2018年6月13日水曜日

Cinelli STRATO FASTER のこと。

ハロー皆様

この記事を書き始めた時点では、Cinelli の本国サイト cinelli.it も、日本の代理店ボディウムさんのサイトも、まだ2018のラインナップを掲載しています。

自分が乗っている Experience も、STROTO FASTER もここには掲載されているわけですが、状況からSTRATO FASTER は2019からはDisContinueになると予測しています。
 
Cinelli Camp でも見た、VELTLIX と SEMPER が新たに加わるわけですが、これらはポジション的に STRATO FASTER の後継機種とはなりません。

さて、下に掲げるのは、BicycleCLUB誌201/年6月号に掲載された、STRATO FASTERの広告です。
きっと、これが最後の広告なんだろうなぁ。

というのはいいんだけど、このフレームの特長をあらわすのに、以下のような文章が載っています。

乱暴な表現をすれば、雇われ殺人者のように旅をしながら毎晩違う町で戦うために、好みのホイールと一緒にビニールバッグに入れて持ち運ぶべき自転車なのです。


いや、確かに乱暴すぎるんじゃないのか…。(爆笑)
  
ボクのようなゆるふわライダーに、買ったことを後悔させるのに十分な破壊力を持ったコピーですよ。
 
まぁ、わかってて買ったわけですが(笑)。
 
乗っているのは、2015~2017のグラフィック「ブラック&カラーズ」です。
(上の広告のは「サイケデリック ブレイクファスト」)
 
フレームの設計意図に沿った乗り方は一生してあげられそうにないですが、これも運命であります。

ではまた。
 


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2018年6月11日月曜日

宝塚、極北の地を探検! そしてDASH村に遭遇

ハロー皆様
 
近畿地方も入梅したと見られるそうです。
 
先週、滑り込みのアワイチに行っておいて大正解♪
 
その翌週、この週末は、

  • 土曜日:午後から晴れ
  • 日曜日:終日雨

という予報です。それゆえ、

 

土曜日=自転車に乗らないともったいない



ですが、手頃な行き先を思いつきません。
アワイチで発症した左膝痛の完治状況も気になります。
 
「まぁとりあえず十万辻でも?」

と適当に考えながら身支度に着手すると

おや?
左シューズの、SPDクリートを固定するネジが1本脱落しています。
いつからかな?
 
ははーん。

アワイチのとき、
左のペダルがうまく外れなくて立ちゴケしそうになった
ってのは、これが原因かも知れませんな。

さらに。
 
クリートの取付角度が変わってしまっているわけで。


これが膝痛の原因になったのではないか?



そうかもしれない。そうでないかもしれない。

わからない(笑)

さて、いずれにしても外れたネジを調達して締め直さないと。
でも、ちょうどいいネジなんて…。
補修部品で調達なんて、果てしなく面倒。
クリートごと新しく買ったほうが面倒がないんじゃないかな。

ゴソゴソ…


あっ!

ペダルに付属してきたクリートが出てきました。

SPDのクリートは「M」、マルチリリースを愛用しているので、放置しておりました。
このネジを戦時徴発。

片方だけボルトが黒いオッド・アイとなりましたがOKOK。

無事出発。
本日は Cinelli Experience にて。
 
先日、
「十万辻の生瀬からの上りの勾配って何%ぐらいですか?」
と問われて
(最近そっちから登っておりませんので…。12%ぐらいかな?)
というアヤフヤな答えしかできなかったので、測定しに行きましょう。

結果。やっぱり12%ぐらいでした。
スッキリ♡
 
スッキリ気分で十万辻を登ります。

本日の走り始めは、左膝に
なんか違和感があるような…
と思っていましたが、十万辻を登っていたら治ってしまいました。

やっぱり平坦がアカンのかも知れない…

十万辻トンネルを抜けて、切畑方面に

気分サイコー

と下っていると

ブチッ パキン!


という音がいたしました。

「ブチッ」はタイヤが石を跳ねたような感触だけど、
「パキン!」は?
フォークにクラックが入ったとか? なんで?

