2018年3月11日日曜日

【実走編】話題のローコスト・カーボンホイール Prime RP-28 で走ってみた! (インプレ? いやいや…)

ハロー皆様
 
Prime RP-28 を装着して実走してみました。


申すまでもありませんが、

  • パーツの能力を測れるような厳しい走りはできない
  • 比較できるほどいろいろなパーツを試した経験はない
  • 全然敏感じゃない
  • 基本、あんまり考えてない

ので、単なる個人としての感想であり、効果効能を示すものではありません。

「インプレ」と言えるようなものではない、とお考え下さい。


Campagnolo ZONDA からの交換です。

走り初めは武庫川の左岸堤防道路(サイクリングロードではない)から。
 
遠くで救急車のサイレンが聞こえるような気がします。
が、これは(おそらく)RP-28の前輪スポークの風切音でした。
ファーン…ファーン…
という感じでしょうか。
ZONDAの場合は
(柴咲)コォー……
というように聞こえていました。
(井上コオでも良いです)
 
そして。気になるブレーキ音。
キュイーン または
シュゥゥゥゥン ないしは
ズキュゥゥゥン!
でしょうか。
最初は「うるせーな」「ンまぁ はしたない!」
って思いましたが、だんだん快感に。
ブレーキを掛けるのが楽しくなってきました。
さらなる一時停止励行、に有効な機能かと思います。
High TG resin 3K carbon fibre brake track with textured surface for enhanced all weather performance
だそうです。

なお
異物を踏んだとき、ボムギ!という音がするかどうかは未確認です。
 
次に感じたのは

ダンシング後、伸びるかも?

です。
 
踏み降ろしたあと、次の脚に体重を掛けるまでの一瞬も進んでいる。

そんな感じがします。
 
さらにはっきり感じたのは、やはりダンシング。
 
ワタクシ貧脚につき、ダンシングと言えば
休むダンシング
です。
筋力を使ってスプリントしたりクライムしたりするようなダンシングは、基本いたしません。
 
短い上り坂(5~6%ぐらい)をチョロっと越えるような場合、ダンシングでクリアすることがありますが、思ったより坂が長かったりすると、頂点の手前でもう1段軽いギヤにチェンジしたくなることがありました。

が、このホイール Prime RP-28 では、それがほとんどない。


一定の斜度の坂であれば、体重(これも一定ですよね)を掛け続けることでクリアできるように思います。
これって、理論上は心肺さえ保てば、永遠に登り続けられるということです。(空論ですけど)
 
貧脚に希望を与えてくれます。
 
そして、気になるブレーキ性能。
確かに、以前の組み合わせ

  • Campagnolo ZONDA
  • シマノ ULTEGRA BR-6800(SHOES:R55C4)
  • Campagnolo Chorus Ergopower

よりも、明らかに制動力は劣ります。
上記の組み合わせだと、事実上、ブラケットからのブレーキングで激坂も下ることができ、
「下りは下ハン。お姉さんとの約束よ」
を遵守することは不要でした。

これが

  • Prime RP-28
  • シマノ ULTEGRA BR-6800(SHOES:Prime PRO)
  • Campagnolo Chorus Ergopower

に変わると、どうか。
 
今回走ったコースは「激坂下りがない」前提でチョイスされているので、主な下り坂は
  • ひいらぎ峠
  • 拝田峠
  • 一庫ダムから前川橋
程度です。
この程度であれば、ブラケットからのブレーキングだけで十分です。
もっとキツイ坂では、下ハンブレーキングが必要になるかも知れません。
 
雨天でのブレーキの効きについては、試していないのでコメントできません。
(できれば試したくないですね)
 
  *  *  *  *  *  *  *  *  *  * 
 
さて、この Prime のホイール、ハブのベアリングはカートリッジタイプです。

カップ&コーンじゃないと、メンテナンスができないよね

と聞きます。そうなのか。

でも、
こんな風に指定のベアリングがわかりやすく売られていたりするので、さっさと交換してしまったほうがわかりやすくて楽。
という考え方もあるかもですね。
 
なんなら、ハブも売られているし。


ということで、自転車や行き先、天候との組み合わせを試行錯誤しながら使っていこうと思っております。
 
ではまた。
 



Prime - RP-28 カーボンクリンチャーロードホイールセット

<追記>
Prime RP シリーズは、BlackEdition シリーズに移行する模様。
エコノミーなカーボンホイール、Prime RP-28 のその後の人生についてご報告。BlackEditionとは?

