2020年2月29日土曜日

「梅を観る会」はいいんですよね? 令和初の観梅。 梅開きポタリングを挙行であります。

ハロー皆様

我が背子に
見せむと思ひし梅の花
それとも見えず雪の降れれば
(巻8-1426)

今年も梅の花が咲きました。
ここ西宮市の梅の名所、甲東公民館の梅林です。
 
旧車 MTB、TREK 8000 でポタリングと行きましょう。

暖かい日和となって、甲東園の坂道を登ってきたらひと汗かきました。

やはり、こういう掲示が。

しばし忘れて、
梅を観ましょう。

我が園に
梅の花散るひさかたの
天より雪の流れ来るかも            
(巻5-822)


帰りは、少し寄り道。

仁川方面に坂を下ります。

ちょっとだけ、MTBっぽい光景www

山之井用水(取水口)

(動画)

そして、武庫川サイクリングロードを南下。
20km/h 前後でふわりふわり。

 まだ頑張っている菜の花。

青空との取り合わせは、やはり良いですね。

難波辺に
人の行ければ後れ居て
春菜採む児を見るがかなしさ
(巻8-1442)


ではまた。
 



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2020年2月27日木曜日

カンパニョロ Campagnolo のブレーキは効かないというのは本当なのか。峠の激下りで試す。インプレ?

ハロー皆様

いきなりですけれど。
世に蔓延する「インプレ」って、ファーストインプレッション。のことですよね。第一印象。

でもね。
自分はメディアやネットに登場する「インプレ」は、「参考」にすることはあっても「信用」はしていません。
(あくまでも自分の方針です)

今から、Campagnolo Chorus のブレーキを使った初日の感想を書きますが、

「んんー! 一口目から食材のうまみが口いっぱいに広がってめっちゃめちゃ香ばしいけど本来の味わいを邪魔してないー!」

とかいうおバカなグルメレポートのようになってしまっているのかどうか、皆様ご自身で見極めをお願いいたしますね(笑)

一応、伏線(?)はこちらです。
カンパニョロ Campagnolo のブレーキと言えば、あの問題ですよね!
カンパニョロ Campagnolo Chorus のブレーキをインストールするのだ!
後のブレーキのみ Campagnolo Chorus  BR15-CHDP に交換し、
前はシマノ ULTEGRA BR-6800 のまま、
ブレーキレバーは Campagnolo エルゴパワー EP15-CH1C
ホイールは Prime RP-28
です。

今回は後ブレーキのみのテストということですね!
フロントまで同時に替えて、本当に全然効かなかったらもとに戻すのが面倒なので。
という石橋を叩きましたwww

サドル、ペダルに体重を乗せずに後輪だけブレーキしてみると
シマノ ULTEGRA BR-6800 のときは、軽くレバーを引くとカツン、と効いてすぐにタイヤがロックしましたが、Campagnolo Chorus  BR15-CHDP ではまったくロックせずにスーッと進みます。
もちろん、レバーを握っていくとだんだん制動力が高まって、ある段階でロックします。

最初からかなりの差を見せてくれます。
これを、
ある人は「Campagnolo のブレーキは効かない」と言い、
ある人は「Campagnolo のブレーキはコントロール性が高い」と言うのか?
実際に走ってみて、もう一度考えてみましょう。

街中を走っているときは、路地からの飛び出しとかスマホ片手に前方ノールックな逆走自転車とかが出没しますから、ここはシマノのガツン系ブレーキが優勢な気がします。

ほぼ平坦な快走路を走っているときは、別にどっちでもいいですよね。
 
レースだと「コントロール性」が必要なのかも知れませんが(経験もないのでわからない)、自分が気にしているのは。

激下りでも大丈夫なのか?