数秒後、また
コン…
という音がしたので、停車確認。

後輪がパンクしていましたよー。
久しぶり。
えーと、昨年10月の保津峡以来ですね。
チューブもあのとき換えた Michelin のままです。
あのときは Cinelli Strato Faster に乗っていましたが、たぶんホイールごと Experience に移植しているはずです。
タイヤは、当時のContinental GrandPrix 4000S2 から換えています。

道路脇のスペースでタイヤを見ると、外から見ても

ここに刺さったな

っていうのがわかりました。
見事に貫通。
このタイヤは Michelin PRO4 Endurance 25C です。
まぁ、これにはどんなタイヤでも抵抗できません。

この写真を撮って instagram に UP するのに手間取りましたが、チューブの交換は手早く済みました。(どぅよ)
交換するチューブには、昨年の Cinelli Camp でいただいた Hutchinson を投入。
ミニポンプのゲージで90psi ぐらいまで頑張ってエアを入れましたが、帰宅後フロアポンプで確認したら60psiぐらいだった。シクシク。

すばやく立ち直って、西谷ふれあい夢プラザでトイレ休憩。

「佐曽利まで北上して、プチ峠で県道12号線に抜けてくろまんぷ?」

と思いつつ走り始めましたが、
佐曽利の交差点で思いついて、まだ行ったことのない香合新田(こうばこしんでん)まで登ってみることにしました。

途中に「宝塚DASH村」があるので、

帰りに写真を撮って「今日からメンバーと呼んで」とかボケようと思っていましたが、すっかり失念していました(笑)
「DASH村」って商標登録してなかったんや?

この神社をゴールと認定。

(動画)

田植えが終わった田んぼが美しいです。

溜池あり。

佐曽利の交差点に戻ったら、あとはいつもの

くろまんぷ

歴史街道から道の駅いながわ

そばソフト

猪名川町道1108万善4号線、県道603号線へのトラバース道を通って帰路へ。

(動画)

この道、(猪名川クリーンセンターの道)とか呼ぶのは味気ないので、愛称を募集しますw


今回のコース



 
ではまた。



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2018年6月9日土曜日

エルゴパワー礼賛! カメラとデュアルコントロールレバーの官能世界で陶酔する

お客様にご案内いたします。
今回の記事は100%与太話です。
お急ぎの方は、他の記事をご利用くださいますよう、ご案内いたします。
 
 
道具に対するこだわり、愛着ってありますよね。
 
それが嵩じた趣味っていうのも、この世にアマタ存在します。

っていうか、いわゆるオトコの趣味ってかなりそんなんばっかりです。
腕時計からクルマまで。
 
あっ、オトコの趣味に限らず、たとえば茶道の道具なんかはたぶんこれにあたります。
こちらは嵩じすぎて国宝になったりしてますよね。
 
道具を愛でるということは、これは単に外見を愛でるだけではなく、そこには

  • 使い勝手
  • 操作の感触

を楽しむ、味わうという要素がございます。
 
例えばですな。
ちょっと前までハマっていたカメラ趣味で申しますと。
 

  • カメラを手にしたときのほどよい重量感
  • 金属の手触り
  • シャッターボタンを押した感触。
  • シャッターの発する音質。
  • そのとき掌に伝わってくる振動。
  • ファインダーを覗いたときの見え味。

 
なんかは非常に大切なのであります。
 
もちろん、今はカメラと言えば一眼レフレックスと言えどもほとんどがデジタルなので、シャッターボタン(リリースボタン)も、実のところ

スイッチ


に過ぎません。一方、ちゃんとしたカメラであれば、たとえデジタルであってもメカニカルな動作部分が残っています。

  • 例えば、シャッター幕の開閉。
  • 例えば、ミラーの昇降。

ここには「感触」っていうものがちゃんと残っています。
結果、
「C社のあのカメラは、性能はいいかも知れないが、あの『パコンッ』ていうシャッター音が許せん」
ってなことになるわけです。
 
