2020年1月30日木曜日

麒麟(Campagnolo)がくる! えっ、また来てしまうのか!? 最後のリムブレーキを IYH (イャッッホォォォオオォオウ)

ハロー皆様


2台のロードバイクのうち、Cinelli StratoFaster は、いわゆる「シマニョーロ組」です。
Cinelli Strato Faster
シマニョーロの世界(総集編)
エルゴパワーとリヤディレーラーに Campagnolo の CHORUS を使っており、他の駆動系パーツはシマノの 6800 ULTEGRA を使っています。

なんの問題もございません。(というのは少し嘘で、シマニョーロならではのスッキリしない感に、好き好んで付き合っているのです)

本当は、クランクセット(チェーンホイール)にも Campagnolo を使うと自転車の表情が
変わって良い感じだろうとは思っていますが、シマノの(事実上)メンテナンスフリーなBBと違って、Campagnolo の ULTRA TORQUE は 4,000km走行、ないしは6ヶ月使用 ごとに分解整備が必要、というハナシなので敬遠しておる次第です。

もちろん、クランクセット、チェーン、カセットスプロケットは乗っていれば摩耗して交換が必要になる消耗部品なので、ランニングコスト面で負担が大きい、という理由も重要なのであります。
 
ところで、いわゆるグループセット(コンポーネント)の中に、ここまでに言及されていないパーツはありませんか?

ありますよね。

ブレーキ(本体)と、フロントディレーラーであります。
現在は、それぞれシマノの 6800 ULTEGRA を使っていて、非常に快適です。
特に、ブレーキキャリパー(リムブレーキ)の BR-6800 はまことに優秀な製品で、エルゴパワーとの組み合わせで抜群の制動力を発揮してくれています。

ディスクブレーキなんていらないや


と、うそぶくための、重要な要素ともなっているわけです。
なので、某海外通販が Campagnolo CHORUS など各商品で
今ならセール価格からさらに 10%OFF
などというオファーを繰り出しても、なんら動じる必要はありません。
さらに、

フロントディレーラーについて。

Campagnolo に交換することによって、エルゴパワーと統一できる。
が、クランクセット(チェーンホイール)とは他社組み合わせになるわけです。
どっちが、どう効いてどういう結果になるのか、さっぱりわからないのであります。
つまり、FD-6800 を CHORUS に交換しても改善するのか改悪になるのか不明だし、第一フロントディレーラーでそんなに何かが変わるとも思えないので、その点からも投資の必要はまったくない。
さらに、CHORUS のフロントディレーラーに関しては、FD-6800 と比べて特にデザインがカッコいいわけでもない。
ですよね。

ブレーキキャリパーについては、なおのこと。

シマノ BR-6800 から CHORUS に交換したら、制動力は確実に低下するでしょう。
「カンパニョーロのブレーキは、コントローラブルなのが長所」
と言われていることは承知していますが、リヤブレーキがダブルピボットになってしまったこの CHORUS では、果たしてどうでしょうか。
交換することによるメリットは、特に思い浮かびません。

そしてもうひとつの問題は、ブレーキシューであります。

Campagnolo のブレーキシュー交換が大仕事であることはよく知られていて、
JOGWIRE のこの工具があると楽だよ!
などと言われていますが、シマノはそんなものがなくても普通に交換できます。
そしてさらに。
この前、PRIME ブランドのカーボンホイール用ブレーキシューを買いだめしました。
十分な性能があるからですが、いつまでこのようなリムブレーキの消耗部品が手に入るかわからない、という思いもありました。
ブレーキキャリパーを替えたら、これが使えなくなる。
それは大した損害ではありませんが、Campagnolo 用のブレーキシューの高価さ、種類や供給の少なさはどうでしょう。
半年とか1年の頻度で、タイヤと同等かそれ以上に相当する交換費用が発生するわけであります。

これは、ないな!


フロントディレーラーとブレーキキャリパー どちらも不要ですよね。

なので、いったん購入カートに入れて割引額を確認したものの、

いらん、いらん!