ということです。
ブレーキ性能が気になる激下りというと、まずは
大野山の下り
に指を屈せねばなりますまい。
大野山(おおやさん)
過去の記事でも、毎回毎回「ここの下りは嫌い!」としつこく書いていますw

「ディスクブレーキだったら?」
と頭の隅をよぎるのは、ここだけです。

しかし、だからといって、最初から大野山でこのブレーキを試すほどの度胸はないのです。

さらに、今回の試走コースに、仏坂峠西側の下りが含まれていたのは、

うっかり忘れていた

ためであります。
ここは、激下り、かつ路面状況が悪いので、ブレーキレバーを握りっぱなしで下る感じになります。
短いですが、それだけにテストとしてはよいチョイスだったかも知れません。

では、動画をごらんください。
(動画)

路面が悪いのでスピートは出していません。
ブレーキングは下ハンを使わず、エルゴパワーのブラケットポジションからです。
 
大過なく下ることができました。
後だけ、というが大きいかと思いますが、特に不安はありません。
仏坂峠のあと、4つの峠を巡りましたが、何も困ったことはありませんでした。

今回の感想としては

全然OK!


です。
発見としては
スケルトン構造なので、その隙間に砂や泥なんかが入り込んで掃除がめんどくさい。
ということです。

ブレーキ性能についての今回の所感は

  • 普通の峠の下り( -5% ~ -8%ぐらい)を含む普通の道では、Campagnolo のブレーキにまったく不安を感じない。
  • コントロールしやすい、というのは事実のような気がする。
  • ただし、フロントも Campagnolo にした場合の激下り( -13%以上)での振る舞いは、まだ未知数

というところでしょうか。

それと、今回は
ブレーキキャリパーと、ブレーキシューの両方を同時に替えているので、厳密にはブレーキシューの使用感も混在している。ということには留意しておくべきでしょう。

LifeLine Performance カーボンロードブレーキインサート

このシューについてのユーザーレビューの中に
「シューが青いので、リムが青くなる」
というのがありましたが、
「それは神経質すぎるのでは…?}
と思っていました。

あれ?

なんか、うっすらと青いのがついてない?

ふむぅ。

ではまた。




LifeLine Performance カーボンロードブレーキインサート


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2020年2月25日火曜日

能勢五坂、里山サイクリングの愉悦。しかし「花粉旋風」が急襲。

ハロー皆様

いよいよ本番を迎えました。
スギ花粉であります。
さらに強風の予報。
 
こんな日は、外には出かけずに家でおとなしくしているに限ります。

が、出発。
Campagnolo Chorus のブレーキの試走もしてみなくてはならないのです。
ほどほどな下り坂を走ってみる必要があるでしょう。
 
そこで、「能勢五坂」へ。
能勢五坂。峠を5つ続けて登る。
プライベート能勢五坂

能勢の里山を堪能できる楽しいコースです。
あの峠がついに! 能勢五坂、復活の日。
暮坂峠が復活したので、また走れるようになりました。
(とはいえ、五坂のうち二坂は工事中もしくは通行止表記です…)

まずは
一庫ダムから(ゆき)
心なしか、花粉と黄砂で空がほんのり黄色い…?

野間の大ケヤキ。
大変な「花粉旋風」に見舞われております…。

(Campagnolo ブレーキ関係の話は別の記事にします。)

けやき資料館の前でDIY大会が開催されていました。

ありなし珈琲のベンチを作ってくれているようです。

では、「能勢五坂」に向かいます。

こんなコースであります。

1.仏坂峠

2.坂井峠

3.名月峠

4.逢坂峠

5.暮坂峠

暮坂VIEWにて完走を噛みしめる(笑)

(動画)

坂井峠の登り口まで戻って、業務連絡用写真。
ここの建設会社のタテカンは、常に「坂井峠」ではなく「阪井峠」表記です。

そういえば以前、頂上までほど近い坂の途中で
「お兄さん!」
と声を掛けてくれたレディがいらっしゃいました。
そしてまさかの坂井峠!
本日、お宅の表札を拝見したら阪井さんでした。
なにかの縁(エニシ)があるのかも知れません。

一庫ダムから(かえり)

能勢五坂はやっぱり楽しかった。
いまの注意点としては

  • 坂井峠は、2020/3月は1ヶ月間車両全面通行止めになるらしいです。
  • 逢坂峠は現在も車両通行止めです。

というあたりをご確認くださいませ。

今回のコースは


ではまた。






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2020年2月23日日曜日

祝!創刊50周年。それなのに「サイクルスポーツ」誌に絡んで無礼をはたらくというのか?

