動画を撮影していると、勝手に電源が切れてしまって撮影していた動画データが失われる、という症状に悩むシマノ CM-2000。
室内で試すと、問題なくバッテリーEMPTYまで連続撮影できるので、実際に使用する条件での再テストが必要です。
仮にこの状態で初期不良交換や修理を依頼しても、
再現せず
で戻されてくることでしょう。
Cinelli Experience で出かけます。
ご覧のように、SHIMANO CM-2000 をハブ軸に取り付けての撮影です。
武庫川サイクリングロードを、山手幹線付近からスタートして北上。
いつもの SONY ADR-AS100V はいつものステム上にセットして同時撮影です。
ときどき CM-2000 のパイロットランプ(LED)をチラ見しながら走行しますが、今回は勝手に停止することなく撮影できているようです。
なぜ今回は大丈夫なのか?
前回との条件の違いは?
- 装着している自転車の違い(今回は Cnelli Experience 、前回は Cinelli StratoFaster )
- 装着位置の違い(今回はハブ軸、前回はステム上)
- 気温(今回のほうが前回よりも暖かいはず)
- 接続状況(今回はセンサー接続なし、前回は Ant+ のスピード、ケイデンスセンサーと接続)
意外と4番目あたりが関係しているかも知れないな~、といろいろ考えながら、武庫川サイクリングロード北端の末広中央公園に到着。
まず、SONY HDR-AS100Vをストップ。
続いて SHIMANO CM-2000をストップ。
と。
あれ?
SHIMANO CM-2000 の電源が切れています。
やっぱりダメでした。
前回よりは長時間動いていたような気もするんですけど。
でもこうなると動画データは保存されていないので、結果は同じです。
では、どうすればよいのか?
Windows 3.0 とか 3.1 の時代は、一生懸命パソコンで資料を作っていて「もうすぐ完成」というあたりで
修復できないアプリケーションエラー
すべてが水泡に帰したりしましたよね。
頭を抱えていると、横の席のやつが
「こまめに保存しておかないから、そういう事になるんだよ。」
したり顔で忠告してくれても後の祭りで逆に腹が立ったりしたものですよね。
そう。こまめな保存です。
CM-2000も、そうすれば動画が保存できるのです。
そこで、それを実践してみたのがこの動画です。
勝手に電源が切れてしまうまでどのぐらいの時間の猶予があるかわからないので、本当にこまめに撮影を中断してデータを保存しないと気が気ではありません。
数分走ったら停車して、動画撮影を停止。そして再開。また走り始める。
ということを繰り返すだけで、この問題は解決です。
完璧です。素晴らしい。
でも、僕はワガママなので、こんなことをするぐらいなら、もう CM-2000 は使いたくないと思います。
しかしですよ。
こうやって走りながら考えました。
そんなに長い動画なんて撮れなくていいのかも。
ほら、
Snapchat を見てください。
動画なんて10秒でいいんですよ。うん。
それに今の御時世、うかつに動画など撮りますと、
- 肖像権侵害
- 商標権侵害
- 著作権侵害
- プライバシー権侵害
- 威力業務妨害
- 迷惑防止条例
ありとあらゆるリスクを想定する必要があるのではないでしょうか。
動画は保存などされずに、消えてしまうのが最も安全です。
特定個人情報と同じで「非保持」っていう奴です。
そうすると、
動画は撮れども保存しない
という、この SHIMANO CM-2000 は
世界で最もコンプライアンスに配慮したカメラである。
と言えるのかも知れません。
さすが、世界のシマノであります。
などと下らないことを考えていると
武庫川サイクリングロードの山手幹線南側がまた工事中になっていたので、離脱することにしました。
しかし、ここも来年3月までですか。予算の執行ですね。
帰宅して、 アプリから CM-2000 の設定を見直しました。(本体では何もできないので)
あえて
本来関係ないはずだとは思うのですが、一応ここの設定が3分だったのを99分にしてみましたが
むしろ機能自体をOFFに。
これぐらいでしょうか、設定で見直せるのは。
あと、日付がちょうど1日先に設定されているようで、動画の撮影日時が全部ずれてしまっているのですが、「時刻のスマートフォン連携」以外に設定する方法がなく、直す方法が不明です(笑)。
<追記>上と同時にSONY HDR-AS100V で撮影した動画
なお、武庫川サイクリングロード
こんな情報を見つけました。
サイクリストの皆様、巻き込まれないようにご注意くださいませ。
ではまた。
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