と放棄して、そのまま風呂に入りました。

が、風呂の中で
もし買ったとしたら、これが最後のリムブレーキになったんやなぁ
そう、もうリムブレーキを買うことはないのか…。
最後のリムブレーキ。それはやっぱり Campagnolo であって欲しいものだなぁ。
という天啓が。

風呂から上がって、我に返ると Paypal 決済完了画面が表示されていました。

むぅ。


おもしろやー。
この宿は 縦は十五里 横七里 薬師詣でのその道に 梅と桜を植えまぜて


今回はやや小規模な IYH でした。

発注してから思ったのですが、
これ、品名表記は S2タイプの FD15-CH2BS2 ですが、商品写真は S2 じゃない方のモデルですよね。
S2はこういうヤツですから。
どちらが届くのでしょうか。

ま、どっちでもいいんですけどwww

ブレーキは11速のセットに適合する
BR15-CHDP です。

現行型の12速セットのモデルは
これ。
あはは、ほとんど区別がつきませんね。
ただし、12速版の Record や Super Record みたいに
こんなデザインだったら断固拒否なのです。
そういう意味でも、このタイミングで買っておく必要性を見出したのですね。

これら、ブレーキキャリパーとフロントディレーラー。
届いたら、自転車には取り付けずに観賞用とする予定です。
だって、今ついている 6800 ULTEGRA と交換したら、たぶん確実に性能、使い勝手が低下しそうですから。

え? あっ、はい。
ご意見ご指摘はコメント欄にお願いしますねw

ではまた。




LifeLine Performance カーボンロードブレーキインサート
Prime Pro リムブレーキパッド - 4 セット


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2020年1月27日月曜日

100kmに挑む(笑)! しかしこんなに寒いとは話が違った北摂人気コース。

ハロー皆様



曇り時々晴れ
最高気温10℃ 最低気温6℃ の予報。
初冬装備で行くか、真冬装備で行くか悩むところですね。

さらに衰退してしまった貧脚を、サイクリングを愉しめる最低水準まで再復させるべく、この週末もじんわり出かけましょう。

前前週 80.6km
前週 85.9km
と、少しずつ体を慣らしてきていますので、本日は100km程度走ってみたいところです。
 
コースは、知り尽くした(?)はらがたわ峠~篭坊温泉ルートにします。

北風が強く、前半は全編向かい風でお送りします。

兵庫県道603号線を北上。

寒天が正しく天日干しされています。
「阿古谷寒天街道」と命名したのが報われますw

Cinelli StratoFaster 君と一緒に撮っておきましょう。

<追記>
できあがり。
道の駅いながわで販売されています。


いやー しかし北風は手抜き無しで勝負してくれています。

阿古坂峠を越えます。

浮峠をエンジョイします。

(動画)


はらがたわ峠へのアプローチでは、側溝を勢いよく水が流れていて、山が昨日までの雨をたっぷり含んでいることを知らせてくれます。
 
はらがたわ峠には、山側の側溝が堆積物でふさがっていて水が溢れ出し、路面が冠水してしまう箇所があったはず。

大丈夫だろうか。

と思いを巡らせつつ、入り口へ

はらがたわ峠のメインディッシュ入り口。
ここは通行止表示が基本。
たぶん20回ぐらいは登っていると思いますが、通行止表示がなかったのは数回ぐらいでしょうか?

各自、それぞれ良心とか信念に従って行動してくださいませ。

さて
冠水は杞憂でありました。

この峠は四季折々に楽しませてくれるつづら折りですが、冬は見通しが利いて眺望が良いです。

こんな感じ。

同じような写真

はらがたわ峠に到着。
北風が吹き抜けてかなり寒いのであります。

(動画)

下り始めると
やはり相当寒いです。

GARMIN Edge520のスクリーンショットを失敗しましたが
最低気温6℃のはずなのに、13:34という時間帯で3.9℃です。
悩んだ結果「軽めの真冬装備」で来てしまいました。
暖かい方のシューズカバーで来るんだった。

楽しいはずの兵庫県道602号線
寒い寒い…

でも
例年積雪や凍結のある区間も、今年はさすが暖冬で濡れている程度。
たとえば ツール・ド・氷点下!?

一応定点写真

(動画)

後川では裏道を通り

運命の分岐点では黒い道は選ばず

高平平原では追い風に誠意を感じ

大坂峠を「よいしょ」と越えて

いなぼうの待つ道の駅にたどりつくと

初めて見る SOFTRIDE のロードバイク(写真後方)に目を奪われ

なんとか所期の100kmぐらいを走って帰還しました。


今回のコース


ではまた。






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