2016年10月28日金曜日

荒野の素浪人、野良サイクリスト。

ハロー皆様
 
僕は野良サイクリストです。
 
いかなるチームにも、自転車仲間にも属しておりません。
行きつけのサイクルショップと言うのもありません。
 
他の方々のブログなど拝読しておりますと、仲間と走る歓び、交流の愉しさに満ちあふれていて、憧れます。
 
しかしながら、僕は走るときはいつでも一人です。

 
もしかしたら人見知りなのでしょうか? 一人のほうが気楽です。
実際、予想を大きく上回る貧脚で、誰かと一緒に走ると、
  • 相手の方に気を遣わせてしまったり、
  • こちらも気を遣わせて恐縮してしまったり
レベルが合わなくて楽しめないのではないかと思うのであります。
 
一人だったら、
  1. どんなに登りが遅くても
  2. 平坦ですらママチャリより遅かったりしても
…自分だけの問題で収まりますからね。
 
自転車入門、や「ロードバイクをはじめよう!」といった記事や本には、

  • 「仲間を見つけよう!」 とか、
  • 「まずはショップに相談しよう。なじみのショップを作ろう」

というようなアドバイスが書かれていますが、幸いなことにそうでなくても自転車は楽しめています。
 
行きつけのショップを作る、ということに関しては、つい

「転勤族はどうしたら?」

と思ってしまいます。
 
これは、日本の自転車販売店の収益構造に問題があるのだろうと思いますが、

メンテナンスは、その自転車を買った販売店に依頼する

という暗黙の了解があり、それ以外の場合は断られたりはしないものの少なからぬ
心理的抵抗が生まれます。
 
しかし、僕ら「転勤族」は、永く付き合うつもりで自転車店から購入しても、引っ越してしまえば
その関係を維持することは難しく、さりとて転勤するたびに新しい自転車を買うわけには
いきません。
 
結局、自分の自転車の最低限のメンテナンスは自分でした方が気楽なのです。
 
これも「野良化」の原因ですね。
 
もちろん、最初から野良サイクリストを志していたわけではありません。
 
たとえば、
 
このランドナーは、自転車店でフレームとパーツを選んで組んでもらい、購入しました。
選定したパーツのリストを作っていて、ワクワクしたものです。

その自転車屋さんは、札幌のお店でした。今でも営業しているのでしょうか…。
 
この時代に、ある程度のメンテナンスの基本を身に着けました。

・ ・ ・
 
数十年後。
 
このマウンテンバイクも、近くの自転車店で購入しました。
お世話になりました。
 
何回かの転勤を経て戻ってきたときは、そのお店はスポーツバイクの取り扱いを
やめていました。

・ ・ ・
 
そしてさらに10年ぐらい。
Wiggleでこの自転車を買いました。
その話は前にしましたね。
 
今の自転車は、一部規格の乱立を別にすれば、以前よりずっとメンテナンスが楽
なので、今のところあまり困ったことはありません。
(圧入BBとヘッドパーツは未だによくわからない…)
 
・ ・ ・
 
「野良サイクリストです」っていう話をしたかったのに、なぜか
自転車店とメンテナンスの話になってしまいました…。 
 
そうは言っても、実は馴染みのサイクルショップも作ってみたいし、
気の合う仲間がいたら楽しいだろうなあ、とも思っています。
 
実際、一人だと、ゴハンを食べるために初めての店に入るのも少々抵抗が
あったりします。
 
その代わり、自由です。
途中で気が変わって行き先を変更しても誰にも迷惑がかかりません。
速い人のペースに合わせるために無理をしなくても大丈夫です。
ウマシカ・クライムでフラフラ登っても、寒い頂上で待たせてしまう心配もいりません。
 
独りを味わう時間も、最近なかなか貴重です。
 
次はどこに走りに行こうかな。これも勝手に決めますよ(笑)
 
 
ではまた。
 

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