マンガ/アニメ「弱虫ペダル」に葦木場拓斗(あしきばたくと)というキャラクターが登場しており、
頭のなかでクラシック音楽が鳴ると調子が良い。
ピアノ弾きだが鳴るのはシンフォニーで、ベートーヴェンの5番か9番。
という設定。
身長2メートルという長身なので、手も大きいはず。ピアノの鍵盤で2オクターブも届いちゃったりしたら、ラフマニノフ超えも夢じゃない(笑)?
僕も、もともと音楽好きで、何を隠そう、このブログのタイトル La plus que lente(レントよりも遅く)は、クロード・ドビュッシーのピアノ曲の題名からお借りしているのであります。
ロードバイクに乗り始めの頃は、自転車で走りながら音楽を聴きたい! という欲求もありました。
特に、平坦なサイクリングロードを流しながら音楽を聴いたら気持ちよさそう…。
でも、周囲の状況についての情報が耳から入ってこないと危険だし、第一法令違反。
もちろん、やったことはありません。
耳をふさがなければいいんだよね?
ということで、こんなブツに興味を持ったこともありました。
でも、周りの人に迷惑だよね…。
休憩の時に、芝生に寝転んで、青空を見上げながらヘッドフォンで音楽を聴く。
なんていう絵はいい感じですが、実際にそんなことになりそうな場面って今までなかったなぁ…
その後、考え方が変わり、
自転車に乗っているときは、音楽を聴くよりも、
風の音、波の音、野鳥の声、虫の声 ロードノイズ 等々
を聴くのが本当だよね。
と 思うに至っています。
一方、無駄に多数の【自転車車載動画】をYoutubeにUPしているワタクシですが、
初期の動画では、BGMに保護期間経過により著作権が消滅したクラシック音楽を使用しておりました。選曲によって、動画にマッチしているもの、めっちゃ違和感があるもの、多彩な組み合わせでお送りしております…。
しかし。
日本国と諸外国では著作権のルールが異なるため、Youtubeにアップロードしてしばらくすると
「この演奏はウチで管理してますのでよろしく」
「ドイツでは視聴させないぜ」
といった Englishメッセージが出たりします。それでも別に問題はないということらしいですが、気分がスッキリしないので、ある時期以降はGoogle/Youtube様ご提供の著作権フリー音源をBGMにしております。
(あんまりおもしろくない気もしますが…)
さて、ソレはソレとして、頭の中で鳴る音楽、に話を戻すと、葦木場選手と違って、ベートーヴェンのシンフォニーが鳴るようなことはありません。
だってねぇ…www
シンフォニーであれば、里山地帯を走っているときは、ドヴォルザークの8番とかがふさわしいですよね。
あ!どうしてもベートーヴェンであれば、延々と続くダラダラ登りで6番「田園」とかはどうでしょう。延々と繰り返すあのモチーフがペダリングにシンクロ…。
こんどやってみよう。
脚が売り切れてツラくなってきたら、マーラーの6番はどうでしょう。 なんや、結構シンフォニーもいけるやんかwww
最近のはやり(?)はオペラです。
例えば、気持ちのいい道を快走中、ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」から「悪口はそよ風のように」なんてとってもハッピーじゃないですか~。
葦木場君も、ロッシーニ・クレッシェンド、イイと思うよ!
やっぱりお互い、乗ってる自転車がイタリアブランドなのですから、イタリアオペラを基本に行きたいものです。ヴァグナーとかじゃなく。
激坂では、ガエターノ・ドニゼッティの「ランメルムーアのルチア」から
「狂乱の場」とか。
お後がよろしいようで。
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