやって走りながら考えました。
 
そんなに長い動画なんて撮れなくていいのかも。
 
ほら、
Snapchat を見てください。
 
動画なんて10秒でいいんですよ。うん。
 
それに今の御時世、うかつに動画など撮りますと、

  • 肖像権侵害
  • 商標権侵害
  • 著作権侵害
  • プライバシー権侵害
  • 威力業務妨害
  • 迷惑防止条例

ありとあらゆるリスクを想定する必要があるのではないでしょうか。
 
動画は保存などされずに、消えてしまうのが最も安全です。
特定個人情報と同じで「非保持」っていう奴です。
 
そうすると、

動画は撮れども保存しない


という、この SHIMANO CM-2000 は

世界で最もコンプライアンスに配慮したカメラである。


と言えるのかも知れません。
 

さすが、世界のシマノであります。


などと下らないことを考えていると
武庫川サイクリングロードの山手幹線南側がまた工事中になっていたので、離脱することにしました。
しかし、ここも来年3月までですか。予算の執行ですね。

帰宅して、 アプリから CM-2000 の設定を見直しました。(本体では何もできないので)

あえて
本来関係ないはずだとは思うのですが、一応ここの設定が3分だったのを99分にしてみましたが 
むしろ機能自体をOFFに。
 
これぐらいでしょうか、設定で見直せるのは。
 
あと、日付がちょうど1日先に設定されているようで、動画の撮影日時が全部ずれてしまっているのですが、「時刻のスマートフォン連携」以外に設定する方法がなく、直す方法が不明です(笑)。

<追記>上と同時にSONY HDR-AS100V で撮影した動画



なお、武庫川サイクリングロード
こんな情報を見つけました。
 
サイクリストの皆様、巻き込まれないようにご注意くださいませ。
 
ではまた。


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2017年12月16日土曜日

帽子といえばチネリです(自宅から見上げる六甲山に雪が積もっているので気持ちが挫けながら詠める)

ハロー皆様

今回は


チネリ Cinelli ユーザー的記事です。
冷静に考えると、確かに自分にとって Cinelli は特別な敬意の対象となるメーカー/ブランドではありましたが、それは「知識としての敬意」であり、「情念としての憧憬」の対象は René Herse であったり Alex Singer であったり、さらに TOEI であったりしていました。
ランドナーの時代。
 
現在、図らずも Cinelli に乗っているのは
1台目 (Cinelli Experience) … 安かったので買いました
2台目 (Cinelli StratoFaster) … 安かったから買った
そこには一切の敬意というものは感じられないのであります。
どぅよ。
 
さて。先日到着しましたのは

BLACK FRIDAY 開催中に、BLACK FRIDAY とは関係なく RIBBLE で購入したものたち。
 
冬用手袋。微妙。

(ここからが本題になります)
知る人しか知らないと思いますが、実は RIBBLE は Cinelli 製品が秘かに安いのです。通常でも、WINGEDSTORE のセールで買うよりも安い。
 
そこでボトルも買いました。 

もとから持っていたのと合わせて2本。

正直、RIDLEY さんあたりに比べるとパッとしませんよね。
Cinelli ならもっとできるはずなのに…。
 
恥ずかしいのでこんな使い方はしませんw

それよりも

インスタ映えするので有名なチネリのキャップを2つだけ買いました。
 
これ、この包装状態が一番インスタ映えします。被っている写真は激しくモデルを選びますw

この袋がポイント高いですよね。

Cinelli の CAPたちを集合させてみた。

グラフィックだけではなく、裁断もそれぞれ違うんですね。
そりゃそうか。
 
キャット軍曹「このデザイン、本当に外でかぶるのか?」
 
うーん。

いいんです。
 
ではまた。



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2017年12月13日水曜日

クローズアップ現代 「検証」 SHIMANO CM-2000問題

ハロー皆様
 
疑惑のアクションムービーカメラ、シマノ CM-2000


満タン充電の上、室内に安置して連続撮影し検証してみました。

わかったことは、

  • ファイルサイズが4GBに達すると、次のファイルに記録を開始する。
  • 33分のファイルが2つ、4分のファイルが1つ作られて終了した。
  • よって、この条件では約70分間の連続撮影が行われた。

これならば特に問題はありません。
常にこのように動作するならば、前の記事で「実用にならない」と記載したのは撤回しなくてはなりません。
 
しかし、武庫川サイクリングロード、小笠峠で
  • 撮影中に、何も操作しないのに電源が落ちた
  • それまでに撮影していた動画は記録されていなかった
というのも一方の事実です。
 
両者の条件の違いは何か?
考えられるのは
  • 気温(低温)の影響
  • 震動の影響
でしょうか。
しかし、仮にこのいずれかが影響しているとすると、「スポーツカメラ」を謳う製品としてどうなのか。
という疑問はあります。
 
このカメラをステムに装着して走行していて、ハンドル周りから発生する小さな異音(ビリビリ音)が気になりました。
もちろん、異音には様々な原因が考えられ、本製品が原因と特定するには材料が不足しているのですが、SONY HDR-AS100V を装着していた際には気にならなかった異音であることは事実です。
 
CM-2000をマウントから取り外して手で振ってみると、カタカタ…、という小さな異音がします。
もしや、と思ってバッテリを取り外してもう一度試すと、異音はなくなりました。
つまり、CM-2000に震動を加えると、それにより本体内でバッテリが動揺して異音を発生させる。と考えられます。
これも「スポーツカメラ」として考えると問題点の一つとなります。
 
