ハロー皆様
そんなわけで自転車でのお出かけ記事も書けないのですが、いつまでも事故の記事が最初に出てくるのも不景気な話なので、ヨタ記事を追加しておきましょう。
あっという間に、ロードバイクもディスクブレーキが標準ということになってしまいました。
しかし、MTB生活もVブレーキで締めくくったボクなのであります。
MTBは、モトバイク(オートバイ)からの機材技術の流入が普通にある世界です。サスペンションなんてその代表的なものですよね。
そして、新しいモノを抵抗感なく受け入れていくのが文化であり、面白さであると思います。
愉しみ方は、乗るのが半分、最新機材をウンヌンするのが半分、その機材の使用感を味わうのが半分(あれ?合計150%?)という感じでしょうか。
ディスクブレーキは、ダウンヒルバイクから入ってきました。
HAYES、HOPE、MAGRA、FORMURA など。
手元の MTB WORLD '98 MTB CATALOG 657(枻出版社)には、
「ディスクブレーキって本当に必要なの?」
という記事があります。ロードバイクよりも20年ぐらい時間が進んでいますね。
その記事での結論は
「果たして一般ユーザーにとっても必要なのだろうか? 残念ながら現時点での答えは『ノー』である」
でした。
どうですか。昨今のロードバイクメディアが口を揃えてディスクブレーキを礼賛しているのと比較して、この誠実な姿勢は。
(あ、まだシマノが参入しておらず、商売に結びつかなかっただけなのか…)
一方、そのシマノさんは
こんな幻のブレーキの開発に取り組んでいたようです。
見果てぬ夢よ…
ところで、先ほどの記事では、ディスクブレーキのメリットとして
「落車やリム打ちでホイールがひん曲がっても走れる」
というのが書かれていました。おお。なるほど。
ちなみに、ボクら世代にとってのディスクブレーキとの出会いは
この「BSディスクブレーキ」とか。だったのであります。
そのせいで、「コドモのオモチャだよね。」と刷り込まれてしまったかも知れませんね。
さて、それでは現代に戻ったヨタ話と参ります。
最近のロードバイク界隈のトレンドと申しますと
が3大潮流なのでありますが、自分はいずれとも距離をおいております。
前半で余分なMTBヨタ話を書いてしまったために長くなってきたので、この話は別の機会にしましょう。
ディスクブレーキの普及を横目に、
リムブレーキと、生きていく。
とすると、少し考えておかないといけないことがあります。
それは、関連パーツや消耗品が継続して供給されるのか、ということですね。
具体的には、フレームの他
- ホイール(リム、ハブ)
- ブレーキ本体(キャリパー)
- ブレーキレバー
- ブレーキケーブル
- ブレーキシュー
です。
現在、
Cinelli StratoFaster くんに装備しているのは
ホイールはこれです。
カーボンホイールが緊急来日
ブレーキはこれ
カンパニョロ Campagnolo のブレーキと言えば
エルゴパワー
Campagnolo Chorus Ergopower EP15-CH1C 来日!
という前説明をうけつつ、今回の話題はブレーキシューなのであります。
もともと、Prime のカーボンホイールを買った時に付属してきたのは
このPrime純正(?)のブレーキシュー。
お手頃価格で十分な性能を持っているので気に入りまして、
舶来の品々
すでに買いだめ済なのです。
※注:転売目的はありません(笑)
しかし、です。
これはシマノ用のブレーキシューです。
カンパニョーロ製品の Chorus では使えない。
かと言って、Campagnolo 純正品はなかなかに高価。
「すり減ってなくなっちまうモノに、こんな金は出せん!」
なんという貧しい心でしょうか。
しかし 虚仮の一念岩をも通す。
こんなのを見つけました。
世間虚仮、唯仏是真。
外見といい性能といい、それほど気に入っているとは申せませんが、まぁ使えます。
買い整えました。
どちらも、Wiggle とか CRC で買えます。こんな記事を書いていたら
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こういったターゲティング広告が表示されるようになってしまいました(笑)
そんなある日。
このブレーキシューの存在を知りました。
蘭国のBBB社の製品。
なんでも、シマノと Campagnolo どちらでも使える(ということは SRAM でも使える?)そうです。
そんなのありか。
そこで、愚者は愚考いたしました。
「両用」できるブレーキシューが作れるんだったら、サードパーティはみんなそうするんじゃないの?
Prime のブレーキシューの購入時にシマノ用か Campagnolo 用かを選べないのは、両用だからじゃないの?
そこで、現物の取り調べを実施。
上から
シマノ純正
Prime 製
Campagnolo 純正
Lifeline 製(Campagnolo用)
おお! 明らかに Prime はシマノ専用ですね!
夢、破れたり。
ついでに表面。
ちなみに、Prime の製品パッケージには
SHIMANO / SRAM にチェックが。
Lifeline の方は
"Campag" 表記。
書いてあるやん!
お粗末でございました。
ちなみに。
冒頭に言及したように、MTBの世界でディスクブレーキが覇権を確立してから久しいですが、シマノのVブレーキ用のブレーキシューは、今でも普通に手に入ります。
ブレーキシューの供給の心配など、文字通り杞憂なのかもしれません。
しかし「Campagnolo用」「カーボンリム用」となると、事情は変わってくるという予測も可能です。
さてさて。
ではまた。
<追記>

PBK の PB が Shimano/SRAM/Campagnolo コンパチだということを発見。
さっそく発注。
さてさて。
<さらに追記>
PBK から届きましたが、あまりにも簡素な包装w
INVOICE を見ないと、何が届いたかわかりませんwww