「グラベルロードでキャンプ 楽しいぜ みんなもやろうぜ」
というのが自転車系メディアの推し推しですよね。
でも、ですね。
無理矢理感、ありますよね。
キャリアもないのに大荷物積むとか。
キャンプに行くんだったら、本来は、ですよ。
アルプスの「ローバー」とか
「ダイヤモンド・キャンピング」に、ピカピカなボトルが付いていますね?
…ふふふ。
このボトル、イマドキのカーボンボトルケージにはキツくて入りません。
ミノウラのケージには入ります。
出てきました。アルミボトル。発掘。
おわかりいただけただろうか。
中身。
なぜ、自転車キャンプにはアルミボトルが必須だと言われていたか。
それは「そのまま火にかけられるから」です。
バーナーでお湯が沸かせます。
なんなら焚き火でも?
今の自転車キャンプは、フレームにボトルケージ台座をたくさん用意して、そこに大容量の水筒を付けて行くことになっている模様ですよね。
いやいや。
キャンプなんだから、水は家から持っていくのではなくて。
渓流とか湧き水で現地調達が正しいでしょう。
ワイルドだろ?
フタは小さなコップとして機能します。
栓はコルクです。
出先でノコギリクワガタを捕まえたので、このボトルに入れておいたところ
コルクを食い破って脱出されそうになった。という甘酸っぱい思い出ありです。
その代わり表面にキズがつくので、ボトルカバーを付けています。という歴史です。
で、なんでそんなものに Campagnolo やねん?
で、なんでそんなものに Campagnolo やねん?
という件ですが
当時は、あらゆるものに Campagnolo の地球ロゴがあしらわれていました。
無地のサイクルキャップが欲しくても、お店には Campagnolo ロゴとアルカンシェルデザインのキャップしか並んでいなかったりしました。
もちろん、それらは Campagnolo 製ではありません。
Campagnolo のライセンス?
得ていなかっただろうと思いますよ。ダマテンダマテン。
イタリアは遠いんだから見つかったりしないですよ。
ああ。そういう時代だったんですな。
このアルミボトルは ZUNOW さんが実在したたった一つの証。
このアルミボトルは ZUNOW さんが実在したたった一つの証。
40年の歳月を越えて ZUNOW さんから届いたボトルメール。
しばし、追想の渚に心を遊ばせよう。
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