2025年1月20日月曜日

【クロモリ】Panasonic フレーム FRCC34 ついに届く!

ハロー皆様

ついに。
ついに届きました。

Panasonic FRCC34
カラーは OS-PV。
ベーシックデザインです。
まだ保護材が巻かれているので、ロゴとかレタリングがどんな感じか、は見ていません。
ウワサ通り、フロントフォークは輪ゴムで固定されていましたw

ヘッド周り。明らかにムラサキ色に見えますね。

TANGE SEIKI

イタリアンカット・ラグ。
こういうのでいいんだよ。
(なんか青くない?)

フォーククラウンの工作を撮りたかったんです。

バック。キレイね!

期待以上の仕上がりだヮ♡

ラグにメッキしなくてかえってよかったと思うのです。

BB付近。わぁ こんなチェーンステーブリッジだったんや!

そこで裏も。

エンドも撮ってみたんだけどピントも露出も合わなかった Yo!

シフトアウター受け どうなってるのかと思ってたんですけど、クリックで段階調節する仕様でした。ふぅむ。

OS-PV というカラー。
Aurora の「パープル x ブルー」です。
自分も、どんな色なのかアチコチの web サイトでいろいろな人のを探し回りました。
PC画面ではありますが、どなたかの参考になりましたら幸い。
今のところ、地味め(渋め)に見えていますが、組み上がったらまた印象が変わるかもです。

クランクをシルバーのシマノ105(5800系)で組むか ULTEGRA(6800系)で組むか迷いましたが、最初は 5800 で行きます。しっくり来なかったら 6800 に組み替える。

いつもなら、自分で組み上げるところでありますが、組み方のベンチマーク的なことにも期待して、今回は自転車屋さんに組立をお願いすることにしました。
(自転車屋さんにフレームから組んでもらうのって、なんと50年ぶりですよ! WOW!)

大半のパーツを Cinelli Experience から生体移植するので、預けてきました。
Experience ちゃんも買ってから10年。別の余生を送ってもらえるよう、いろいろ考えております。

うん。結構ワクワクしてきました。
組み上がりが楽しみ。

ではまた。

 CrMo WARS < Roadbike Saga >
  1. Episode XIII "A NEW HOPE" 新たなる希望
  2. Episode XIV "PANASONIC STRIKES BACK" パナモリの逆襲 
  3. Episode XV "RETURN of the SHIMANO" シマノの復讐
  4. Panasonic <POS> フレーム FRCC34 ついに届く!
  5. 組み上がりました Panasonic <POS> パナモリ発進せよ。
  6. Panasonic POS FRCC34 お披露目 フレーム編
  7. Panasonic POS FRCC34 お披露目 パーツアセンブル編 

坂道コレクション KANSAI

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2025年1月18日土曜日

【懐古】日米富士自転車の巻

ハロー皆様

今回は日米富士自転車の資料を見てまいりましょう。

まず「日米富士自転車株式会社」の社名の確認から。

このカタログは、スポーツ車の「カセット」シリーズと「フェザー」シリーズが掲載されているものです。
阿佐ヶ谷の「フレンド商会」は、ある時突然「今日からはバイシクルプロショップ・フレンドとお呼び!」 と言い出して自転車青少年を困惑させましたが、いつの間にかもとに戻ったようです。

「カセット」シリーズは、「輪行しなければサイクリングではない!」と業界を挙げて煽り立てていた時代に咲いた徒花。
最近の「グラベル」とか「パッキング&キャンプ」みたいなものです。ね、サイスポさん?
ランドナーで輪行することが必須だったので、フロントキャリアとかドロヨケを外さなくてもフロントフォークを抜いたら一発だよね。勢力(神田のアルプスさんが始めました)の一味です。
ハンドルステムと同じように、フォークコラムの固定も斜めウスにしたら、引き上げボルト一本で固定できるじゃん?簡単じゃん? という設計。
冷静に考えたら…。ねぇ。

でもまぁ、マイクロアジャスタヘッド小物をバラして抜くのもそれはそれで問題だし、クイックレバーでコラムを締め付けて固定するのも問題ありそうだし。
そもそも、フォークなんてそんなに気軽に抜くものじゃないんでしょうね。
まぁボクもフォーク抜き輪行派でしたけど。

このカタログで正統派のサイクリストの選択の対象になりうるのはこの2車種。
サンツアー+スギノ系で組まれていてリーズナブルでした。
中学生の頃、26インチランドナーの CE10 がかなり欲しかったです。
値上げの際に手書きで修正を書き込んでいるところからも伺われます。
当時、「外税」「内税」とかは関係なかったですw
今見ると27インチスポルティーフ、ピンク色の CE27 の方がセクシーですね。

こちらは別バージョンの総合カタログ。
メーカーのカタログなのに、一部の機種だけ「特選車種」と書かれているのはいったい。

この改札の駅は「みつみねぐち」です。秩父だぁ。

そんなわけで、「カセットシリーズ」発売後は、仁義なき
「ウチはもっと簡単にフォークが抜けます!」戦争の火蓋が切られたのです。
この話の続きはゼブラケンコーの「アルピナ」の回にでも。

