ハロー皆様
「進撃の巨人」も とうとう完結が近いようですが
内容、経過のメモ書きです。
なにかのご参考になればと思います。
いや、誰も参考にする必要がなければ幸いなのですが。
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警察関連
事故直後救急車で搬送されたので、現場検証には立ち会えず。
所轄警察署から電話があり出頭するよう要請されましたが、体調的に無理だったので謝絶いたしました。
「人身事故扱いにしたいかどうか? するならば診断書を提出せよ」
という照会があり、迷いましたが事理を確定させておくべきと思い、警察用の診断書を取得して郵送。
当時整形外科と外科を受診していましたが、片方の診断書で可でした。
賠償について
相手方は仕事中の事故であり、その勤務先が加入している任意保険の会社との交渉となりました。
(メール等での対応はなく、郵便と電話だけでの交渉なのがちょっと面倒ではありました)
保険会社からは早い段階で申告用の書式一式が送付されてきますが、後遺症の有無などの見極めを含め、治療行為が完結してからの交渉をおすすめします。
自分の場合は「完治(治癒)」に至らず「症状固定」でのクロージングとしました。
1.対人賠償
イ 治療費 … 実費全額獲得(相手方保険での支払い。)
病院、処方箋薬局とも初回のみ一旦支払い。以後は病院等から直接保険会社に請求、初回分は返金。
診断書も病院から直接保険会社に提出されますので、必要な場合は保険会社から写しの提供を受けなければなりません。
ロ 交通費 … 全額獲得
通院のため発生した交通費(タクシー、電車)。タクシー代の領収書を提出。
ハ その他費用 … 請求、獲得ともなし。
ニ 休業補償 … 獲得
治療のために仕事を休んだことに対する補償。会社員なので、勤務先に申請して休業証明を取得。源泉徴収票の写しを添えて提出。
ホ 慰謝料 … 下記交渉結果の金額を獲得。
(交渉経緯)
交渉前に調べたところ、慰謝料水準には一定の業界の相場が存在することがわかりました。
その一つ「自賠責」基準では
- A 4,300円 x (事故から完治/症状固定までの全日数)
- B 4,300円 x (入院日数+通院日数) x 2
ABのうち少ない方となっています。
保険会社の初回提示額は想定通りこの基準で算出されたものでしたが、任意保険なので当方から別な算出水準を提示、交渉して一定の増額修正を加えた金額で決着。
2.物損賠償
こちらをご覧のみなさんには、自転車の賠償のほうが気になるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
物損については、まず被害者側からの要求提示から始まります。
イ 自転車について … 請求額通り獲得
完成車で購入し、フレーム、フロントフォークとヘッドパーツを除きすべての部品を交換しています。そこで、まず下記の3つの金額を算出しました。
- A 完成車価格 + 購入部品価格
- B 完成車価格 + 購入部品価格 - 取り外した部品の価格
- C 事故で破損して交換が必要な部品の価格合計(修理代と見なす)
*Cの考え方では、自転車店で修理見積を取得する方法もあると思います。
3つを比較検討して、C で算出した金額を請求しました。
A、B の場合は減価償却による減額が発生すると思われます。修理費用実費であればその対象外。
ロ 衣類等 … 減価償却減殺後金額を獲得
ウェア、ヘルメット、アイウェア等が損傷し廃棄となったので、購入金額を請求。
当初は過失割合 5 : 95 を提示されましたが、当方から0 : 100 を主張して合意。
購入金額 x 減価償却残 x 過失割合残(100%)
で決着
物損については、破損物品の現状写真、価格を証する資料を提出。
上記決着の結果、
1.対人賠償 … 保険会社から振込
2.物損賠償 … 保険免責額まで加害者から、残りを保険会社から振込
示談金を受領しました。
自転車保険について
au自転車保険「Bycle」に加入しています。
何を思ったか救急搬送されたストレッチャーの上からスマートフォンでau損保に一報を入れましたが、そんな必要はなかったです(笑)
(そういえば、事故直後、血だらけで救急車を待っているボクに加害者のお兄さんが「(自分方の)保険会社と話せ」とスマートフォンを突きつけたのを思い出しました…)
主に加害者となる場合を想定して設定された保険内容で、今回は入院もしなかったので、通院保険だけの適用です。
通院明細の付いた診断書を提出して受給しました。
(他に一般の損保の通院補償も受けましたがこちらは省略します)
おわりに
この話をすると、どうしてもお金の話になってしまうことが避けられないのです。
が。
お金なんかいらないから、事故の前の状態に戻してほしい。
です。
自転車とかモノなんかはいいんです。
自分の(そして皆さんの)カラダと時間の代えがたさを思い知りました。
「症状固定」であって完全治癒ではないし、失われた時間は戻ってこないのです。
「自分に非はない! 過失割合 0 : 100 だ!」
などと主張してみたところで、なんの価値もないのです。
どんな姑息な方法を取ろうとも、誰も怪我しない行動が正解なのです。
キレイ事はいらないのです。
いわゆる「右直事故」でした。
「判断の誤り(行けると思った)」が原因だったようです(相手ドライバー談)
Youtube で、モトバイク向けですが、右直事故についての動画を見つけました。
参考になると思いましたので、他の方の動画ですがリンクを掲載しておきます。
ではまた。
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