2022年1月31日月曜日

BARMITTS?? … ヤツは遅れてやってきた! 貧脚は季節の顔をしていない。

ハロー皆様

いよいよ2月。立春も近うございます。

一方、手術から1年が経過した右手は
懸命なリハビリにも関わらず、復旧しておりません。

中指の関節が曲がらないので血行が悪く、寒い日は他の指以上にダメージを受けます。
手袋をして歩いていても、危機感を覚えます。

最近
「戦争は女の顔をしていない」を読んだこともあり、

「指が凍傷になってモゲてしまうのではないか!?」
などと割と本気で心配になったりしています。

そこで
みなさんご存知 BARMITTS ですよ。

思えば、BARMITTS の存在を知ったのは 2014年頃。
当時愛読していたブログに登場しておりました。
(「この写真、俺の!」という方はご連絡ください。お礼など申し上げたく)

でも
BARMITTS って、お高いですよね。

あと、やはり装着時のビジュアルが…。
「手羽先」とか言われちゃうし。

が、歳月を経て、BARMITTS はすっかり「市民権」を獲得。
確実にユーザーが増えているようです。

最近は
「下ハンも握れる!」BARMITTS Dual Mitts にモデルチェンジ。

そうなると
追随品が続々登場。

となれば、中華の出番ですよね
GIYO と書かれている奴とか、百家争鳴。
でもこれ、臺灣(TAIWAN)の CO-LUCK ENTERPRISE 社と関連があるのかどうか怪しいと睨んでいます。

さて ワタクシが選んだのは
雪にも負けなそうな ROCKBROS です。

他のと違って、
モフモフがついていてゴージャスっぽいじゃないですか。

販売価格はちょっと高級っぽいんですけど購入。

ROCKBROS は 义乌洛克体育用品有限公司 のブランドです。

以前はこんなロゴで

見たことあるようなサドルを Washlist に入れたりしていました。
今では自転車用品の堂々たる一流総合ブランドです!

到着したので

Cinelli Experience に取り付けてみました。

モフモフは、かえってチープな感じを醸し出すことが判明(笑)

小物入れがついていますが、スマホすらも入りませんw

しかし、最大の誤算は。

発注してから届くまでに、想定よりも大幅に日数を要しまして。

もう暖かくなってきてしまいました。
どうやねん。


さて、ついでにもう1件。

Cinelli と書いてある帽子です。
や、やすい。
4 x 4 = 16 デザイン掲載されているうち、4つはすでに持っているんですが…。

買ってみようかな?

いや! 「万一」ニセモノだとしたら、それを買うのは愛するブランドを傷つけることですから!
あきまへんで!

でも、こういうのを見つけて
「ふふっ」
って苦笑したり、舌打ちしたりするのも、AliExpress をウロつく醍醐味ではあります。

ではまた。



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2022年1月28日金曜日

シマニョーロから「シマっチャイナ」へ!? ロードバイクアイテムに見る、欧日中帝国興亡史!

ハロー皆様

AliExpress をウロウロしておりますと
いろいろ画期的な商品に出会うことがありますよね。

この前見つけたのは、このレバー
LTWOO (R9) です。

えっ、これ
Ergopower やん!

いや、ちょっと違うのか…。

どうやらシマノ互換を謳っているらしい。

ならば!

そして
「シマノSTIレバーが使いにくいので、そこだけ Campagnolo の Ergopower を使いたい」
というのが「シマニョーロ」を選択する理由であるならば!

これでいいじゃん?
わざわざ「イコールプーリー」「シフトメイト」とか「大回し」とか、しなくていいんだよね?

では、お値段は?
8,371円! 微妙なラインですね?