その後。

これはネットで拾ってきた画像ですが(すみません)
社名表記が「フジサイクル」になっています。

重装備化したみたいですね。これじゃキャンピングじゃん。
いよいよ、カセット仕様のヘッドの固定が心配になってきますね。

2025年1月17日金曜日

【懐古】サンツアー 8.8.8.前田工業の巻

ハロー皆様

今回は、自転車パーツの栄枯盛衰というと必ず語られる SunTour サンツアーのお話。


皆さんが「サンツアー」と聞いて思い出すのって、MTB のパーツだったり "Superb" だったりして、それぞれのロゴを想起するのだと思います。
自分にとっては、ここに掲げたロゴが「サンツアー」です。
時代。

まず、製品に添付されていた取扱説明書。

リヤディレーラー。
軽合金のVシリーズ。
ランドナー派なので、主に V-GTを使っていました。
ここにはV,V-T,V-GTと記載されていてそれが正式な製品名であるようなのですが、当時実際には「VラックスGT」とか「VGTラックス」と呼ばれていました。
上掲の取説の製品画像を目を凝らしてみると "SUNTOUR V-GT LUXE" と刻印されていますよね。
そう、もちろんスラントパンタです。
当時のシマノはまだパテントの関係で使えず、CLANE とかは「サーボパンタ」と言っていました。Bテンションスプリングがあることをそう呼称していたわけです。
サンプレックスなんかもおんなじだったんですけどね。

フロントディレーラー。
スパート、コンペV、SLの3機種がありました。
すべてトップノーマル。
昨今はローノーマルばかりですよね。
トップノーマル/ローノーマルの違い、わかるでしょうか?
シマノさんのXTRとかでRDがローノーマルだったことがありましたよね。
そして、自分が使っていた「SL」は、チェーンガイドプレートが軽合金でした。
Campagnolo Chorus の FD のガイドプレートがアルミ製でしたが、それ以外では見たことがない気がします。

続いて製品カタログ。上掲の時代より遡って

1972年版。
日本語が一切書かれていないので、おそらく海外向けのカタログなのではないかと考えます。
「8.8.8.」が前田工業を示します。
ちなみに島野さんは「3.3.3.」でした。

製品一覧。
クランクとかブレーキとかはないのか? って。
むろん、そんなものは作っていなかったのです前田工業さんは。

リヤディレーラーから
VとV-GTだけが軽合金(V-Tはまだありません)。
「オーナー」とか懐かしいですねぇ。

そしてスキッター。赤いボルトカバーがチャーミングだったなぁ。カタログの写真が白黒で残念。
左下は「スラントパンタ」の説明。
This epoch-making mechanism is patented in Japan, U.S.A. and European countries. と書かれております。

フリーホイール
4速以上がボスタイプ、3速以下はフラッシュタイプみたいですね。
フラッシュタイプが何かわからない? そうかぁ…
左ページ右上の PROCOMPE が高級品で金色。
「パーフェクト」とかいう名前はまだなかったのかな。国内専用の名称だったのかな。

シフトレバー。
この頃は皆さん大好き「パワーシフト」機構はまだサムシフターだけに使われているようですね。
パワーシフトではなく "MIGHTY SHIFT" だったようです。商標の問題かも。
バーエンドコントロールが存在していたことに感動。

その他アクセサリー
フレームのエンドも作っていたんですね。これは知らなかった。
ストレート・ドロップアウトエンドはまだ登場していなかった時期。

そして、ここ重要です。
前田工業は「サンツアー」ブランドの自転車部品ばかり作っていたわけではありません。
本業は機械部品でありました。

ではまた。


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2025年1月12日日曜日

【懐古】1979年 東京-静岡 ランドナーの旅

ハロー皆様

1979年にランドナーで東京から静岡まで旅した時の写真が発見されました。

せっかくなので記事にしてみます。
当時も相変わらず一人旅でした。

乗っていたランドナーは ZUNOW KGYM STANDARD TOURING です。
このときはおそらく最終仕様だったと思います。

杉並区あたりを出発して、大垂水峠。
そういえば、このランドナーで高尾山にも登ったのを思い出しました。
MTBかよ。

猿橋。
右端に、知らない誰かの当時っぽいキャンピング仕様車が映り込んでいます。

おそらく河口湖。

河口湖大橋は 10円で渡れたようです。

おそらく西湖あたり。

たぶん精進湖。

これは確実に本栖湖。

白糸の滝かな?

間違いなく音止の滝。

写真はすべて当時のプリントをスキャンしたものです。
言うまでもなく、スマートフォンはおろか携帯電話もない時代。
といって OM-2 を持っていったとは思えないのですが、いったいどんなカメラで撮ったんだろう?

ではまた。


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