さらに、これが銀塩フィルムのカメラになると、

  • フィルムを巻き上げるレバーの「巻味」
  • 裏蓋を閉じるときの剛性感

なんかも重要になってきます。
 
そしてまた。
これは純粋に使い勝手として、道具において重要なのですが、
直感的に、確実に操作できる
ということは譲れません。
 
コンパクトカメラで絞りとシャッタースピートを設定するときに

  1. メニューボタンを押して
  2. モードを選択
  3. 求める絞り値を選択して
  4. 決定ボタンを押す

なんてやっているうちにシャッターチャンスは遠い過去に過ぎ去っています。
 
ま、スマートフォンで

  1. カメラアプリを起動
  2. 以下同文

っていうのも同じですけど。
 
デジタル一眼レフでも、
ダイヤルAを回すと露出補正ができて
ファンクションボタンを押しながらダイヤルAを回すとAFポイントが変更できる
とかいうのはもうイライラです。
 

  1. レンズ周りのリングで絞り決定
  2. 本体のダイヤルでシャッタースピード決定
  3. あとはシャッター押して一発必中

 
というのが醍醐味ですよねー。
 
こんな具合な

  • 使った感触や「味」という芸術点。
  • シンプルに確実に操作できるという技術点。

両方味わうのが道具趣味の趣味たるところでしょうか。
 
さて、なぜにこのブログでこんな話をするかというと。
 
はい、デュアルコントロールレバーの件であります。
 
Campagnolo のエルゴパワーは、その操作感に「味」を感じるのであります。
 
S社の「STIレバー」は、全体のパーツの性能と相まって確かに高性能。
ウチのはエコノミーな105ですけど、

  • シフトアップは カタッ
  • シフトダウンは ニャキッ

って確実に決まります。
 
Campagnolo社の「エルゴパワー」の方は、シマニョーロ構成ということもあって性能のことは自己責任なわけですが、

  • パチ。パチ。カチリ。
  • バチバチバチィ!

操作そのものが快感です。


操作感のいいカメラを所有していると、フィルムを入れずに
巻き上げ操作をして、シャッター。
巻き上げ操作をして、シャッター。
巻き上げ操作をして、シャッター。
という具合に、空シャッター押して操作感を楽しんだりします。
 
…ボクは、空シャッターが過ぎて Nikon F3 (アイレベル)を壊してしまいましたが…www

 
エルゴパワー単体で、「空シフト」で感触を楽しむことができたらなぁ。
それは無理だけど。
 
金曜日、帰宅の道々。週末のライドのことを考えながら、エルゴパワーを操作する感触を頭の中でイメージしてニヤつく…。
至福です。 あ、きっとちょっと変な人です。
 


そうそう。
 
さっき書いた Nikon F3 が発売されたときのこと。
このカメラ、シャッターが電子制御になったので、撮影時にはボタン電池の電力が必要だったんですね。
すると
「イザという時に、電池切れでシャッターチャンスを逃してしまうではないか!」
「それでもプロ用機材と言えるのか!」
といって炎上したそうですよ。
 
Di2。EPS。eTap。
どうしますかw
 
まぁ、少なくとも、変速機が動かないと帰ってこれないようなところに行く人は、やっぱり機械式がいいのかもですねぇ。
 
Nikon F2 FotomicA も持っていますが、これも素敵なカメラですし!

 
それから。
ブレーキは、圧倒的にエルゴパワーのほうが使いやすいと思いますよ。
 
それは…
 

はい。与太話の常。キリが無くなってきました。
今回はこのへんで。
 
ではまた。





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2018年6月6日水曜日

貧脚王のアワイチ大反省会! 

ハロー皆様
 
自身初のアワイチ - 淡路島一周を走り終えまして、いろいろな反省とか雑感のメモです。


主に思ったことの整理。
基本、「アワイチ」ってそれほど大げさな話でもないのですが…。
あと、これからアワイチに向かう方のご参考になることが書かれるかどうかは、筆の赴く方向次第となりますこと、お許しください。

膝痛のこと


一応、アワイチを完走した形ですが、自分内では最後に膝痛が出たことでかなり達成感がダウンしています。

NHK「チャリダー」のチャリダー検定
朝比奈彩クンがアワイチに挑んだ回を見て、150kmは何度も走ったことがあるので

オレは4級だな!


とか思っていましたが


「体に痛みが出ない…」


降格決定!
 
さて、一般的に膝が痛い、というと
  • クリートのセッティング?
  • Qファクター?

