タイトルは中村紘子さんの著書より。
自転車で六甲山に登るというのは、一般の感覚からはかなりの愚行ですよね。
そんな六甲山(一軒茶屋)に、昨年(2015年)の7月に初めて登って以来、
毎月1度以上登り続けて早15回ぐらい。 そろそろ付き合い方を変えてもいいかな、
と思っています。
そんな訳で、六甲山ヒルクライムの自転車車載動画はいっぱいあるので、どれを代表に
するか迷うという…。
最初の1年分は動画リストにしています。
六甲山12ヶ月
自分でも感心するのは、何度も登っているのに、所要タイムがぜんぜん短縮
されないこと。 秘技・ウマシカクライムで足つきだけは回避しつつ登っているのですが、
ブレないマイペースはある意味見事というべきか…(笑)
コースがだいたい頭に入っているので、ペース配分ができるようになり、ヒルクライム全体では
楽になっているはずなのですが、実際には登るたびに必ず出し切った感じになるのも
不思議なのであります。
スローペースで登っているので、元気な自転車乗りの皆様にスイスイと追い抜かれる
のが常です。
無用なお気遣いをいただかないよう、今年の春にパールイズミのこのジャージを購入しました。
六甲山などのヒルクライムに出かけるときは、なるべくこれを着用しています。
「遅さは正義」とでも言いたげな開き直り。まさしく僕のために作られたジャージでしょう。
追いついた方はサラリと抜いてやってくださいませ。
・ ・ ・
六甲山に登って面白いのは、下界との気温差がわかりやすいこと。
標高931メートル、100メートル登ると0.6℃気温が下がるとか申しますので、だいたい5~6℃ぐらい
気温差があることになります。
関西の暑い夏。 夏場は、朝早めに登っておいて、山上を縦走・周遊。快適快適。
でも、昼近くなって下界にに降りてくると、うだるような暑さで死に体に(笑)。
春先とか秋口、下界が暖かいからと油断して春夏装備で登ると、上に着いてから激しく後悔
することになります。
下るときにウィンドブレーカーを着ればいいや、と考えて、一軒茶屋の自販機でホットコーヒーを買って
のんびり休憩しよう。 などと思っていると、みるみる冷たくなっていく缶コーヒーを急いで飲み干して
早々に走り始めないといけないことになります。
降りてきて
いやー寒かった!
と叫ぶのも、六甲山に登る醍醐味の一つと言えましょう。こちらは、六甲山頂 初到達の際の写真。
当時はまだ10速ですねー。
あっ、遥かな昔に、マウンテンバイクで登ったときの写真も出てきました。
SPECIALIZED の HARDROCK A1 FS です。
21速だったと思います。寒そうw
そうそう、六甲山に登り慣れてくると、他のヒルクライムに臨むときに
東六甲と比べて、どうか?
という評価軸ができるんですね。
そうすると、六甲と比べて圧倒的にキツイ、という坂はこの近くには
それほどないので、初めての坂でも「ま、なんとかなるかも」という
心の状態で挑むことができているような気がします。
そのへんは、自転車で行動範囲を広げるときに、ある程度プラスに
なっているのかもしれませんね。
ではまた。
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