ハロー皆様

最近の「サイクルスポーツ」誌の表紙には
こんな表示がされています。

どうやら、まもなく創刊50周年を迎えられるようです。
おめでとうございます。
 
ですが、最近は自転車業界2大誌
・サイクルスポーツ
・バイシクルクラブ
を読んでも、さっぱり面白くありません…。
※個人としての感想です

Amazon Unlimited で配信されているので、毎号欠かさず律儀にダウンロードして目を通していますが、あんまり読むところがないのでそれぞれ10分ぐらいで終了してしまいます。

それというのも、内容の85%ぐらいは
  • 自転車やパーツや用品を購入して業界の振興に努めよう
  • カラダを鍛えてレースやイベントに参加し業界の振興に努めよう
  • 旅をしてお金を使い各地の観光産業やサービス業の振興に努めよう
  • 広告

から構成されていて、記事の最初の3行ぐらいを読んだらあとは内容の想像がついてしまうからです。
とはいえ、現代のメディアはほとんどが同じような目的で存在していて、これは自転車の世界に限ったことではありませんから、両誌を発行されている出版社を批判することはできません。

ま、そんなわけで、直近のサイクルスポーツ誌2020/04号の

を見ても

いまさらなにをゆーてまんの

と、そっとつぶやかざるを得ません。

こんなワタクシですが、サイクルスポーツ誌とのお付き合いはそれほど短いというわけではございません。

たぶん、
(これもサイクルスポーツ誌のサイトから借用した画像です)
1974/12月号が、初めて自分のお金で買った同誌と記憶します。
神社か仏閣の基壇に寝そべる表紙を覚えています。
おそらく、この後何年かは毎号買っていたのではないかと思います。
1975/4月号の、自転車を担いで階段を登る表紙も印象に残っています。
 
このブログを読んでくださる方の中に、どのぐらい記憶を共有いただける方がおいでかわかりませんが、
  • <松>と走ろう! → <ひろし>と走ろう!
  • 僕と私の旅日記
  • じゃんじゃん横丁

といった記事が思い出されます。

お恥ずかしい話ですが、なにぶん若気の至りでして、当時はサイクルスポーツ誌の記事を結構真に受けていたものです。
確か、何か投稿してみたこともあるような気が…(恥)

ま、その頃の逸話(?)は、また折をみて。

この時期、発行されていたもう一誌
「ニューサイクリング」は、もっとオトナな感じの雑誌でした。

手元に残っているこちらはかなり後、1995/11月号ですが、まだ「アルプス」の広告が載っています。
「クイックエース・スーパー」は憧れの一台でした。

さてその後

マウンテンバイクが日本における全盛期を迎えました。

末政美緒ちゃん(当寺18歳)が表紙のこの号が、まだ書棚にありました。
が、正直、このころはサイスポよりも

こんな雑誌のほうがクールな、そういう時代でありましたね。

と、まぁ、伝統のサイクルスポーツ誌に文句ばかり言っておりますが、この雑誌受難の時代、よくぞ50年を迎えるまで発行を続けてこられた。心からそう思います。

そういう意味からは、

Amazon Unlimited で流し読みしてるけど面白くねーよ。

などと、冒頭のような憎まれ口を聞く暇があったら、身銭を切って購入して応援するのが正しい姿勢ですよね。
 
よし。
とりあえず、創刊50周年記念号になるであろう 2020/5月号はペーパー版を購入しましょう!
 
ではまた。






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