合わせて「スポーツカメラ」としての素養について言及するならば、その給電端子の設定の問題があります。
CM-2000の給電端子は本体後面のカバーを開いた中に設置されています。
仮に撮影中に給電できるとしても、後面カバーを開放した状態では降雨、塵埃等に対する耐性を喪失します。
 
シマノ CM-2000 という機種は、スポーツカメラ(アクションムービーカメラ)としては、
  • 考慮が不足している点が多い もしくは 
  • 十分にテストされていない と申し上げざるを得ないでしょう。
最大の問題であり、カメラとして致命的な。

通常撮影中に勝手に電源が落ち、動画が記録されない


点については、条件を変えてテストし、検証したいと思います。
 
再発防止策を見つけられるまでは、継続して
SONY HDR-AS100V
を主体に運用することになります。
 
 
HDR-AS100V にもいくつか問題点はありますが、転倒(落車)事故を起こしたときを除いて、動画が正常に記録されないといった事象はこれまで発生していません。

ではまた。



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2017年12月11日月曜日

買ってはいけなかった!? シマノCM-2000 …恐ろしい子! 小笠峠ヒルクライムつき

ハロー皆様
 
 PBK により大量放出されたシマノのスポーツカメラ、CM-2000。

その投げ売りぶりに、寅さんの口上を思い出しました。
さあて、お立会い。
角は一流通販Amazon、楽天、ヨドバシさんで紅白粉(べにおしろい)つけたお姉ちゃんから下さい頂戴で頂きますと3万円は下らない品物だが今日はそれだけ下さいとは申しません!
持ってけドロボーで買ってみたSHIMANO CM-2000。
  
なにせ操作方法がわかりにくい。
SONY の操作体系が頭にあるせいなのかどうなのか、ボタンを適当にいじっても
micro SDを初期化するにはどうするの?
という答えがわかりません。
どこかにメニューツリーはないんだろうか。
  • 取説見てもわからない。
  • WEBを見てもわからない。
  • 動画を見てもわからない。
これでは犬のお巡りさんも困ってしまうではありませんか。
 
この製品も、例に漏れずスマートフォンと接続して画面が確認できるようになっています。
昨今は何かにつけてスマートフォンにアプリを導入しなくてはならず、入れなくて済むものならば入れずに済ませたいのですが、このままではラチがあかないので試しに導入。
  
しかしですな。
 
自分のスマートフォンの環境のせいか、シマノ先生のアプリのせいかはわかりませんが。
実に不安定。

画面遷移3回ごとに1回
動作を停止しました
と出ます。ふぅ。
 
忍耐を重ねて、なんとか WiFi 接続に成功。ちなみに Bluetooth 接続は目的も設定方法もわからず諦めました。
で、メニューをひとつずつ(「動作を停止しました」を重ねながら)見ていくと、microSDカードの初期化ができそうです。

なるほど、ほとんどの設定や操作はスマホのアプリからするようになっていて、いくら本体を操作してもできないんですね?
だったらその旨をどこかに書いておいて頂けましたら幸いでございました…
 
32GB の microSD が転がっていたので、これをセットして初期化。

試しがてらブラっと出かけてみます。
 
寒いけど…。
 
武庫川サイクリングロードで CM-2000 の撮影スタート。
 
しかし。
 
数分走って CM-2000 を見ると、なぜか電源が切れています。

あれ? 操作間違えたかな? 再スタート。
 
しかし、また数分後見ると切れています。
 
充電は満タンでしたし。
microSDは初期化してきましたし。
 
メディアフルで中断するとしても、いったん録画が止まり、しばらくそのままにしておくと電源も切れる。

というのが普通ですよね。
即電源が切れるというのはいったい…。
 
その後も、
録画スタート → 勝手に切れる → 録画スタート → 勝手に切れる …
の繰り返し。
 
これだと、ヘルメットとかサドル下とか、常時撮影状態を確認できない場所に取り付けて使うことはできないなぁ…。 
(このときはまだそう思っていました)
 
 ホームコースの一つ、五ヶ池ピクニックロードを登って
 
北山貯水池で一枚
  
そして
大丈夫なのかコイツは…。
でも、デザイン的には SONY HDR-AS100V よりも Cinelli StratoFaster 君には似合っていますな。
 

甲寿橋で左折して
  
甲寿橋から東六甲の旧道を登る。
  
盤滝に出ると、温度計は4℃でした。
  
六甲山は積雪しているので、右折して小笠峠へ。
  
久しぶりに小笠峠。

小笠峠を越えて、濃厚ヘアピンを賞味。
 
その先、ハニー坂へ向かう区間は、道路脇に残雪が目立ちました。
気温は?
1.2℃。
  
 ミレーさんの網網を着てくるんだった…、と悔やみつつハニー坂を下り
 
船坂へ。
(舟坂山王神社)
 
蓬莱峡→武庫川サイクリングロードを経由して帰着。
 
帰ってきて驚いたのが、動画が一部しか記録されていないこと。
 
自分で停止ボタンを押して停めたものは保存されていますが、

勝手に電源が切れたものはすべて消えています。


さすがにこの状況では、

このカメラは実用になりません


と申し上げなくてはなりません。
 
もちろん、個体の不良(故障)なのかも知れず、現時点では十分検証できているとは言えないことを申し添えます。
 
そして、撮れた分の動画。
(激坂ヘアピンを始め、オイシイ部分は失われてしまいました)
画質に関しては特に何も申しませんが、
この露出はなんとかならないのか…。

ああ、ヒドイ買い物をしてしまいました。(感想)


とは言え、使用条件・設定・操作等に原因が潜んでいることも考えられます。
少しずつ検証していきましょう。

今日のコース



ではまた。



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