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2018年3月9日金曜日

連夜の Prime カーボンホイール祭り! 今度は後輪だッ!

ハロー皆様

前夜に続いて、後輪をセットアップします。

とは言っても、別に特別なことはなく、当初の予定通り
後輪のGrandPrix S4000S2を取り外し、Prime RP-28 の後輪にセット。
残った後輪ZONDA WIDE から、カセットスプロケットを取り外してPrime RP-28 の後輪にセット。
このPrime RP-28 後輪を Strato Faster に装着。
ZONDA WIDE(後輪) は、いったん保管。
前後のブレーキシューを、カーボンリム用に換装、ブレーキ調整。
という手順を粛々と実行。
 
もちろん、タイヤの着脱も素手でスムーズにできました。
普通って素敵(笑)
 
 できたー(笑)

 せっかくの機会なので、ZONDA 君の後輪の重量をはかってみます。

857g。

Prime RP-28 後輪との差、73g。

ZONDA から、8.5%の重量減。

…あれ? それでいいんだっけ??
 
まぁいいや。

 * * *

ちょっと前まで、Campagnolo の Shamal Mille がほしかったのですが、


理由は
軽い でも
剛性が高い でも
Plasma Electrolytic Exidation finish でブレーキが効く でもなく

リムサイドが黒くてカッコいい

 
だったんですよね。実は。
 

RP-28、リムサイドは黒くて、お値段は Shamal Mille よりグッと控えめ。
 
よろしいんじゃないでしょうか?
 

今回のお買い物の直接コストは
Prime RP-28 ¥78,750
バウチャー割引 ¥-7,875
消費税等 ¥ 3,300
通関料 ¥  200
合計 ¥74,375
でした。

ではまた。

Prime - RP-28 カーボンクリンチャーロードホイールセット

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2018年3月7日水曜日

黒いホイール到着到着ゥ! カーボンホイールが緊急来日しました。

ハロー皆様

発注から2週間かかるはずなのに、わずか5日間で届くと主張していた "Prime" のカーボンホイール RP-28 ですが、本当に来やがりました(笑)
 
キャット軍曹「貴様、また無駄遣いしおったな!」
(すみません…)

アンボックス。

本当にプチプチに入っていました。

はがす。

燦然と輝くブランドロゴ

ハブです。

 確かにA.B.G. の刻印が。

予備に追加で買ったブレーキシュー。


ご期待にお応えして計量。
前 602g 後 784g 合計 1,386g。
公称値 1,372g でしたから、誤差 14g。
優秀ではありますまいか。


今宵はフロントだけセッティングします。

ストックしているチューブを、携行用と入れ替える。
元携行用のチューブをホイールにセット。
ストックしていた Continental GrandPrix 4000S2 3本半のうち「半」をセットする。

めっちゃはめるのがキツい…。


ZONDAと GrandPrix 4000S2 の組み合わせの時は普通に素手で入ったのに?
しかしカーボンホイールにタイヤレバーを使いたくもないので、悪戦苦闘の末に装着。
空気を半分ぐらい入れてみる。
ビードが正しくリムにはまらない(上がらない)部分があり、真円にならない。
(ちなみにチューブレスではなく普通のクリンチャーです)

いろいろ検討した結果、タイヤが不良品である、と判定。


そう言えば、このタイヤは新品ではなく、当初は前輪に装着していました。
なぜか走ると異音が出る。
後輪に付け替えた結果、異音は出なくなったが不良品の疑いありと思惟。
「ドイツ製品だから品質が安定しているとか思わないことですね」
(当時の記事 コンチネンタル・ジャーニー
 
そのまま合計2,800kmほど使ったが、荒れたグラベルを走ったところサイドに深めの切り傷が入ったので取り外し、非常用に「半人前」扱いで保管。
 
というわけで「半」カウントのストック品でした。
 
その後、同じタイヤで同様な切り傷が入ったまま使い続けても平気な感じだったので、
「あの半人前も予備役から招集しよう」ということで今回の顛末に。
判断ミスでした。

このタイヤ、取り外すのもすっごく大変でした(指が折れそうwww)


新品の GrandPrix 4000S2 3本のうち1本を取り出して取り付けたところ、普通に素手でセットできました。やれやれ。
 
ブレーキシューもフロントだけ換えて、再調整。
残念ながら、シューのクリアランスだけではなく、リム当たり面の高さの調整も必要でした。
  

うん。
やっぱり真っ黒なホイールはカッコいいかも。

続きます。
 
Prime - RP-28 カーボンクリンチャーロードホイールセット

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