疑惑のアクションムービーカメラ、シマノ CM-2000
満タン充電の上、室内に安置して連続撮影し検証してみました。
わかったことは、
- ファイルサイズが4GBに達すると、次のファイルに記録を開始する。
- 33分のファイルが2つ、4分のファイルが1つ作られて終了した。
- よって、この条件では約70分間の連続撮影が行われた。
これならば特に問題はありません。
常にこのように動作するならば、前の記事で「実用にならない」と記載したのは撤回しなくてはなりません。
しかし、武庫川サイクリングロード、小笠峠で
- 撮影中に、何も操作しないのに電源が落ちた
- それまでに撮影していた動画は記録されていなかった
両者の条件の違いは何か?
考えられるのは
- 気温(低温)の影響
- 震動の影響
しかし、仮にこのいずれかが影響しているとすると、「スポーツカメラ」を謳う製品としてどうなのか。
という疑問はあります。
このカメラをステムに装着して走行していて、ハンドル周りから発生する小さな異音(ビリビリ音)が気になりました。
もちろん、異音には様々な原因が考えられ、本製品が原因と特定するには材料が不足しているのですが、SONY HDR-AS100V を装着していた際には気にならなかった異音であることは事実です。
CM-2000をマウントから取り外して手で振ってみると、カタカタ…、という小さな異音がします。
もしや、と思ってバッテリを取り外してもう一度試すと、異音はなくなりました。
つまり、CM-2000に震動を加えると、それにより本体内でバッテリが動揺して異音を発生させる。と考えられます。
これも「スポーツカメラ」として考えると問題点の一つとなります。
合わせて「スポーツカメラ」としての素養について言及するならば、その給電端子の設定の問題があります。
CM-2000の給電端子は本体後面のカバーを開いた中に設置されています。
仮に撮影中に給電できるとしても、後面カバーを開放した状態では降雨、塵埃等に対する耐性を喪失します。
シマノ CM-2000 という機種は、スポーツカメラ(アクションムービーカメラ)としては、
- 考慮が不足している点が多い もしくは
- 十分にテストされていない と申し上げざるを得ないでしょう。
通常撮影中に勝手に電源が落ち、動画が記録されない
点については、条件を変えてテストし、検証したいと思います。
再発防止策を見つけられるまでは、継続して
SONY HDR-AS100V
を主体に運用することになります。
HDR-AS100V にもいくつか問題点はありますが、転倒(落車)事故を起こしたときを除いて、動画が正常に記録されないといった事象はこれまで発生していません。
ではまた。
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
にほんブログ村