正確には「ユーロヴェロ9000キロ ミニ」です。
初回放送日:2024年8月22日の番組の再放送が、知らないうちに録画されていたのを観て詠める。
職人による独特の技をお探しですか?トレド (カスティーリャ・ラ・マンチャ州) を訪れると、金と銀の糸と板を鋼や鉄にはめ込んで絵を描く手法である象嵌の作品に出会うことができます。逆に、グラナダ (アンダルシア州) へと向かえば、モサラベの時代に発展した、木材に星や他の形を埋め込んで作る木象嵌細工を愛でることができます。
だそうです。
唐草模様のコンチネンタルカットラグメッキ仕様に芸術的装飾加工…
とかかな?
…なはずはないので、視聴してみました。
観てみると、今回は Sevilla スタートです。GravelBike を選択しています。
コースの路面状況に合わせてでしょう。NHK もハヤりを意識しているのかも知れません
。
(たぶんこれやな。Cannondale Topstone 2)Eurovelo でもそんな路面。日本国内との GravelBike の立ち位置の違いを感じますね。
どうやら、リヤディレーラーのトラブルが発生。
トップに入ったままビクともしない模様。
「Di2のバッテリーか、配線じゃないの?」と思いましたが、ワイヤー引きのようです。
それで「どうにもならない」とは、いったいどんなトラブルなのか?
というか、NHKの自転車旅の番組で「どうにもならない」はどうなのか。
「にっぽん縦断こころ旅」だったらミズさんがどうにかしてくれそうなのに。
で、自転車店へ。
なんと。
シフトケーブルを固定するボルトの脱落でした。
そうね。そのパーツの予備を携帯はしてないですよね。
脱落する前にシフトのときに前兆に気づかなかったのか?という疑念も残りますが、このトラブルをパッと見て原因がわからず「どうにもならない」と思う知識レベルの方にそれを求めるのも難しそう。
自分ならばどうしたか? ですか。
たぶん、犠牲にしていいパーツ(できればボトルケージダポとか)のネジを転用できないか試してみるかな…
ところが、このボルトの「予備を携帯」(在庫)していなかったのは自転車屋さんも同様でした。
どうする?
長いボルトならあるので、切ればいいよね。金ノコがうなる!
ワイルドだろ?
無事修復。
ボルトさえあれば簡単ですよね。
でも、NHKさんにはこれが「職人芸」に見えた。
確かに、工賃に値するプロフェッショナルの仕事と評価して良いと思います。
ROTOR も使ってあげてください。
さて。
シマノ様およびシマノファンの皆様。
「GRX壊れる」は不適切な表現だろ! 壊れたのではなくて整備不良だろ!
おっしゃる通りかと存じます。
が、こういうときエンドユーザは「何もしていないのに壊れた」と思う。
そういうものなのでございます。
アキラ氏も「スペイン中探し回ってやっと買った自転車だけに超悔しい」
アキラ氏も「スペイン中探し回ってやっと買った自転車だけに超悔しい」
と言うてはりました。
さて、このネジですが
シマノであれば Amazon.JP で手軽に買えて、FBA であっという間に届く。
さて、このネジですが
シマノさんの資料だとこの [4] のネジです。
このスモールパーツNoで簡単に調達できます。
こういうところはさすがシマノさんですね。
いや、Campagnolo でも同じなのですが
シマノであれば Amazon.JP で手軽に買えて、FBA であっという間に届く。
という連携プレーは素晴らしいと申し上げざるを得ないですね。
「モノタロウで同じようなネジがもっと安く買えるのでは」
などというのは、別次元の議論かと存じます。
ロジスティクスを含むバリューチェーンを通じて、どのような顧客満足を与えられるか。ということが機能であり性能である。
という感じ?
以上、最後はシマノさんを持ち上げるコタツ記事にまとめてみました。
いかがでしたか?
ではまた。