2021年11月1日月曜日

カンパニョーロのシフトケーブルの換え方とは! (前回の続き)

ハロー皆様

それでは、Cinelli StratoFaster のシフトケーブルを交換します。

前回
からの続きです。

使うケーブルは
JAGWIRE のにしました。PRO SHIFT CABLE。

黒いです。

入れるのはここから。
先にダウンシフト(リリース)レバーをバチバチやって解放しておきましょう。

ここを通ってハンドル方面へ。

「ここを通すときにケーブルが無理に曲がって癖がついてしまいやすいから注意!」
っていう雑誌とかの記事を見かけますが、なぁに気にすることはありません。
理由は後でわかります。

几帳面な人は、アウターも新品に交換したり潤滑剤をくれたりするのでしょうが、いつものズボラを発揮して、そのままドンドン送り込みます。

問題なく端から出てきました。

RDに仮止め。
ほら。
ケーブルは十分長いのでたくさん余ります。

なので、最初のところでケーブルの先っちょに癖がついたところで、何の問題もありません。

どうせカットする部分なんですから。

さて。心正しき人は、この機会にバーテープを交換してみたりするのでしょう。
買い置きストックは5本ほど。

なのに
換えずにそのまま巻き戻してやりました。
なんだかバーテープを換えたい気分じゃないんですよ。
Cinelli Music Volee、なかなか長持ちです。

で RD を
適当に調整。Campagnolo 方式は5枚目のコグで合わせます。

ワイヤーテンションをいい塩梅にするだけなので特に面倒はないです。
(あとは乗りながら微調整)
固定ボルトを 6Nm で本締めして完了。

なお、一部パーツ構成は違いますが、以前
こんな記事も書いておりましたので、合わせてご参考まで。


ところで。
ディスクブレーキ&電動シフトにあらざれば人にあらず。
といった風潮の昨今。

機械式シフトのケーブル。しかもシマノ非互換。
簡単に手に入らなくなる日が近づいているのではないでしょうか。

以前
こんな記事を書きましたが、

「機械式 Campagnolo と、生きていく」
も考えないとダメかも。

ではまた。



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2021年10月29日金曜日

カンパのレバー Campagnolo Ergopower がブチ壊れて大損害!? いやそれが

ハロー皆様

事件です。

というほどでもないのですが、

前週

あの坂へ帰りたい

後ろの変速に不調が発生し、調整して修復していました。

これで安心してライドに出かけられるというものです、

なのに、

この場所まで登ってきたところで、
後ろの変速が死亡しました。

実は、
「調整したはずなのに、またロー側でチェーンが落ち着かないな?」
と思って、アップシフト(巻き上げ)レバーに指を添えて坂を登ってきたのです。

しかし。
乗り手の意思に関係なく、突然勝手にトップ側へ変速が行われました。
さては、AI の反乱か? (※違います)
巻き上げてみると、ちゃんとクリック感があるのに空振りしてまったく手応えがありません。
Ergopower は時々ラチェットの噛み合わせ具体が悪くて落ち着かないことがあります。
そういうときはいったんダウンシフト(リリース)してから巻き上げると直ることが多いのです。そこで
「バチバチバチ…」とトップに戻してから巻き上げてみると
「カチンカチンカチンカチン…」と小気味良い音を立ててクリックしていきます。

が、リヤディレーラーはトップに入ったまま微塵も動かない…。
ワイヤーがまったく引かれていません。

仕方がないのでライドは中断。
フロントの2段変速を駆使して撤退、帰還となりました。
坂を登るときは、インナー x トップの「チェーン タスキがけ」状態でダンシングしないといけないので、精神衛生上よろしくないのであります。

帰路を辿りながら、こう考えました。

(これはたぶん、ラチェットの引っ掛かり部分が欠けてしまった、とかで巻き上がらなくなったんやで…)
(Campagnolo も以前と違って細かい補修パーツは廃番になっているから、Assy 交換になるなぁ…)


こんな感じ。
EC-RE300 っていうのを調達する必要があります。


(海外通販で買っても、なかなかのモノイリだなぁ…)

だが。
ちょっと待って欲しい。

先に疑うべきは、シフトケーブルの破断ではないでしょうか?