待った。

FD、RD と合わせた3点セットでも 9,831円(送料込)ですよね。
こっちがおトク? いや変速機いらんけど。

実は、この LTWOO の ErgoPower ふうレバーを認知されている先達の皆様は多く、ネット上でもその情報を拝見することができます。

いやぁ 世の中は広いなぁ。

さて、次。

ロードバイクに乗られる方で、心拍計(ハートレイトセンサー)をお使いの方も多いでしょう。

一般的には
こういった、胸部に装着するものが主流ですよね。
通称「乳バンド」っていうやつ。
ボクもこれを使っています。

しかし、これっていろいろメンドクサイですよね。

今は
腕に装着して光学式で読み取れるものが普及してきています。

GARMIN などのサイクルコンピュータ(Edge シリーズとか)に心拍数情報を ANT+ で送るのに、最近では GARMIN 純正品以外のセンサーの選択肢が増えていますが、
このタイプで初期からよく見かけるのは
「G+」でおなじみ、XOSS の製品です。
登場当時は6,000円ぐらいしていたので模様眺めをしておりました。

最近は
かなり販売価格がこなれてきたようです。

AliExpress でもあまり売価がかわりません。
もはや XOSS は一流ブランドだからなのです。(本当です)

さて。
最近「スマートウォッチ」というものを使うようになり、腕につける光学式心拍センサーの測定値が GARMIN純正胸バンドと大きく違わない、ということを体感。

ならば

これぐらいのおねだんならいいんじゃない。
ということで 現在配送待ちです。

ここで一呼吸。

「中国の工業製品は品質が低い」
「すぐ壊れる」
「モノマネ」

ちょっと前まで、そういう認識が普通でしたよね。

「だが、ちょっと待ってほしい」

数十年前までは、日本製品が同じことを言われていました。
そして "JAPAN AS NO.1" の時代を迎えました。

栄華の日々が過ぎ去り、過去日本が成し遂げたことを、今は中国が成し遂げようとしている。
いや、成し遂げてしまったのではないでしょうか。

思い返せば、GARMIN の市場に打って出た、我らが CATEYE の GPS サイコン。
バッテリー約80時間の長寿命を謳いました。

しかし、黒船が襲来
2019年11月13日にこのブログで記事にしました。
登場時は、Amazon.JP で 3,000円前後で販売され、価格競争力も圧倒的。

その結果は
こういうことです。

「シマノの技術力は圧倒的で、追いつかれることなんてないさ!」
ですか?

「ジュラエース」が登場したころ、世界市場でどのように評価されていたか、調べてみてはいかがでしょう。

追い抜いた。
ということは、追い抜かれる日もある。

ではまた。
 






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2022年1月25日火曜日

さらば! 白銀の Campagnolo! 歴史に栄光あれ。

ハロー皆様

時代の移り変わりるときには、いろいろな変わり方があります。

あるひとつの出来事をきっかけに、劇的に変わることがあります。
いつの間にか変わっていて、振り返れば気が付かないうちに少しずつ変わっていた、
ということもあります。

しかし、後者の場合でも、そこには小さな節目がいくつかあるのではないでしょうか。

たとえば。
古来、自転車のパーツが主に鉄で作られていたときから、それは銀色でした。
特に上質なものは。

あるものはまばゆく輝き、あるものは「いぶし銀」の美しさを誇っていました。
そんな歴史の最後の変わり目の場面に立ち会ったかも知れません。

サイクルスポーツ誌。
もはや真面目に購読する意味を感じられなくなっているため、近年は Amazon Unlimited で高速流し読みするだけになっているのですが、年に一度、Campagnolo のカタログが付録となる号だけは紙の雑誌を購入するならわしでした。

が、2022年02月号はうっかり買い忘れていました。

そこで、Campagnolo の WEB サイトでPDFを入手、閲覧することにしました。
紙の日本版カタログとの違いはメーカー希望小売価格が掲載されていないこと、そして日本版であっても英語表記である、ということです。

そして、そこで見たのは
Centaur の Silver モデルが掲載されていない、という事実です。

見落とし、もしくは落丁の可能性も疑い巻末資料も確認しましたが
こちらにも掲載はありません。

昨年のカタログに

掲載されていたこれが、最後だったということです。

Campagnolo の Silver モデルが終焉の危機に瀕していることについては
当ブログのこちらの記事でも触れました。
Centaur が Silver モデルの最後の砦でした。

ほどなくして現実となってしまったのです。

その予感に突き動かされて購入した Centaur の Rear Mech.


ともに、在りし日を偲びたいと思います。


Campagnolo 社の決断の背景には、顧客の嗜好の変化の他、コストダウンの圧力や自転車部品の需給逼迫による増産要請など、経営上の判断があったことは容易に推察できます。

だが…。

いや、何も申すまい。

願いだけは、持つことにしましょう。

ではまた。




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