今まで、それなりにいろいろパーツ交換を経験してきましたが、
断然成功だったと言えるのは、このシマノ ULTEGRA BR-6800 の導入でした。
機能、性能、カッコよさとも不満なし。完璧。
レバーをエルゴパワーにしたシマニョーロ構成となっても、全く不安なく。
Cinelli Experience で 10,916km、
Cinelli StratoFaster で 13,793km
合計 24,709km のライドを支えてくれました。
何の不満もなく、不調でもないこのブレーキを、なぜか交換する時がやってきました。
交換するのは
Campagnolo CHORUS D Skeleton Brake BR15-CHDP
並べてみました。
このピボットの位置が、ULTEGRA BR-6800 のストッピングパワーの源泉であることがわかりますね。
小学校で習った「テコの原理」であります。
そして、BR-6800 にはベアリングが使われていることも忘れてはなりません。
Campagnolo でベアリングが使われるのは、SuperRecord、Recordのみで、Chorus 以下には使われていません。
Chorus は(少なくともブレーキに関しては)ULTEGRA より格下だと思われます。
ところで。
CHORUS の構造は、どこかで見たことありますね?
そう。
Cinelli Experience 完成車についてきた、Tektro さんのブレーキアーチと同じです。
裏面も一致。
どっちがどっちを模倣したとかしないとか、事実関係は存じておりません。
ロードバイクを購入して最初のパーツ交換が、この
Tektro → ULTEGRA BR-6800 でした。
それは大正解であったわけです。
にもかかわらず交換する。
この不条理を断行したいと思います。
今回はまず後のみ。
Cinelli StratoFaster を組んだときに、
適当に仮決めしたこのアウター長。
ついでのときに直そうと思いながら、放置してきました。
さすがに今回は直しましょう。
面倒くさいので、ブレーキインナーケーブルは交換せずに済ませるつもりですが、問題が発生した時のために在庫を確認。
ポリマーコーティングのと SIL-TEC のと一本ずつありました。
Campagnolo が ポリマーコーティングのケーブルを採用したのは12速のモデルからです。
それ以前のモデルである BR15-CHDP は対応していないと考えるべきでしょう。
ブレーキ本体をシートステーブリッジに固定するナット。
Campagnolo(左側) はトルクスT25、シマノはアーレンキーの5mm です。
シートステーとシートチューブの間はレンチが入りにくいので、構造上ボールポイントが使えないトルクスは扱いにくいのです。
にもかかわらず、今回はトルクスのナットで取り付けますけどね!
そしてもう一つ。
取り付ける際に、ブレーキとシートステーブリッジの間に挟むワッシャー。
Campagnolo はギザギザのものだけ。シマノはフレームに傷がつかないザラザラのものが選べます。
ここは、シマノのザラザラワッシャーを転用することにしました。
ブレーキに関する部分は安全のため純正を尊重するべし!
という正しいご意見。承りました(一応)。でもこれで行きます♪
取り付けました!
実は、リムブレーキの取り付けは、自転車組立の中でも簡単な部類だと思うんですよねー。
中学生ぐらいのときからいじっている気がしますし。
心配していましたが、25Cのタイヤもそのまま通りました。
ブレーキは「トーイン」をつけて組み立てること!
と力説される方が多いですが、これも気にしていません。
(しばらく使ったらシューが減って同じことだよね?)
(せいぜい、ブレーキがキーって鳴く。程度のことだよね?)
こんな感じです。
まぁ特にカッコよくもないですよね。
ULTEGRA BR0-6800 の方がカッコよかったよなー(個人の感想です)
シマノ ULTEGRA BR-6800 (元箱入り)
ご用意できました。
試走は次のライドにて。
ではまた。
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