ってなアドバイスを受けることが多いと思うのですが、自分の場合はこの膝痛、20世紀末にMTB(マウンテンバイク)に乗っていたときに初めて体験した業病。
山用のフラットペダルで発生していたので、クリートのセッティングが直接原因ではない気がします。
この痛み、不思議なことにアップダウンを走っているときよりも、その後で平坦を長く走ると発生するような気がしています。
 
想像するに、医師に相談しても
年齢を考えて無理しないことですな。
とか言われると思われます。
 
まぁ、ヤバい場面でまた発生しないように、上手に付き合っていくことにしましょうか。
 
そうそう、チネリ・キャンプのときに、参加者の方に
Strato Fasterですか? 固くて脚に来ませんか?
自分も乗っていたのですが、50kmも走ると疲れてしまって…
というお話を伺いました。
 
うーん。そのせいなのか?
とれっくのどまーねとかに乗ればいいのか?
それともクロモリ? 
 
次回は…
例えば、スタート直後の平坦をもっとユルく行くことでしょうか。
今回も相当ユルいペースだったのですが、それでも何組かのグループライドの方々をパスしました。
初めてなので、ついつい先が気になって実力以上のペースになってしまうのかも知れませんね。
次は、意識してペースを抑えながら最初の40kmぐらいを走ってみましょうか。
(最後の30kmぐらいで膝痛がなければ、6時間前後だったかな。という程度のペースでした。前半のペースを落として、後半普通に走れるほうがずっといいですよね)
 
あと、休憩回数かな。
ソロだと、どうしても休憩の回数は少なくなりがち。
今回、岩屋スタート後の休憩は

  • 最後のコンビニ
  • ナゾパラ撮影
  • 難破船ネプチューン撮影
  • 福良で昼食
  • 道の駅うずしおで撮影
  • そして膝痛発生後の魚増鮮魚店

あれ? 結構休憩してる? そうだったのかぁ。
でも、鳴門海峡(うずしお)以降で、もっと意識して休憩の回数を増やすべきだったのかも知れません。
 

輪行のこと


久しぶりに輪行しました。
PEKOさんの「ウルトラ計量輪行袋」を初めて試しましたが、特徴を把握すれば十分使いやすく、なによりもコンパクトで携行が楽。さらに基本エンド金具もいらないので、さらに持ち物が減ります。
岩屋のターミナルのコインロッカーに荷物を入れてアワイチスタート。という方も多いようですが、この輪行袋ならばレーパンの上に履いてきたショートパンツも一緒にサドルバッグに収納できました!
 

コースのこと


なにしろ初めてのアワイチ、かつソロでしたので、もっとも基本的なコースであろう、兵庫県のWEBサイトの資料のコースを採用しました。
この資料のQRコードをスキャン
これをGARMIN Edge520 に覚えさせて行ったので、道に迷うことはありませんでした。
 
初めて行くコースで、進路の確認に手間取ったり道に迷ったりして余分な気を使ったり時間を浪費するのは避けたいですよね。(そこにエキサイティングな何かを求める方はお止めしません…)
 
でも本来は脇道が大好きなので、今後淡路島を訪れることがあれば少しずつ別な道を開拓しようと思うのであります。
みんな行ってるっぽい「ホテルニュ~~~~アワジ(南あわじ展望台)」の展望ポイントにも今回は行かなかったし。
 

食べ物のこと


野良サイクリスト、もっぱらソロで走っていることもあって、日頃からグルメ志向のライドはしておりません故、多くを語るところではありませんが、今回のアワイチでは

  • ジロ・デ・アワジのローストビーフ丼
  • G.ELMのジェラート
  • 魚増鮮魚店の焼きあなご

を賞味できました。


心残りは

  • 生しらす丼 と、人多すぎの
  • 淡路島バーガー

ですねー。
もちろん、福良の

  • ママン
  • 鼓亭

もいつか行ってみたい。
 
え。あと何回行けばいいんだろう? www


 

そしてもう一つ


予定が合わなかった彼と、次回は一緒に行きましょう。

(平坦で前を走ってください… 笑)
 
ではまた。


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