2025年1月27日月曜日

【クロモリ】組み上がりました。 Panasonic パナモリ発進せよ。

ハロー皆様


いよいよ、Panasonic のクロモリロードバイク FRCC34 が自転車の形に。

Cinelli Experience のパーツを移植してもらうことになっているので、任意同行を求め、身柄を引き渡しました。
今までありがとう。

組立作業中、お店からご連絡をいただきました。

「シマノ ST-5800 のブラケット ヒビが入っていますよ。」


適切に処置していただくようにお願いしました。

数日後。お店から
「できたよー」
と電話をいただきました。

ここでお店紹介。
伊丹市の BICICLETTA DI MARU さんです。

店主の丸山さんと記念撮影。
ですがオッサンたち二人の肖像は潔くカットですw

誠実な対応をいただきましてありがとうございました。
「気持ちの良いお取引ができました。機会がありましたらまたよろしくお願いいたします」

武庫川サイクリングロードの北端、末広中央公園の定点にて。

黄金の Panasonic ロゴ

そして
Cinelli Experience さんは、阪急電車で護送され

フレームだけになって無言の帰宅をされました。

でも、続編が作られそうな匂わせが行われているかも知れません。

購入編、以上です。

組み上がった自転車については、別の記事でご報告したく思います。


ではまた。

2025年1月23日木曜日

【懐古】片倉自転車 シルク号の巻

ハロー皆様

東京オリンピックと言えば片倉シルクのロードレーサー。

最高級マシン R2-X
今見てもカッコいい。
パーツは「ジュラエース」。
ええ、当時は「コンポーネント」なんていう軟派な言葉は使わなかったのです。

輪行ランドナー。
クロモリ・ラグレスの PR10-4D。競合メーカーより1万円ぐらい高めの価格設定で大人の魅力(フィーリング)。
下位モデルの PR10-4 はハイテン鋼フレームで1万円安。

シルクと言えば印象深いキャンピング。
キャンピングと言えばクロスドシートフレーム。
GT のトリプルダイヤモンドとかはこれと同じだよね。とかねてより思っています。
このシルクキャンピング、改めて見るとフレームはハイテン、そして鉄リム(!)
ブリヂストンのダイヤモンドキャンピングのリヤディレーラーが鉄のアルビーで「おお!」と思いましたが、リムが鉄というのは質実剛健すぎる?
車両総重量 17kg(バッグは含まず)だそうです。むむぅ。

ではまた。

2025年1月20日月曜日

【クロモリ】Panasonic フレーム FRCC34 ついに届く!

ハロー皆様

ついに。
ついに届きました。

Panasonic FRCC34
カラーは OS-PV。
ベーシックデザインです。
まだ保護材が巻かれているので、ロゴとかレタリングがどんな感じか、は見ていません。
ウワサ通り、フロントフォークは輪ゴムで固定されていましたw

ヘッド周り。明らかにムラサキ色に見えますね。

TANGE SEIKI

イタリアンカット・ラグ。
こういうのでいいんだよ。
(なんか青くない?)

フォーククラウンの工作を撮りたかったんです。

バック。キレイね!

期待以上の仕上がりだヮ♡

ラグにメッキしなくてかえってよかったと思うのです。

BB付近。わぁ こんなチェーンステーブリッジだったんや!

そこで裏も。

エンドも撮ってみたんだけどピントも露出も合わなかった Yo!

シフトアウター受け どうなってるのかと思ってたんですけど、クリックで段階調節する仕様でした。ふぅむ。

OS-PV というカラー。
Aurora の「パープル x ブルー」です。
自分も、どんな色なのかアチコチの web サイトでいろいろな人のを探し回りました。
PC画面ではありますが、どなたかの参考になりましたら幸い。
今のところ、地味め(渋め)に見えていますが、組み上がったらまた印象が変わるかもです。

クランクをシルバーのシマノ105(5800系)で組むか ULTEGRA(6800系)で組むか迷いましたが、最初は 5800 で行きます。しっくり来なかったら 6800 に組み替える。

いつもなら、自分で組み上げるところでありますが、組み方のベンチマーク的なことにも期待して、今回は自転車屋さんに組立をお願いすることにしました。
(自転車屋さんにフレームから組んでもらうのって、なんと50年ぶりですよ! WOW!)