  • 巻き上げてもケーブルが引かれない
  • そう言われてみればレバーの機構動作は健全っぽい

そうか。
ラバーをまくりあげてみたならば
ビンゴ。
まあ、それはそうですよね。

ちなみに
このレバーを買ったときに通してあったケーブルをそのまま使い続けているので、3年・8,500km ぐらいの使用。

ちょっと早くない?
え? 普通毎年換える? いくらなんでも2年?
そうですかそうですか。

っていうか、
「シマノの 9100 / 8000 系はシフトケーブルが切れやすいので注意」
とか言うのを見て
(大変なんですねぇ)
とヒトゴト気分でおりました。愚かだなぁ。

余談ですが
こんな補修部品も買えるので、ボクの CHORUS もその気になれば立ちどころに SUPER RECORD に進化です。
いや、本当はスーレコはちょっとモノが違うのですが、RECORD だったらまさに完全変態できます。

閑話休題。

ケーブルを交換するので

内装のライナーが引っこ抜けて面倒なことにならなうように養生テープで押さえまして

RDのところでケーブルをバッチン。
ここからインナーを押してやると

ズリズリ。出てきました。
無残に切れています。

アタマの方を取り出すには、カットしたケーブルとかを使って PushPush

さらし首じゃ!

買い置きのケーブルは? ゴソゴソ…

純正と JAGWIRE の2本が出てきました。
どっちを使おうかな。

さて。反省会の時間です。

プロだったら、前週の不調の時点でケーブルの破断を疑い、交換を完了していたはずです。
それができないのがシロートだということですね。
反省して、ブレーキケーブルも点検しておきましょう。

ではまた。







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2021年10月22日金曜日

与太 on Cinelli LINE 2022 / 半可通 Cinelli ユーザが 新しい Cinelli を無責任に斬る

ハロー皆様

久しぶりに Cinelli に関するヨタ話をば。

しばらく前までは、ほしい自転車がたくさんあって大変(?)だったのですが、
最近はかなりどうでも良くなってきて、

「これ以上自転車を買う意味ある?」

などと思っております。
(意味、ないですよね!)

そんな今日このごろなのですが、何気なしに Youtube を眺めていたら

おすすめ動画のサムネイルにアギトおじ様が出てきているのを発見。
久しぶりやなー。
(いつもは「アギトのおっちゃん」と呼んでいます)

紹介しているのは、Zydeco Electric Mud でした。
これって、日本では売らない(売れない)のでしょうね。

なかなかカッコいいんじゃなくて!?
E-BIKE なんてどれもカッコ悪いと思っていたけど、さすが Cinelli じゃなくて?

べらちすぽーつで見たら Base price:709,210円 でした。
ほーん。

と思ったので、ついでに Cinelli さんの 2022 LINE を見に行くことにしました。

やはり
2021 UCI Men U23 Road World Champion がうれしいのです。

KING ジデ子。

オシャレやわー。
これを見てしまうと Zydeco Electric Mud はやっぱり全然カッコよくない。
Campagnolo EKAR が選べるのもいいよね。
日本ではシマノGRX しかないみたいですが。

ちなみに Zydeco は「自転子(ジデコ)」です。
某サイトさん、そのへんよろしくです。

これは相変わらずの
Laser Mia
相変わらずすぎてアセンブルしているパーツが流石に古い。
そろそろ宣材写真を撮り直してはいかがか。
気にしないのかイタリア人は。

NEMO TIG DISK
この色、めっちゃセクシーやで。
gold pink っていう妙に普通な色名で差額 55,000円。
NEO-COT のマジョーラカラーの代わりになるかと思ったけど。

NEMO ZAGATO
めっちゃカッコええ。
でも Wingedstore で 13 290,00 € でした。
日本価格? 1,980,000 えんだそうです。ふぅん。

昨年あたりから復活した WYSIWYG
"WYSIWYG" = "What You See is What You Get" ですよ。

ALDUS PAGEMAKER 懐かしいですよね。

VIGORELLI
なんですけど、 Cinelli の Pista 好きの方はこれだけでいいのかな?
よくわかんない。
ちなみに、日本の岩井商会のサイトにはこれまで通りの Vigorelli Pista 各種が載っていますよね。日本仕様? ’18 とか書いてあるから売れ残り?

なかなか面白いのは
Hobootleg Geo

最近、どっかで
「グラベル・ロードは基本的にダメなMTBのことだ」って言っていました。

まぁそれは事実です。(身もフタもないけれど)

そういう意味では、この Hobootleg Geo はなかなか興味深い自転車です。

しばらく乗って
「やっぱりグラベル・ロードなんて流行りの徒花に過ぎなかった…」
と気づいたら、さっさとフラットバーに変えて昔風のトレイルバイクにして遊べる。

そうなると、クロモリだっていうことがまた味わいになってくる。

Hobootleg Geo、面白いんだけど案の定 日本では売ってませんwww
そういうものさ。

さて、メーカーさんや代理店さんは
PRESSURE とか、逆に
SUPER CORSA とかを推したいんだろうけど、そういうのには触れずにこの項を終わりたいと思います。

ではまた。

チネリ友の会 Cinelli Friendship




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