2020年3月22日日曜日

サイクルスポーツ50周年記念号 衝撃を受けました。がっかりだぜ!?

ハロー皆様


50年…?

「散々小僧小僧って言いやがって オレより若ぇんじゃねぇか!」
エグ・ゾーダス
ブー・レイ・ブー・レイ・ン・デー・ド
地の盟約に従いアバドンの地より来たれ
ゲヘナの火よ爆炎となり 全てを焼き付くせ!
これは「BASTARD!! 」でD.S.が300歳のイフリートを倒したときのセリフです。
ついついサイスポ誌にも言ってみたくなりましたwww

あ、最初からワケの分からないハナシですみません。
この記事は、以前の
祝!創刊50周年。それなのに
のつづきみたいなものです。
以下、ヒトサマが一生懸命編集発行している雑誌に罵詈雑言を浴びせたりしますので、不愉快な方は読まれず、こちらから別の記事を読んでいただければと存じます。
→ HOME へもどる
老害の繰り言が展開される見込みです。

さて、前回のお約束通り、この50周年記念号は身銭を切ってペーパー版を発注してあります。
が、そちらが届く前に Amazon Kindle Unlimited で内容に目を通してみて、受けた衝撃と言ったら!
 
まずはこのページ

「この2ページだけで1時間は見入ってしまいますね」?

いやいや。このページ、ちょっと楽しみにしていたのですが、まさか見開き2ページで表紙写真を豆粒のように乗せただけで片付けるとは…。

失望です。
これなら、
同社のWEBサイトを見ている方がなんぼかマシ。「マシ」に過ぎませんが。
せっかくの紙媒体でこんなことをやるなんて、本当にガッカリです。
(まぁ、10年前に一度やった企画。ということなんでしょう)
 
50周年記念号の目玉となる特集企画、
「名車 完全保存版」

冒頭を飾るのが、アルプス・クイックエース。
個人的には「クイックエース・スーパー」の方が見たかったけれど、まぁそれはどうでもいいとして。
適当にパーツを紹介しているだけ。
なぜ「クイック」を名に冠しているのか、まったく触れられていません。
それこそが、この1台を象徴する要素なのに。
たぶん、編集者は知らないんだろうな。何もね。

1970年代の名車たちから5台しか選ばれていないのも遺憾です。
品質と機能を競い合っていた国内各社、片倉シルク、丸紅山口、丸石、ツノダ、ゼブラケンコー…。すべて無視です。
海外の綺羅星の如き名車の数々、レニャーノ、チネリ、プジョー、ラレーなども存在しなかったかのよう。

5台の中に選ばれているのが、ブリヂストンのロードマン。
確かにね、一世を風靡しました。だけど
「誰でも買えるホンモノ」だなんて、思っていたひとはいませんよね。

貴重な5台の中に、ジョー・ブリーズのMTBの祖先が選ばれています。
確かに歴史上重要な1台ではあるけれども。

君たち、1970年代当時、そんな自転車の存在を記事にしたことなど、一度もなかったよね?
せいぜいスズキの「ヤンクル」「バンクル」、ヤマハの「モトバイク」をイロモノ扱いで登場させていたぐらいだよね?

それよりも、当時の自転車青少年を胸熱にさせた「輪行車」のことをまったく取り上げていないのはなぜなんだろう。
当時のサイクルスポーツ誌は、ちゃんと
「国鉄で輪行するためには、手回り品切符を買わなくてはならない」
「切符を買うためには、JCA(日本サイクリング協会)の会員証を提示しなくてはならない」
「JCAに入会するためには、5名以上のサイクリングクラブに入会しなくてはならない」
「輪行する際は自転車は輪行袋に入れなくてはならず、その材質は帆布製でなくてはならない」
ということを教えてくれていたではありませんか。

(当時の手回り品切符)

それから。
いろいろな人の「記憶に残る1台」を取り上げたりしているのですが、
それなら、あのサイスポ編集部が組み上げて主力機にした、ピンク色のランドナーをなぜ取り上げないのか?
 
あの1台、自分のランドナーのパーツ構成を考えるときにも参考にしたのに…。
ZUNOW KGYM STANDARD TOURING

その後の 1990ー2000年代、あんなに市場を席巻したダウンヒル系のMTBの話題が薄いのも不審。
たとえば、ディスクブレーキなんかはあのときヘイズとかが使われ始めたから普及したのであって、君たち最近はその件でおマンマ喰っているんじゃないのか~?

ああ、
ちょっとホッコリした話もしましょう。

BSのダイヤモンド・キャンピングやん。
ほら、オプション仕様でレイノルズ531も選べたあのシリーズですよね。
浅田さん、あれに乗っていたなんて。
「男はどれだけ荷物を自転車に積むかでその価値が決まっていた」
シビレますw

この対談記事に登場される、松本敦さん。
「<松>と走ろう」の<松>さんですよね!? うわー!
「67歳」…計算合う、合う!
 
ちょっとうれしかった…。けど。
 
そんなわけで、50周年記念号をちょっと楽しみにしていただけに、今回の落胆は本当に大きかったのです。

あ、まぁ仕方ないんじゃないかと思うんですよ。
ボクが読みたいような企画を載せても、その当時のスポンサーはとっくに消滅していたりするわけで、お金になりませんからね。
世の中お金です、お金。

ほら、かたや
老害好みな「ニューサイクリング」誌はとうに廃刊(休刊)、
かたやサイクルスポーツ誌はめでたく50周年を迎えられたのですから、
どちらの経営姿勢、編集方針が正しかったのかはもはや自明であります。

届きました。
が。
やっぱり、今後もサイクルスポーツ誌は、フロク目当ての場合を除き、お金を出して買うことはないんじゃないかな。

って、お金を出さないって言っているからには顧客ではないので、サイクルスポーツ誌におかれましては、このブログの主張などは一顧だにする必要はないのであります。
 
今後のますますのご発展を祈念いたしまして、結びとさせていただきます。

ではまた。








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2 件のコメント:

  1. 「エレエレナムメイリン
    精霊よ 我が盾となり給え」

    なんてマイナーな呪文は覚えてるんですが。
    いやあ、懐かしい。
    途中空きすぎてストーリーを追えなくなったのが心残りです。(終了)

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    1. 闇の公子 悪の長子と その王の名に於いて来たれ

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