大半のパーツを Cinelli Experience から生体移植するので、預けてきました。
Experience ちゃんも買ってから10年。別の余生を送ってもらえるよう、いろいろ考えております。

うん。結構ワクワクしてきました。
組み上がりが楽しみ。

ではまた。

 CrMo WARS < Roadbike Saga >
  1. Episode XIII "A NEW HOPE" 新たなる希望
  2. Episode XIV "PANASONIC STRIKES BACK" パナモリの逆襲 
  3. Episode XV "RETURN of the SHIMANO" シマノの復讐
  4. Panasonic <POS> フレーム FRCC34 ついに届く!
  5. 組み上がりました Panasonic <POS> パナモリ発進せよ。
  6. Panasonic POS FRCC34 お披露目 フレーム編
  7. Panasonic POS FRCC34 お披露目 パーツアセンブル編 

坂道コレクション KANSAI

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2025年1月18日土曜日

【懐古】日米富士自転車の巻

ハロー皆様

今回は日米富士自転車の資料を見てまいりましょう。

まず「日米富士自転車株式会社」の社名の確認から。

このカタログは、スポーツ車の「カセット」シリーズと「フェザー」シリーズが掲載されているものです。
阿佐ヶ谷の「フレンド商会」は、ある時突然「今日からはバイシクルプロショップ・フレンドとお呼び!」 と言い出して自転車青少年を困惑させましたが、いつの間にかもとに戻ったようです。

「カセット」シリーズは、「輪行しなければサイクリングではない!」と業界を挙げて煽り立てていた時代に咲いた徒花。
最近の「グラベル」とか「パッキング&キャンプ」みたいなものです。ね、サイスポさん?
ランドナーで輪行することが必須だったので、フロントキャリアとかドロヨケを外さなくてもフロントフォークを抜いたら一発だよね。勢力(神田のアルプスさんが始めました)の一味です。
ハンドルステムと同じように、フォークコラムの固定も斜めウスにしたら、引き上げボルト一本で固定できるじゃん?簡単じゃん? という設計。
冷静に考えたら…。ねぇ。

でもまぁ、マイクロアジャスタヘッド小物をバラして抜くのもそれはそれで問題だし、クイックレバーでコラムを締め付けて固定するのも問題ありそうだし。
そもそも、フォークなんてそんなに気軽に抜くものじゃないんでしょうね。
まぁボクもフォーク抜き輪行派でしたけど。

このカタログで正統派のサイクリストの選択の対象になりうるのはこの2車種。
サンツアー+スギノ系で組まれていてリーズナブルでした。
中学生の頃、26インチランドナーの CE10 がかなり欲しかったです。
値上げの際に手書きで修正を書き込んでいるところからも伺われます。
当時、「外税」「内税」とかは関係なかったですw
今見ると27インチスポルティーフ、ピンク色の CE27 の方がセクシーですね。

こちらは別バージョンの総合カタログ。
メーカーのカタログなのに、一部の機種だけ「特選車種」と書かれているのはいったい。

この改札の駅は「みつみねぐち」です。秩父だぁ。

そんなわけで、「カセットシリーズ」発売後は、仁義なき
「ウチはもっと簡単にフォークが抜けます!」戦争の火蓋が切られたのです。
この話の続きはゼブラケンコーの「アルピナ」の回にでも。

その後。

これはネットで拾ってきた画像ですが(すみません)
社名表記が「フジサイクル」になっています。

重装備化したみたいですね。これじゃキャンピングじゃん。
いよいよ、カセット仕様のヘッドの固定が心配になってきますね。