2020年9月7日月曜日

リムブレーキと、生きていく。 考えておくべきことは。

ハロー皆様

そんなわけで自転車でのお出かけ記事も書けないのですが、いつまでも事故の記事が最初に出てくるのも不景気な話なので、ヨタ記事を追加しておきましょう。

あっという間に、ロードバイクもディスクブレーキが標準ということになってしまいました。
しかし、MTB生活もVブレーキで締めくくったボクなのであります。

MTBは、モトバイク(オートバイ)からの機材技術の流入が普通にある世界です。サスペンションなんてその代表的なものですよね。

そして、新しいモノを抵抗感なく受け入れていくのが文化であり、面白さであると思います。
愉しみ方は、乗るのが半分、最新機材をウンヌンするのが半分、その機材の使用感を味わうのが半分(あれ?合計150%?)という感じでしょうか。

ディスクブレーキは、ダウンヒルバイクから入ってきました。
HAYES、HOPE、MAGRA、FORMURA など。
手元の MTB WORLD '98 MTB CATALOG 657(枻出版社)には、
「ディスクブレーキって本当に必要なの?」
という記事があります。ロードバイクよりも20年ぐらい時間が進んでいますね。
その記事での結論は
「果たして一般ユーザーにとっても必要なのだろうか? 残念ながら現時点での答えは『ノー』である」
でした。

どうですか。昨今のロードバイクメディアが口を揃えてディスクブレーキを礼賛しているのと比較して、この誠実な姿勢は。
(あ、まだシマノが参入しておらず、商売に結びつかなかっただけなのか…)

一方、そのシマノさんは
こんな幻のブレーキの開発に取り組んでいたようです。
見果てぬ夢よ…

ところで、先ほどの記事では、ディスクブレーキのメリットとして
「落車やリム打ちでホイールがひん曲がっても走れる」
というのが書かれていました。おお。なるほど。

ちなみに、ボクら世代にとってのディスクブレーキとの出会いは
この「BSディスクブレーキ」とか。だったのであります。

そのせいで、「コドモのオモチャだよね。」と刷り込まれてしまったかも知れませんね。

さて、それでは現代に戻ったヨタ話と参ります。

最近のロードバイク界隈のトレンドと申しますと

  • ディスクブレーキ
  • エアロ
  • グラベル

が3大潮流なのでありますが、自分はいずれとも距離をおいております。

前半で余分なMTBヨタ話を書いてしまったために長くなってきたので、この話は別の機会にしましょう。

ディスクブレーキの普及を横目に、

リムブレーキと、生きていく。


とすると、少し考えておかないといけないことがあります。
それは、関連パーツや消耗品が継続して供給されるのか、ということですね。

具体的には、フレームの他

  • ホイール(リム、ハブ)
  • ブレーキ本体(キャリパー)
  • ブレーキレバー
  • ブレーキケーブル
  • ブレーキシュー

です。
 
現在、Cinelli StratoFaster くんに装備しているのは

ホイールはこれです。
カーボンホイールが緊急来日

ブレーキはこれ
カンパニョロ Campagnolo のブレーキと言えば

エルゴパワー
Campagnolo Chorus Ergopower EP15-CH1C 来日!

という前説明をうけつつ、今回の話題はブレーキシューなのであります。

もともと、Prime のカーボンホイールを買った時に付属してきたのは
このPrime純正(?)のブレーキシュー。

お手頃価格で十分な性能を持っているので気に入りまして、
舶来の品々
すでに買いだめ済なのです。
※注:転売目的はありません(笑)

しかし、です。
これはシマノ用のブレーキシューです。
カンパニョーロ製品の Chorus では使えない。

かと言って、Campagnolo 純正品はなかなかに高価。

「すり減ってなくなっちまうモノに、こんな金は出せん!」

なんという貧しい心でしょうか。
しかし 虚仮の一念岩をも通す。
こんなのを見つけました。
世間虚仮、唯仏是真。
 
外見といい性能といい、それほど気に入っているとは申せませんが、まぁ使えます。

買い整えました。

どちらも、Wiggle とか CRC で買えます。こんな記事を書いていたら

こういったターゲティング広告が表示されるようになってしまいました(笑)

そんなある日。
このブレーキシューの存在を知りました。
蘭国のBBB社の製品。
なんでも、シマノと Campagnolo どちらでも使える(ということは SRAM でも使える?)そうです。
 
そんなのありか。

そこで、愚者は愚考いたしました。

「両用」できるブレーキシューが作れるんだったら、サードパーティはみんなそうするんじゃないの?
Prime のブレーキシューの購入時にシマノ用か Campagnolo 用かを選べないのは、両用だからじゃないの?

そこで、現物の取り調べを実施。
上から
 シマノ純正
 Prime 製
 Campagnolo 純正
 Lifeline 製(Campagnolo用)
おお! 明らかに Prime はシマノ専用ですね!

夢、破れたり。

ついでに表面。

ちなみに、Prime の製品パッケージには
SHIMANO / SRAM にチェックが。

Lifeline の方は
"Campag" 表記。

書いてあるやん!


お粗末でございました。

ちなみに。

冒頭に言及したように、MTBの世界でディスクブレーキが覇権を確立してから久しいですが、シマノのVブレーキ用のブレーキシューは、今でも普通に手に入ります。
ブレーキシューの供給の心配など、文字通り杞憂なのかもしれません。
しかし「Campagnolo用」「カーボンリム用」となると、事情は変わってくるという予測も可能です。

さてさて。

ではまた。

<追記>
PBK の PB が Shimano/SRAM/Campagnolo コンパチだということを発見。
さっそく発注。
さてさて。

<さらに追記>
PBK から届きましたが、あまりにも簡素な包装w
INVOICE を見ないと、何が届いたかわかりませんwww

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