2016年11月8日火曜日

新マシン爆誕!の巻(1)鳴動編

ハロー皆様
 
雑誌とか、ブログとか、いろいろな情報を読んでいると、ロードバイクの正しい
買い方・選び方がいろいろ書かれていますよね。
 
雑誌だと、まずは
「サイクルショップでアドバイスをしてもらいながら買おう!」
ということになりますが、これは置いておいても
 
「自分の目的や、乗り方にあった自転車を買おう!」

これは異論のないところでありましょう。
 
貧脚 ゆったりサイクリストには、振動吸収性に優れたエンデュランスモデルが向いているに違いありません。
 
さて、こちらに見えるフレームは
 
Cinelli の Strato Faster です。 同社のセカンドグレード(Laser除く)で、国内正価
38万円もします。 とても買えません。
 
そして、メーカーや代理店の謳い文句は
よりクイックに、より硬く、より速く! 
ストラートが完全に生まれ変わりました。新しいジオメトリは、オリンピックディスタンスのトライアスロン、クリテリウムなどに向いています。シートステイとチェーンステイがカーボンで一体化されたパーツでつながるCSS(Continuous Stiff Concept)で、リア三角の構造強度を最大限に高めています。BB付近は内部をアルミで強化しており、横方向の剛性を高めています。リアステイはホイールベースを短くするために再設計され、フォークとシートチューブを1度起こして、BBを数ミリ高くし、バイクの反応性を向上させるジオメトリです。クリテリウムなどで一番大切な、反応性と加速性を重視しています。急カーブでもいつでもペダルを回しスピードアップできるバイクです。
数少ないインプレ記事も、だいたいこのセンです。
 
つまり

カッチカチに固くて短距離をギンギンに走るためのバイクだぜ!

っていうことです。
 
僕のような貧脚安穏サイクリストは決して買ってはならないフレームだということが
わかります。
だいたい、こんな値段 手が届かないし。
 
しかるに
これならどうでしょうか。
 
国内定価38万円の商品。
 
いったんは、某サイトでこう書かれました。
チネリのロード用フレームStrato FasterがCEXに入荷していきなり激安。日本の定価40万円くらいのところ189,999円と半額以下に

それが更に下がって149,999円(税別・送料別)です。

 
悩みました。
 
自分(天使):「明らかに自分に向いていないフレーム。いくら値引きされていたって、
買ってはダメ。だいたい、15万円のフレームとしたって自分にはモッタイない。」
 
自分(悪魔):「いやいや。雑誌のインプレなんて、鵜呑みにするヒトはいないでしょう。
それ以上に、自分のようなトーシローにはフレームの性格の差なんてわからないに決まってる。
このチャンスを見逃したら後々まで後悔するぜ」
 
しばらく前のアフラックのCMのような状態に(笑)
 
ああ、どうしよう… 
どうしたらいいのかわからない。

カッコイイ…
  
 
 
 
 
 
・ ・ ・
 
 

これは何かニャ?

 
 
 
あれ?
 

 
 
…つづく。



Cinelli StratoFaster 「新マシン爆誕!」シリーズ


プロローグ



新マシン爆誕!


  1. 鳴動編
  2. 出産準備編
  3. 疾きこと風の如く、あるいはシュトルム・ウント・ドランク 
  4. 炉辺談話
  5. 叩けよ、さらば開かれん 
  6. 熟田津に船乗りせむと
  7. そして今日も荷物は届く 
  8. 悠久の時の流れの中で 
  9. ああ 日本のどこかに部品を待ってる 人がいる
  10. 秋天曠野行人絶、馬首東來知是誰 
  11. 奥さん、これが組み立ての段取り Madamina, il catalogo è questo 
  12. ロードバイクの組み立ては 初めちょろちょろ中ぱっぱ 
  13. そして、神話は不滅となった。 
  14. 感動の最終回 

エピローグ



4 件のコメント:

  1. な…んですと!?(゚Д゚)

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    1. ↑あれ?名前が出ない?(*_*;
      失礼しました。
      ぐぐたすから来ました緑のSpecialized乗りです。

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    2. なかなか自転車の形にならない、凸凹ストーリーのはじまりですよ…

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  2. 楽しみに読んでますよー(・∀・)
    なんせ自らのブレーキ交換ひとつ躊躇う初心者なので参考になります(笑)

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