2018年3月13日火曜日

ありがとう ZONDA C15 ! 思い出つくりに魔の山ヒルクライム。 そして春はクレッシェンドで近づいてくる。

ハロー皆様
 
ローコスト・カーボンホイール Prime RP-28 を買いまして、これまで使っていた ZONDA NARROW(C15) もしくは ZONDA WIDE(C17) のどちらかに、第一線から退いてもらわなくてはならなくなりました。


  • NARROW(C15) の方を残せば、23C のタイヤに最適なホイールを残しておける。今後は ナローリムの入手が難しくなるかも知れない。
  • WIDE(C17) の方を残して 25C に統一すれば、タイヤもチューブも共有でき、スペアの用意もシンプルにできる。

悩みました。
が、WIDE の方を残すことに心を決めました。
 
Campagnolo ZONDA (C15) は、これまで 12,000km 以上も一緒に走って、たくさんの思い出を作ってくれたホイールです。
  
退役させるのはしのびない…。
 
せめて、取り外す前にもう一度一緒に出かけよう。
12,000km のほとんどを共に走った、Cinelli Experience にセットして。
 
行き先は大野山(おおやさん)にしました。

北摂のモン・ヴァントゥと言われるあの激坂を登って、アルミでもちゃんと登れるっていうことを見せてやろうじゃないか。
 
久しぶりの快晴になりました。まさに大野山日和と申せましょう。  
 
服装にかなり悩みながら出発。

川西あたりの猪名川沿いを走っていると、突然 Apidura のおやつ袋に入っているスマートフォンから大音響が。
 
 
3.11なので防災訓練なんですね。
(びっくりしました)

コツコツ登って、この角度が若干おかしい案内板までやってきました。
ここからが本格的な登りです。

なんとか、猪名川天文台前に無事到着。(キツかった…)
(「無事」とは「足だけは着かずに…」というニュアンスwww)
  
こちらの方向は逆光であります。
ひしめく微塵の深みの底に、 きたなくしろく澱むもの。
賢治の詩「岩手山」を思い出しますね。

(ここまでのヘロヘロ動画)

北側の後川方向はいいライティングです。

迷いましたが頂上まで。
 
いやー幸せ。
ZONDA君もカッコいいよ!

頂上のテーブルはブチ壊れていました。

新しい道標が設置されていました。

それでは、ZONDA 君との思い出写真集



眺望を堪能したので、下ります。
 
大野山からは、下りも一方通行です。

でも、この下りは大嫌い。
大野山は登りだけでいいのです。
(イヤイヤ動画)

ともあれ無事に下って、木津あたりから歴史街道を通って帰ります。
日はくすみ、冷たい。しかし春はクレッシェンドで近づいてくる。
白鳥たちは私の頭上を長い間旋回し、にぶい太陽の光の中に銀の帯のように消えていった。
時々背を輝かせながら。白鳥の鳴き声はトランペットに似てくる。
赤子の泣き声を思わせるリフレイン。
自然の神秘と生の憂愁、これこそ第5交響曲のフィナーレ・テーマだ。
そう。シベリウスが響きます。
 

春の小川はさらさらゆくよ。
 
のどかであります。

ところが。

川沿いのガタガタ道に降りたところ、突然

トイトイトイ! toitoitoi! …!!!


という感じの警告音が耳を聾します。

GARMIN が、何か警告を表示してピーピー言っています。
止める。
が、まだ

トイトイトイ! toitoitoi! …!!!


鳴っています。
スマホでした。

「あと7秒で通報するで!」


とか表示しています。
こちらも停めます。

どうやら、GARMIN の事故発生通報機能が作動した模様。
 
ガタガタ道の振動を事故と勘違いしたようです。

人騒がせな奴やで…。

今回のコース。





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2018年3月11日日曜日

【実走編】話題のローコスト・カーボンホイール Prime RP-28 で走ってみた! (インプレ? いやいや…)

ハロー皆様
 
Prime RP-28 を装着して実走してみました。


申すまでもありませんが、

  • パーツの能力を測れるような厳しい走りはできない
  • 比較できるほどいろいろなパーツを試した経験はない
  • 全然敏感じゃない
  • 基本、あんまり考えてない

ので、単なる個人としての感想であり、効果効能を示すものではありません。

「インプレ」と言えるようなものではない、とお考え下さい。


Campagnolo ZONDA からの交換です。

走り初めは武庫川の左岸堤防道路(サイクリングロードではない)から。
 
遠くで救急車のサイレンが聞こえるような気がします。
が、これは(おそらく)RP-28の前輪スポークの風切音でした。
ファーン…ファーン…
という感じでしょうか。
ZONDAの場合は
(柴咲)コォー……
というように聞こえていました。
(井上コオでも良いです)
 
そして。気になるブレーキ音。
キュイーン または
シュゥゥゥゥン ないしは
ズキュゥゥゥン!
でしょうか。
最初は「うるせーな」「ンまぁ はしたない!」
って思いましたが、だんだん快感に。
ブレーキを掛けるのが楽しくなってきました。
さらなる一時停止励行、に有効な機能かと思います。
High TG resin 3K carbon fibre brake track with textured surface for enhanced all weather performance
だそうです。

なお
異物を踏んだとき、ボムギ!という音がするかどうかは未確認です。
 
次に感じたのは

ダンシング後、伸びるかも?

