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2022年11月11日金曜日

グラベル峠の大ぼうけん! 天は我々を見放した? 猪ノ子峠と篠口峠

ハロー皆様

夏が終わったら、行こうと思っていた道があります。


それは、グラベルの峠です。

せっかくニセ・グラベルバイクを作ったので。

しかし、夏の間は草が繁茂していて難儀することが想定されるので、秋になってから。
と心に決めていました。

しかし、一方。
一段と弱体化した貧脚。
ロードバイクですら長距離を走る自信は喪失済です。

クソ重たいニセ・グラベルバイクで峠まで走っていくことができるでしょうか?

そう。
悪路踏破だけではなく、萎えきった走力とも戦う。

これも、ちょっとした冒険なのであります。

めざすグラベル峠は2つ。

1.猪ノ子峠
ここは一度、走ったことがあります。
2015年のこと。
Youtube の動画が残っています。
この峠は、気をつければ普通のロードバイクでも走れそうな程度のグラベルなので、何も問題ありません。

2.篠口峠
ここは、今回が初の訪問です。
国土地理院の地形図にその名が載っているので認知はしていました。が。
道が「点線」で描かれているので、敬遠していました。
登山道でしょう…。
MTBをその前身とするニセ・グラベルバイク。
通用するでしょうか? ドキドキ

さて、

その緊張感をほぐすために武庫川髭の渡しのコスモスを見ていきます。

いつものドラゴントイレから五月山秀望台を望。

いつもの一庫ダム。

いつもの大ケヤキ。

すっかり黄葉しています。
ここまでざっと 35km。もう帰りたい(笑)

頑張れ自分。
猪ノ子峠に向かいます。

分岐を大阪府道4号線へ。
最初は舗装。

のち悪路。
簡易舗装が剥がれた感じ。

舗装復活。
ひとケタ府道の風格。

ふたたび悪路。

荒れていなくて走りやすいです。

さしたるドラマもなく、猪ノ子峠に到着です。

猪ノ子峠写真集、発売中。

下ります。
これぞ「グラベル」な砂利道。

田尻の信号から府道106号線を北上して篠口峠に向かいます。

ご覧の通り、篠口峠を通る道は「点線」です。
まず、東側から挑みます。

ふしぎな ほこら! いざないの洞窟に続いているらしい。

その裏から登っていきます。

いきなり山道。まだ乗れます。

右に階段が。
階段なのでスルー。
そっちだったのかな?

そろそろ、押しです。

もうメチャクチャになってきました。
押しと担ぎを交互に進みます。

道が消失。
遭難です。
天は、我々を見放した。

涙を飲んで引き返します。

篠口峠を諦めたわけではありません。
西側から挑みます。

西側の登り口は、暮坂峠東側新道のヘアピンカーブにあります。

ここです。

最初はコンクリート舗装

いい感じかと思いきや

激しい藪漕ぎ状態!

強引に乗って登ります。

「篠」口峠の風情

ちょっといい感じ

ローアングルで。
実は葉っぱの下、ガレてます。

あの先に見える光明は…!

篠口峠に到着! ハァハァ

来た道方向。 ゼィゼィ

いやー、これは「グラベルバイク」では乗ってこられないでしょう…。
MTBの TREK8000 から進化したニセモノだからこそだと思います。 

ホウノキの落ち葉がいっぱい。

GPSの記録。
東側を担いで登るのはやっぱり無理でしたよー。
 
下りはサスペンションの恩恵を受けながらヒャッホーと下ります。

おや? 妙なる音楽が… セイレーンかな?
「キンコンカンキンコンコンカンカン…」
水琴窟?

馬鹿なことを言っていないで停車。
ホイールに引っかかってスポークを奏でている小枝を取り除きます。

車道まで下ってきました。
ついでなので

暮坂峠へ。

グラベル的 暮坂VIEW.

ススキと黄葉を鑑賞すべし

知明さくら橋まで帰還。

貧者の休憩

今日は藪漕ぎも想定されたので、SUGOIのトレイル向けズボンをレーパンの上に履いてきました。(正解でした)

しかし太古から生きる草の実が強固に取り付いて離してくれません。
生命力よ。

一庫ダムの紅葉を見下ろして生還を喜び合います。

夕映えの五月山。

ああ疲れた。

でも、ニセ・グラベルバイクでも 80km 以上走れることがわかったのは収穫です。

ではまた。



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