Prime RP-28 を装着して実走してみました。
申すまでもありませんが、
- パーツの能力を測れるような厳しい走りはできない
- 比較できるほどいろいろなパーツを試した経験はない
- 全然敏感じゃない
- 基本、あんまり考えてない
ので、単なる個人としての感想であり、効果効能を示すものではありません。
「インプレ」と言えるようなものではない、とお考え下さい。
Campagnolo ZONDA からの交換です。
走り初めは武庫川の左岸堤防道路(サイクリングロードではない)から。
遠くで救急車のサイレンが聞こえるような気がします。
が、これは(おそらく)RP-28の前輪スポークの風切音でした。
ファーン…ファーン…という感じでしょうか。
ZONDAの場合は
(柴咲)コォー……というように聞こえていました。
(井上コオでも良いです)
そして。気になるブレーキ音。
キュイーン または
シュゥゥゥゥン ないしは
ズキュゥゥゥン!
でしょうか。
って思いましたが、だんだん快感に。
ブレーキを掛けるのが楽しくなってきました。
さらなる一時停止励行、に有効な機能かと思います。
High TG resin 3K carbon fibre brake track with textured surface for enhanced all weather performance
だそうです。
なお
異物を踏んだとき、ボムギ!という音がするかどうかは未確認です。
次に感じたのは
ダンシング後、伸びるかも?
です。踏み降ろしたあと、次の脚に体重を掛けるまでの一瞬も進んでいる。
そんな感じがします。
さらにはっきり感じたのは、やはりダンシング。
ワタクシ貧脚につき、ダンシングと言えば
休むダンシングです。
筋力を使ってスプリントしたりクライムしたりするようなダンシングは、基本いたしません。
短い上り坂(5~6%ぐらい)をチョロっと越えるような場合、ダンシングでクリアすることがありますが、思ったより坂が長かったりすると、頂点の手前でもう1段軽いギヤにチェンジしたくなることがありました。
が、このホイール Prime RP-28 では、それがほとんどない。
一定の斜度の坂であれば、体重(これも一定ですよね)を掛け続けることでクリアできるように思います。
これって、理論上は心肺さえ保てば、永遠に登り続けられるということです。(空論ですけど)
貧脚に希望を与えてくれます。
そして、気になるブレーキ性能。
確かに、以前の組み合わせ
- Campagnolo ZONDA
- シマノ ULTEGRA BR-6800(SHOES:R55C4)
- Campagnolo Chorus Ergopower
よりも、明らかに制動力は劣ります。
上記の組み合わせだと、事実上、ブラケットからのブレーキングで激坂も下ることができ、
「下りは下ハン。お姉さんとの約束よ」
を遵守することは不要でした。
これが
- Prime RP-28
- シマノ ULTEGRA BR-6800(SHOES:Prime PRO)
- Campagnolo Chorus Ergopower
に変わると、どうか。
今回走ったコースは「激坂下りがない」前提でチョイスされているので、主な下り坂は
- ひいらぎ峠
- 拝田峠
- 一庫ダムから前川橋
程度です。
この程度であれば、ブラケットからのブレーキングだけで十分です。
もっとキツイ坂では、下ハンブレーキングが必要になるかも知れません。
雨天でのブレーキの効きについては、試していないのでコメントできません。
(できれば試したくないですね)
* * * * * * * * * *
さて、この Prime のホイール、ハブのベアリングはカートリッジタイプです。
カップ&コーンじゃないと、メンテナンスができないよね
と聞きます。そうなのか。
でも、
こんな風に指定のベアリングがわかりやすく売られていたりするので、さっさと交換してしまったほうがわかりやすくて楽。
という考え方もあるかもですね。
なんなら、ハブも売られているし。
ということで、自転車や行き先、天候との組み合わせを試行錯誤しながら使っていこうと思っております。
ではまた。
Prime - RP-28 カーボンクリンチャーロードホイールセット
<追記>
Prime RP シリーズは、BlackEdition シリーズに移行する模様。
エコノミーなカーボンホイール、Prime RP-28 のその後の人生についてご報告。BlackEditionとは?
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