です。
 
踏み降ろしたあと、次の脚に体重を掛けるまでの一瞬も進んでいる。

そんな感じがします。
 
さらにはっきり感じたのは、やはりダンシング。
 
ワタクシ貧脚につき、ダンシングと言えば
休むダンシング
です。
筋力を使ってスプリントしたりクライムしたりするようなダンシングは、基本いたしません。
 
短い上り坂(5~6%ぐらい)をチョロっと越えるような場合、ダンシングでクリアすることがありますが、思ったより坂が長かったりすると、頂点の手前でもう1段軽いギヤにチェンジしたくなることがありました。

が、このホイール Prime RP-28 では、それがほとんどない。


一定の斜度の坂であれば、体重(これも一定ですよね)を掛け続けることでクリアできるように思います。
これって、理論上は心肺さえ保てば、永遠に登り続けられるということです。(空論ですけど)
 
貧脚に希望を与えてくれます。
 
そして、気になるブレーキ性能。
確かに、以前の組み合わせ

  • Campagnolo ZONDA
  • シマノ ULTEGRA BR-6800(SHOES:R55C4)
  • Campagnolo Chorus Ergopower

よりも、明らかに制動力は劣ります。
上記の組み合わせだと、事実上、ブラケットからのブレーキングで激坂も下ることができ、
「下りは下ハン。お姉さんとの約束よ」
を遵守することは不要でした。

これが

  • Prime RP-28
  • シマノ ULTEGRA BR-6800(SHOES:Prime PRO)
  • Campagnolo Chorus Ergopower

に変わると、どうか。
 
今回走ったコースは「激坂下りがない」前提でチョイスされているので、主な下り坂は
  • ひいらぎ峠
  • 拝田峠
  • 一庫ダムから前川橋
程度です。
この程度であれば、ブラケットからのブレーキングだけで十分です。
もっとキツイ坂では、下ハンブレーキングが必要になるかも知れません。
 
雨天でのブレーキの効きについては、試していないのでコメントできません。
(できれば試したくないですね)
 
  *  *  *  *  *  *  *  *  *  * 
 
さて、この Prime のホイール、ハブのベアリングはカートリッジタイプです。

カップ&コーンじゃないと、メンテナンスができないよね

と聞きます。そうなのか。

でも、
こんな風に指定のベアリングがわかりやすく売られていたりするので、さっさと交換してしまったほうがわかりやすくて楽。
という考え方もあるかもですね。
 
なんなら、ハブも売られているし。


ということで、自転車や行き先、天候との組み合わせを試行錯誤しながら使っていこうと思っております。
 
ではまた。
 



Prime - RP-28 カーボンクリンチャーロードホイールセット

<追記>
Prime RP シリーズは、BlackEdition シリーズに移行する模様。
エコノミーなカーボンホイール、Prime RP-28 のその後の人生についてご報告。BlackEditionとは?

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2018年3月9日金曜日

連夜の Prime カーボンホイール祭り! 今度は後輪だッ!

ハロー皆様

前夜に続いて、後輪をセットアップします。

とは言っても、別に特別なことはなく、当初の予定通り
後輪のGrandPrix S4000S2を取り外し、Prime RP-28 の後輪にセット。
残った後輪ZONDA WIDE から、カセットスプロケットを取り外してPrime RP-28 の後輪にセット。
このPrime RP-28 後輪を Strato Faster に装着。
ZONDA WIDE(後輪) は、いったん保管。
前後のブレーキシューを、カーボンリム用に換装、ブレーキ調整。
という手順を粛々と実行。
 
もちろん、タイヤの着脱も素手でスムーズにできました。
普通って素敵(笑)
 
 できたー(笑)

 せっかくの機会なので、ZONDA 君の後輪の重量をはかってみます。

857g。

Prime RP-28 後輪との差、73g。

ZONDA から、8.5%の重量減。

…あれ? それでいいんだっけ??
 
まぁいいや。

 * * *

ちょっと前まで、Campagnolo の Shamal Mille がほしかったのですが、


理由は
軽い でも
剛性が高い でも
Plasma Electrolytic Exidation finish でブレーキが効く でもなく

リムサイドが黒くてカッコいい

 
だったんですよね。実は。
 

RP-28、リムサイドは黒くて、お値段は Shamal Mille よりグッと控えめ。
 
よろしいんじゃないでしょうか?
 

今回のお買い物の直接コストは
Prime RP-28 ¥78,750
バウチャー割引 ¥-7,875
消費税等 ¥ 3,300
通関料 ¥  200
合計 ¥74,375
でした。

ではまた。

Prime - RP-28 カーボンクリンチャーロードホイールセット

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