2022年9月30日金曜日

80kmで 静かな静かな里山の秋を味わう。越えた峠は2つだけ(2つだけ)

ハロー皆様

秋の田の穂向きの寄れる片寄りに君に寄りなな言痛くありとも

稔りの秋、であります。

しばらくニセグラベルバイクの TREK8000 ばかり乗っていましたが、
そのスキに Cinelli Strato Faster

フロントホイールをカーボンの Prime RP-28 に戻し、
ブレーキシューもカーボン用をセット。

ハンドルバーテープも巻き変えました。
在庫の Mike Giant を使いました。

台風も去り、秋晴れシーズンです。
早めに出発して、里山の秋を堪能しようと思っていましたが

Youtube でカーリングの試合が配信されていたので思わず観戦。

Team KITAZAWA が見事な試合運び、イケイケべぇちゃんも発動して優勝。
おめでとうございます。

能勢方面に田んぼとヒガンバナを見に行きたいのですが
マディソン郡の知明さくら橋はまだ通行止めのようです。

仕方ない。
阿古坂峠越えで行きましょう。

兵庫県道603号線を北上。

おなじみ鳥ノ子橋。

曼珠沙華の色を出したくて露出を下げたんですが、これは下げ過ぎか…
-0.7EVぐらいで良かったかなぁ。

オートで撮るとこんなんですし。

いまや、ヒガンバナは insta映えの材料となってしまいましたが、自分が子供の頃ヒガンバナの存在を知ったのはこの歌によってでした。
    
北原白秋 「曼珠沙華」(詩集『思ひ出』より)
GONSHAN. GONSHAN. 何處へゆく、
赤い、御墓の曼珠沙華(ひがんばな)、
曼珠沙華(ひがんばな)、
けふも手折りに來たわいな。
GONSHAN. GONSHAN. 何本か、
地には七本、血のやうに、
血のやうに、
ちやうど、あの兒の年の數。
GONSHAN. GONSHAN. 氣をつけな、
ひとつ摘んでも、日は眞晝、
日は眞晝、
ひとつあとからまたひらく。
GONSHAN. GONSHAN. 何故泣くろ、
何時まで取っても曼珠沙華(ひがんばな)、
曼珠沙華、
恐や、赤しや、まだ七つ。

単なる赤い花だとは、今でも思えないのです。

さてヒガンバナに続いて田んぼを鑑賞します。
長谷の棚田



現在の能力に鑑み、才ノ神峠に登りたい気持ちを抑えまして


代わりに中山峠をゆっくり登ります。

田んぼ鑑賞。

収穫の秋モーリーくん

帰路は、あいも変わらず「くろまんぷ」と歴史街道。



ざっと80km。
こんなもんこんなもん。

ではまた。



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2022年9月2日金曜日

聖天の激坂で昇天? 支多々川を強かに登る 宝塚 行き当たりばっ旅

ハロー皆様

今回も


グラベルバイクふぅ TREK 8000 改 で出かけます。
いや、ロードバイクより後始末が楽なので。

宝塚の「花のみち」を散策したり

新しい宝塚ホテルを川側から訪ったり

河川敷グラベルを爆走()したりしてから

毎度お馴染み末広中央公園へ帰還。

クスノキの威風と一緒に。

帰り道を間違えた結果、知らない坂道に出会いました。
支多々川沿いに登って行ってみます。

いやこれは 思わぬ激坂

住宅街を登りつめて、これ以上登りがないところに到達しました。
行者山の登山口の先あたりです。

下り坂の向こうに阪神競馬場の屋根が輝いて見えます。

ここが支多々川の源流。うん、うそですけど。

帰り道を探しながら適当に下っていたら
鳥居を発見したので登り返してみるとそこは

宝塚聖天様。
神仏混淆というか本地垂迹なので鳥居もコマイヌさんもいます。

本堂。

聖天様とは
歓喜天の別称。
こんなラヴなお姿をされています。
なので秘仏になっている場合が多いのですが、ここはどうなのでしょう。

蓮の池。鯉もたくさん。

なかなかカッコいいコマイヌ様。
いや、ツノあるし。

くらがり街道で帰還。

こういうポタリングを楽しめてうれしい。

ではまた。



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